不安で不安で仕方ない
またこちらで相談させていただきます。
高校休学中の2年生女です。
私は去年の1月頃、いつも通りバスで通学していた所急に不安感、恐怖感、絶望感や動悸が襲ってきました。
ほんの数秒だったのですが、私はまたそれが起こるのを心配してバスに乗れなくなりやむを得ず休学を決めました。
あれから1年、私は今年の4月に復学する予定です。
復学するためにバスに乗る練習をしたり、1人でも外出できるように頑張ってきたと思います。
ただ混雑時のバスに乗る練習はしたことがありませんが…。
今は2月の後半、あともう1ヶ月で復学です。
復学できるのは嬉しいと思うのですが、不安がとてつもなく大きいです。
今度クラスメイトになる子は1つ年下の子達です。
そこで友達が出来るのかとても心配事です…。
もし出来なかったらと思うとまた学校に行けなくなりそうです。
あとはちゃんとバスに乗れるかどうかです。
学校に通っていた時に乗っていたバスの時間帯はちょうど通勤通学時間帯で、車内はとても混雑しています。
バスに乗る練習をしたとはいえ、混雑時のバスに乗ったことはないんです。
なのでいざ学校に行くようになった時、ちゃんと毎日バスに乗れるかとても心配です…。
乗れたとしてまたあのような発作が起きたら…と思うともう不安で仕方がないのです。
それらを想像してしまうと次は両親の事を考えてしまいます。
両親…特に父親は今年で58になり、そろそろ定年です。
学費を払ってもらっているのは父親なので、もしまた休学なんてことになったら卒業するのが長引いてしまい、それまで父親に働いて学費を払ってもらう事になります。
最近父親は体の調子が悪く、手術もしたのでそんな年まで働いてもらうわけにはいきません。
でも学費を払わないと学校には行けないし…。
そう考えると色々心配事が増えてもう不安でたまりません。
この不安を失くす、またはどう付き合って行けばいいのでしょうか。
自分で考えても悪い方にばかり考えてしまうので皆様に回答してもらいたく質問させて頂きました。
どうか回答よろしくお願いします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
不安の正体を見極めれば救われる
われわれ禅坊主は坐禅をします。
実物と現実の差異・違いをしることが坐禅です。
坐禅を言う言葉もいらんですから、しずかに坐ってよい指導者の下で坐禅をすることです。
坐禅は仏法の総府であると喝破された僧侶もいます。
何故でしょうか。
坐禅はこの身心を直に、明らかに、ハッキリと明確に知る道だからです。
人が悩みや不安を持ち続けていくのは自分が明らかになっていないからです。
だから坐禅をする。
坐禅をすれば自分の想念は自分が作りだしているものではないと悟る。
全自動で勝手にポンポン出てくるだけであると悟る。
だから坐禅をするのです。
坐禅をすれば、あなたのマイストーリーや妄想の暴走や、マイワールド、恐怖心、不安の正体が明確になる。だから坐禅をするのです。
坐禅をすればあらゆる苦しみから救われる。
自分の思いの正体など今の一念に過ぎないと悟ることが出来るからです。
だから坐禅をする。
あらゆる思いは実体がなく、マボロシに過ぎないと悟るからです。
ここで、いくら考えても、それは考えたという事をやっているだけで坐禅と真逆な行為をしているのです。
だから、坐禅をする。
妄想や不安に火に油を注いでも妄想や不安が増えるだけだからです。
坐禅や妄想や不安が生じても、触ることもしません。とおくの打ち上げ花火を眺めるように、何も触りません。
遠くに起こっていることであるから、やけどもしません。熱くも痛くも、騒がしくもありません。
だから坐禅をするのです。
坐禅に関心が有れば、坐禅会をやっているお寺を探して、医者でもいい先生を探すように、良い指導者を探すことです。
数件、まわってみてダメだったらうちのお寺(遠いですが)にお越しください。
もし混雑したバスがダメなら、登校時間を学校と相談して、混雑時を避けるのがいいと思います。
どうしても混雑時に行かなければならない時は、親に車で送ってもらうか、タクシーを使うことも相談してください。
クラスメートが年下になりますが、気にしなくていいですよ。皆さんと同じ年齢として気軽に話しかけましょう。
私も大学を留年してクラスメートが年下になったことがありますが、何も問題ありませんでしたよ。相手を年下と思わないのがコツです。
スマホは持ってますか?
学校以外の外出先で動悸が起こり倒れたら、落ち着いて119番に電話しましょうね。
それができればどこに行くのも安心です。
楽しい高校生活になることを願っています。
質問者からのお礼
回答ありがとうございます。
色々考えすぎて不安が膨れ上がってるのかもしれません。
まずは落ち着いて深呼吸をしてこれからのことを考えたいと思います。
あまり気にせず自分らしくあろうと思いました。
本当にありがとうございました。