先が見えないのが不安です。
高校受験もあと一年と迫ってきました。
私は普通の人生で普通に歩んできました。
特に人に誇る長所もなく、時間が過ぎるのを待つ日々です。
こんな毎日に私は不安を抱いてます。
これからは順調に高校に入ることができるのか?社会人になったらまともに生きてゆくことができるのか?と将来の不安が頭をよぎります。
私はどうすればこの不安は解消できるのでしょうか。これからはどう生きてゆけばいいのか。私には全く分かりません。
どうしたらよいのでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
普通の人生は有難い。
高知 さん 相談ありがとうございます。
来年高校受験で、「普通の人生」と思うのは、なんと有難い事か!
なぜなら、あなたが「普通」と思う環境は、あなた一人で作った環境ではないからです。
あなたが、生まれた時、一人で食べていけません
普通、というなら、
あなたのお母様が赤ちゃんであるあなたを抱きお乳を飲ませたから、
今、普通でいられるのです。
あなたのお父様が仕事をして、収入を得て、あなたの服や靴、鞄等を買うことができたらから
今、普通でいられるのです。
あなたの回りをよく観察してください。普通と思えることが、如何に有り難く、貴重か。
もしそれに気づいたら、日々感謝して過ごしてください。
具体的には
「ありがとう」と声に出してご両親に毎日言えるか
「ありがとう」と友達にいっているかです。
お坊さんらしく説くなら、神仏に感謝し「ありがとう」と言っているかです。
そして、毎日の普通に、感謝し「ありがとう」と心の底から思い続ければ
やがて、
どうしてこれから、ご恩返し、社会に貢献して行こうと思うと、私は思います。
その時に、自分の出来る事、自分軸が大切なのです。
得意な科目で貢献して社会に役立てようとか
スポーツで感動を与えて、皆に勇気を与えようとか
考えるはずです。
このような、社会の貢献的未来を描きながら
どうぞ、普通であることに、日々感謝して、有り難く思い
これから歩んで行ってください。
おかんに聞け
はい、ロックバンドおかん、です。昔、僕らの頃は尾崎豊が必聴でしたが、今はこちらですね。
最初にして最大の一歩は、「未来とは何か」を自分で決めることです。
「一秒先も、自分の未来」と言い切れますか?それとも「違う」と思いますか?
この回答を読み、「そうか!」と膝を打ち、このページを閉じた次の瞬間、それはもう「未来に入っている」のです。
「いつもと同じように」ダラダラ過ごすか、パッと勉強を始めるか。未来なんて、その積み重ねに過ぎません。「やるか、やらないか」です。貴方の自由は、ここにあります。
悩むひまがあるならやってみよう
中学生の高知さんにとって、社会は未知なものでいっぱいです。未知なものには人間は不安を感じます。高知さんの将来も未知なものです。ですから不安に思うのは当然です。
そして高知さんは、順調に高校に入ることができるのか?社会人になったらまともに生きてゆくことができるのか?と具体的な不安を上げておられます。具体的な不安には、対処方法があります。事前に準備出来ることを徹底してやっておくことです。希望の高校に入るには、入るための準備を自分の中で徹底的に行なうことです。自分でこれ以上出来ないというところまで受験勉強すれば、順調に高校に入ることが出来ます。
まだ先のことですが、社会人になるときは、まともに生きていくためにはどうすればいいかということを事前学習して下さい。人に話しを聞いても良いですし、本を読んで勉強しても良いです。きっと人生の大先輩でもあるご両親も話しを聞いて下さいます。悩むひまがあるならやってみようが合言葉です。