寺嫁ですが
お寺に嫁に来ました。
私の旦那は副住職をしております。
いろいろ問題ある住職夫婦(義両親)でとても厳しい修行されてきた方とは誰が見てもおもえません。
以前同居でしたが、いろいろ揉めて別々に住んでいます。ですので私自身お寺にも行かず暮らしていましたが、昨日今日になり義母から、お盆でいそがしいのになぜ来ない?仕事を覚える気はあるのか!という電話をいただきました。
ですから、本音で離させてもらいました。実家はお盆お彼岸でも墓参りすらしないので生まれて一度もしたことが無いこと。
車の免許も栃木に来るまでペーパードライバーで最近自分で出歩きますが、まだまだ怖いこと。
義父に言われた事が胸に刺さってる事を伝えました。
お盆お彼岸の迎え方を知らないのは呆れられ、私は二十歳で結婚してお姑さんに何を言われても負けたくないからやってきた。
など言われましたが、車の運転は未だに怖く檀家周りは一本道の舗装されてない道で本当にここに家があるのかと思うほどの山奥だったりと、カーナビ様々の私には怖いですし、土地勘もなく迷子になったり事故を起こしてもどうしたら良いかわかりません。
悪口を言われても、嫌味を言われても、言われるには言われる原因があるのだから、負けるわけにはいかないと歯を食いしばって努力すべきですか?
私は勝ち負けとか対抗心もなく、ただ平和に生きたいだけです。
旦那は努力すれば何とかなると言いますが、田舎の部落や習慣も全く違うところへやってきてしまった事。デキ婚で10回くらい合っただけで結婚してしまい。相手の家も理解できてなく、ただお寺が好き、仏像ガールが嫁に行きました。に冷静になればそんな感じでした。
今は一歳の子供とお腹に赤ちゃんが居ますが今後の生活を真剣に悩んでます。
旦那の事は愛してますが、お別れするか?それとも、義両親に何を言われても自分らしく生きていくか?何を言われても、寺嫁として生きていくか。
真剣に悩んでます。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
ちょっと自分が強すぎますね
あなたは正義感、マイルールが強いだけです。
正義感は誰も要りません、欲しがりません、犬ですらメーワクです。
「あ、アタシは正義の刀で人を切りつけていたんだ」って思ってみてください。
気持ちは分からんでもないですが、正義というのは危険思想の一種なのです。
仏教に自分の正義感を運んでいる人は皆、仏教であるはずなのに怒っています。仏教に自分の正義を持ち込んでMIXしたからです。
現実が目の前にどかーん、とある。
それにどう対処するかが、仏教です。
私の理想の仏教世界でなかったとしたら、あなたもあなたの仏教もそれでジ・エンドなのでしょうか?
鬼ヶ島の鬼たちだって、平和に暮らして生きたかったのですが、テラヨメが自分の正義感で自分たちを切りつけてくるのでなんで、あの桃子(桃太郎)は、勝手に私たちの慣れ親しんできた文化にブーブー唾を吐きかけてくるんだろうねぇ?こっちだって手伝ってほしいのに、何だか言葉の言いぐさが気に入らないのだとかで、すねちゃって…と思っていると思います。
あなたの嫌いな義父も義母だってお寺業界で何十年もやってきた人間です。
それはそこの鉄則のルールがあるのですよ。会社だって社長、上司の言い分を尊重するのはある程度は仕方ありません。
他の質問を先に回答させて頂きましたが、あなたの怒りの原因はマイルールの押しつけ、自分ルールの持ち込みすぎ、主人公過ぎる、相手に対する高い人間性を要求しすぎ、であろうと思われます。(だってお礼もないまま次の質問バンバンしてるし('◇')ゞ)
ああ、これがお寺業界の現実なんだ。他のお寺さんはどうかは知らないが、私が引いてしまったくじは、幸か不幸か、良いか悪いかはまだ判断することではないが、これはこれでこれが真実なんだ。ああ、変えたい。でも変わらない。でも変えられることがあるはず。この苦しさを変えたい。じゃあそのためには、自分のものの見方を変える、捉え方を変える、受け止め方を変えるのが仏教なのです。
