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何の変化もありません。
悟りとはなんでしょうか?
成道、仏さまになって輪廻転生という
生まれ変わり死に変わる迷いの道から、
離れることです。
悟ってもそのまま、現生界にいるのですから、
全く変化はありません。
それでは何が違うのか?
なにも(笑)
朝起きて、身繕いをしてありがたく朝ご飯をいただく、
ありがたくお昼ご飯をいただく、
また夜はありがたく夕ご飯をいただき、
お風呂に入って疲れを癒し、
今日も一日無事に過ごせたことを、
報恩感謝して寝る。
それだけです。
南無阿弥陀仏
この虚空が存在する限り 有情が存在する限り
Moco様
川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。
「悟りをひらくと輪廻転生しなくなる」とは、正確ではなく、悟りを開かれたとしても、衆生の救済のために、輪廻される場合もあり得ることはあり得ます。
まあ、その際は、輪廻とは言わずに、正確には、法身より生じられたる変化身・応身によって現れられて、衆生救済にあたられるということになるのではないかとは存じます。
拙生も皆が救われるまでは、この世に存在し続けたいものであると常々に存じております。
三宝帰依・菩提心生起
すべての有情を救済しようという願いによって
仏陀・仏法・僧伽に
悟りの心髄に至るまで
私は帰依いたします
智慧と慈悲を持って精進し
すべての有情を利益するために
私は仏陀の御前に
完全なる菩提心を生起いたします
この虚空が存在する限り
有情が存在する限り
私も存在し続けて
有情の苦しみを滅することができますように
川口英俊 合掌
こんばんは。
輪廻の思想は、仏教発生前からインドにあった思想です。私はお釈迦さまは、輪廻を「死んだ人の魂が他の生命に生まれ変わる」という意味では使っていないと考えています。人は一瞬一瞬感情が変化します。「一瞬一瞬でいろいろな感情に生まれ変わっている」、という意味で「輪廻」(生まれ変わり)している、と言っていたのではないかと思います。
悟りを得ると、そのような「感情の輪廻」から脱することができる、という事だと思います。こちらを参照
http://hasunoha.jp/questions/15802
ですので悟っても死ぬまではちゃんとこの世界にいられます。また死んだらどうなるかは誰にもわかりません。そのような心配をするより、今をどうやって楽しくより良く過ごせるかを考えた方が有益です。
質問者からのお礼
回答ありがとうございました。
輪廻に関わらず悟りを見つけたいと思っていましは。
最近はいつ死んでもいいかなという境地になってきたので悟りに近づいたのではないかと思います。