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ご回答お願い申し上げます

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有り難し有り難し 39

お坊様の各皆様、先日はお悩みに御返答くださり大変遅れながら御礼申し上げます。このたびもまたお悩みを質問させていただきます。ご返答いただけると幸いでございます。

①前回のお悩みでもお話しましたが、私は発達障碍と診断された未だに無職の中年男です。もう転職活動中から無職になって約3年になります。働く気はあるニートです。応募しても正社員・契約社員採用の面接どころかアルバイトの面接ですら「お祈り文」(不採用通知)ばかりでやる気もなくなり生きる気もなくなりました。ですが(何を間違ったのか)せっかく生まれて生かされてる命ですので自殺はしたくありませんし、自殺する勇気もない小心者です。

そこでお悩みですが、まずニートでも堂々と生きていていいのでしょうか・・・?そもそも人は(特に私の場合は)何のために生まれて、神様や仏様は私に何をさせたくてこの世に誕生させたのでしょうか・・・?また、「仕事」が「人のお役にたつ事、事に仕える」ことであるならば、応募する側はどの様な心構えで転職活動に臨めば採用、内定に至るかをお坊様各様のご意見を是非お聞かせ願いたいです。

②発達障碍と診断される前は1人暮らしをしておりました。転職活動に失敗し借りていた部屋も貯金も趣味のクルマやバイクも手放し、全てを失って親兄弟の住む部屋に戻って来ました。転職活動の不採用続きで気持ちが滅入ってしまって、現在、引き籠もりです。
 居住地は東京23区内ではありますが田舎で、最寄駅まで歩くと25分、バスでも15分かかる区内の端っこのマンションです。面接に行くにも病院に行くにも、どこに行くにも最寄駅まで行くのが億劫で今は外出する気にもなれません。1人暮らししていた場所は最寄駅から遠い場所でしたが、まだ楽しく外に出られてました。
 居住地から最寄駅まで歩いているイメージをしたり、バスに乗ってるイメージをしたり、家のドアに鍵をかけるイメージをするだけで億劫になったり、気分が悪くなったりして外出できなくなります。お悩みは居住地の方位が合わないのか、私がわがままで贅沢を言ってるだけなのでしょうか・・・?
 お坊様各皆様が外出時に気持ちを前向きにするのにしていることや私の現状での心構えのコツのようなものがあれば教えを授けていただきたいと存じます。

 読みづらい長文となってしましましたが、何卒お願い申し上げます。 
 
 


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

人の評価に生きない 自己DISりワードに支配されるな

ある人が「その状態がその人なりの100点」という状態で、他人から根拠もなく何か悪い病名をつけられたり、「あなたはダメだ」「あなたはこのままでは良くない」と何の根拠もなく「悪い評価」を受けたとします。
すると多くの人は、❝今まで何の問題もなかったのに❞その人なりの100点の状態で生きていたのにもかかわらず!まったく無問題だったのに!(゜o゜)
他人の評価によって心がグラつきます。(/_;)ワタシハダメナンダ
他者から悪い評価を受けたために(ただその言葉がその人の口から発せられただけなのに)、
「自分はダメなんだ」と自分自身で悪く思うのです。
その自分自身で自分を悪くDISる行為そのものに注目してみましょう。
これを「自己DISり」と称します。
だとすれば、それは他人の言葉や評価に「騙されただけ」なのです。
他人の暗示に引っかかってしまっただけなのです。
世間にはこういうものの道理を知らない人や、心の弱い人をつかまえては、その人の自信をなくすような全否定発言をして「大丈夫。私が治してあげる。」「この薬を飲めば治ります。」というスタンスで「治療名目」で薬を与えるものの「治ったよ」と言われた結果が元々の状態と全く変わらない「その状態がその人なりの100点」という状態でしかないのに「治った」ということにする治療という行為にまるで値しないものがあるという事をまず知っておくと良いでしょう。

ニートという言葉を忘れましょう。自分を評価する言葉はネガティブなイメージを持つ言葉で評価しないことです。
自分で自分をニートとか言わんことです。
事実の世界、実相の世界は言葉を離れたありようです。
それが仏法です。
言葉に支配されず、言葉を活用し得る人間になってください。

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有り難し
おきもち

「ご縁を楽しむ」

あっちゃん様

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。

ハンデをお抱えの中で、なかなか思うように就労できずにつらい思いをされておられるようですね・・

転職される前は働いておられた経験がおありのようですが、一度、行政の就労支援サービスを利用されてみられるというのはどうでしょうか。

東京でしたら、東京しごとセンターにて相談ができるようです。

http://www.tokyoshigoto.jp/

あるいは、就職へ向けた職業訓練を受けられることで、技能を何か身につけられて、それで、就職を有利にするのも。

職業能力開発
https://www.hataraku.metro.tokyo.jp/school/

また、ハンデをお抱えのことを考慮致しまして、もしか致しますと不本意であるかもしれませんが、働く感覚だけでも取り戻す意味で、福祉サービスとしての障がい者就労支援を利用されて、就労継続支援事業所で働いて、ワンクッションおかれてから、本格的な就労を目指されるということも。

外へ出る上で、気持ちを前向きにしたりする心構えについてですが、もちろん、色々な不安があるのは同じです。同じですが、最近は「ご縁を楽しむ」という気持ちを持っております。

一説によると、人生80年として、人が一生で出会う人の数は、

何らかの接点を持つ人 30,000人
同じ学校や職場、近所の人  3,000人
親しく会話を持つ人 300人
友人と呼べる人 30人
親友と呼べる人 3人

と言われています。そして、それを世界人口72億人から考えると・・

何らかの接点を持つ人と出会う確率 24万分の1
同じ学校や職場、近所の人と出会う確率 240万分の1
親しく会話を持つ人と出会う確率 2千400万分の1
友人と呼べる人と出会う確率 2億4000万分の1
親友と呼べる人と出会う確率 24億分の1

となるようです。

まさに一期一会。出会う先でのご縁を大切にしながら人生を有意義に過ごして参りたいものとなります。明日はどんなご縁が待っているかな・・と、少し楽しみにして頂けましたら。

川口英俊 合掌

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おきもち

Eishun Kawaguchi
最新の仏教論考はこちらでご覧頂くことができますが、公開、非公開は随時に判断...
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質問者からのお礼

回答してくださったお坊様各皆様、ご教授くださりありがとうございました。
またご質問させていただきます。ご回答くだされば幸いでございます。
宜しくお願い申し上げます。

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