それを求めるのがあなたの仏教の始まりなのです。
仏教は他人ごとじゃありません。我が事、自分が事、おのが事です。
「なければならない」、「ねばならない」に騙されないで
寺の奥さんだから◯◯をしなければならない。なんてことはありません。
ねばならない。にしばられないでください。旦那さんが守ってくれるなら。お寺の嫁は先にのばして、旦那さまの奥様、お子さんのお母様として、家庭をサポートしていけばいいのです。
義母さんは、自分がしてきたことが正しい、それ以外は間違えと思い込んでおりますが、そこは、もうお年でしょうし治らないものとして、放っておきましょう。
忙しいからイライラしてそれをあたりちらしてるだけですからね。
ご夫婦が今後仲良くやっていくなら、世代交代するまでは、ゆっくり環境に慣れ、旦那さまにはおおいにサポートしてもらい、仲良く過ごしてください。旦那さまは常に奥様の味方でいてもらってください。
寺の全体像がまだ見えてないように感じます
私はそちらの御住職夫妻とほぼ同世代の人間です。別に義両親の肩を持つつもりはないですが、ご質問を読む限りでは、失礼ながらお寺のことがわかっていないなあ、解かろうとしていないなあ、という印象を受けました。
人はそれぞれの思考回路を有し、口調を持ち、行動や態度にも個性(癖)が現れます。ご質問の読む限りでは、あなたにとって、義両親の言葉も態度も考え方も「シンジラレナイ」もののようですね。でも。これは世間一般の嫁姑問題において極めて一般的なことだと思います。他人同士がいきなり同居すれば、相手の口調や態度や考え方に違和感を感じ反発してもおかしくないでしょう。あなたから見れば「問題ある住職夫妻」でしょうし、義両親から見れば「非常識な嫁」だと思います。
御住職夫妻が檀信徒から完全に離反され、周囲の御寺院から全く相手にされていない状態なら、あなたの寺は破綻寸前かも。でも実際は、寺の行事運営に協力してくれる檀信徒の方々もいるんじゃないですか?葬儀や法事に関しては御住職に信頼を寄せている檀信徒もいるんじゃないですか?御住職夫妻は寺に嫁いできたあなたに対して懇切丁寧な指導説明をしているとは思えません。でも、その一方であなたは「自分が正しく、義両親は間違っている」という色眼鏡で義両親とお寺を見ていませんか?私には、そのように感じられます。もう少し嫁ぎ先のことを真摯に学び理解しようと努めてみて下さい。
ちなみに私は所謂「婿養子」で住職となった者です。よその寺で生まれ育ち、縁有って他県の同じ宗派の寺の住職となりました。同じ宗派の寺ですから、読む御経は同じですし、葬儀法要の仕方もそれほど大差ありません。でも寺に住む人間が異なり檀信徒が異なれば、おのずから寺の運営や対応の仕方も異なってくるのです。私の経験上、「私らしく」寺を運営しようとするには謙虚に現場をみつめ、現場から真摯に学ぶことが必要だと思います。
慣れない土地のお寺に嫁ぎ、生活も習慣も違うため、戸惑い悩むことも多いと思います。子育てと出産で精神的にも体調的にも、たいへんな時期かと思います。まずは出産育児に重点を置いて母子ともに健康な生活を送って下さい。副住職さんが住職となり、あなたのお子さんがその後継者となる時が来ます。伴侶とお子さんと共に、善き寺の運営者となられることをお祈り申し上げます。
旦那さんに守ってもらいつつ寺嫁レベル上げてゆく
まず、いきなり百%完璧に寺嫁やるか、まったくやらないかという、極端な考えではなく、
できる範囲で努力すればよい、努力してれば数年でそれなりにレベルアップできる、と考えてみては?
で、私も努力するけど急に全部はムリ、という状況を、まずは旦那さんに理解してもらい、義父母の攻撃からは旦那さんに守ってもらってください。
旦那さんに味方になってもらうことが重要で、旦那さんの支えさえあれば、耐えられると思います。