自分に絶望し生きる希望を失ってしまいました。
初めてこちらにご相談をさせて頂きます。宜しくお願い致します。
ご相談をさせて頂くのは自身のことについてです。
現在私は妻と子供2人と暮らしております。
私は現在の妻と結婚前にギャンブルにて借金を約250万程作り、債務整理をして人生をやり直すという手段をとりました。
その際、もちろん妻には協力をしてもらいもう二度と借金はしないという前提のもと、そこから約5年間(今から約4年前)かけ、債務を完済し、現在まで暮らしてきました。
そして現在私はまたギャンブルにて妻に内緒で借金を背負い、それが現在約80万程に膨れ上がってしまいました。
そもそも私がギャンブルにはまるきっかけになったのがパチンコ屋にてアルバイトをするようになった頃からです。(今から約13年前)
手前味噌ではありますが、私はパチンコに出会う前まではスポーツ万能で学業もそこそこの成績を収めており、少しずぼらなところはありましたが何事にも責任感と正義感が強く、どちらかというと努力家であったと自負しております。
それがパチンコに出会ってからというもの、徐々に生活が怠惰になり、やらなければならないことも後回しにし、人に嘘をつくようになり、ついには借金を繰り返し行うようになって、上記のように債務整理を行うことに至りました。
その当時はものすごく自分のしたことを後悔し、さらにたくさんの人に迷惑をかけたことを償おうと、昔の自分のような人間に戻るべくもう二度とこういった過ちは犯すまいと心に決めておりました。
しかしそんな決心も長くは続かず、お金が入ればパチンコ店に通い、勤務中に仕事そっちのけでそれに没頭することもしばしば。
状態は悪化の一途をたどりました。
そして現在に至ります。
私は今、もうすでに自分は変われないと自分に対して絶望感に打ちひしがれ、仮に借金のことを妻に話して完済できたとしてもまた同じ状態になってどうせ自分は同じ状況になるのだから、と感じております。
変わるというよりも自分は元々こういった人間だったのだろうとも思っています。
そしてこれ以上大事な家族を悲しませることはしたくないので妻とは離婚をし、今後の私に関わるすべての人に迷惑をかけないためにこの世から去ろうかと思っています。
最後にこのサイトを見つけ、お聞きしたいです。
私は変われますでしょうか。どうしたら変われますか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
父親としてやるべきこと
誰でも失敗はします。
どん底に落ちることもあります。
それを繰り返してしまうこともあります。
しかし、大切なことは再び立ち上がることです。
父親は子供に背中で語ると言います。
あなたのお子さんはあなたの背中を見て育つのです。
あなたが再び立ち上がる背中を見れば、もし将来お子さんがどん底に落ちた時も、あなたの事を思い出し、父親のように立ち上がろうとするでしょう。
もしあなたが離婚して自死する背中を見せれば、将来お子さんがどん底に落ちた時、あなたと同じ選択をするでしょう。
あなたが父親としてやるべきこと、それを間違えてはいけません。
立ち上がってください。
パチンコなんかに負けないでください。
自分の弱い心に負けないでください。
何度も何度も立ち上がる背中をお子さんに見せつけてあげてください。
追記
希望が見えてよかったです。
頑張ってください!
私達も応援してます!
早めに病院への受診を
まりょりすた様
川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。
重度のギャンブル依存症は、精神病とされますが、ある意味では脳の機能障害であるとも言われています。
自制の効かなくなった脳の働き(回路)を元に戻すことが必要となります。
もはや、貴方のせいではなく、脳の働きのせいになっていることが考えられます。
そのためには、やはり適切な治療が必要となります。
そこまで自覚されておられるのでしたら、話は早いはずです。
まずは、この際、離婚、希死念慮などは脇にどけておいて、とにかくギャンブル依存症の治療を専門的に行っている病院を受診されてみて下さい。
川口英俊 合掌
質問者からのお礼
川口英俊様
早々にご返信頂き誠に有難うございます。
川口様のおっしゃる通りだと思います。
お忙しい中有難うございました。
圓常寺
聖章様
ご返信頂き誠に有難うございます。
ご回答を拝見させて頂いている最中、子供の姿が目に浮かび
思わず涙を流してしまいました。
私は素晴らしい妻、子供に囲まれて生活しております。
傍目で見ればとても幸せそうな家族に見えるだろうと思います。
だからこそ、自分のダメさ加減に嫌気がさし、これ以上私の愚行により愛する妻、子供が悲しい顔、怒る顔、つらそうな顔になるのを見るのが耐え難く、こわいです。
そしてそこまで心で感じているにもかかわらず、今の自分を変えられない自分を心底憎んでいます。
今はまだ自分に立ち向かう勇気と力が湧いてきていないのは事実ですが、これを最後のチャンスと捉え、自分を奮い立たせようと足掻いてみます。
自信はありませんがそれがまさに父親としてやるべきことかもしれません。
お忙しい中、親身にご対応いただき有難うございます。
川口英俊様
聖章様
先日ご回答を頂いたものです。
その節はありがたいお言葉誠に有難うございました。
その後色々と自分の中でもう一度よく考え、やり直しの道を探りまして、弊社社長に洗いざらいすべてを話したところ、借金に関しては会社にて肩代わりしてもらうことにて落着き、そして自分の症状については病院を受診する事により、再生の道へ向かうことになりました。
ここに自分の気持ちを吐露する前は本当に自分の人生に見切りをつけるつもりであったため、今このように書いている自分がまるで嘘のように感じます。
本当に有難うございました。
まだ、元の自分を取り戻すためのスタートラインに立っただけであり、これからさらに自分にどのような困難が待ち受けているかわかりませんが、子供たちに自分の生きざまを見せるまでは死ぬわけにはいかないと少し前向きな気持ちになれているので、このままお二人に頂いた助言を忠実に行う様心がけ、少しずつ前に進んでいきたいと思います。
私のように人生に迷っている方は少なくないと思いますので、もしそのような方がこれを読む機会が御座いましたらどうか自分の周りの方に素直に助けを求めてみてください。
きっと力になってくれる方がいると思います。
本当に有難うございました。