hasunoha お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト

お坊さんに質問する
メニュー
メニューを閉じる

他人に優しくするのが難しくなっております。

回答数回答 1
有り難し有り難し 12

最近色々あって自分の中に長年蓄積した抑えこんできた身内や友人他人に対する不信感、すれ違いによる失望や悲しみ、嫉妬や傷ついてきた憎悪等が表面に露出するようになり、
旧来の友人にも冷たく接してしまい疎遠になり、実の親にも必要最低限の会話しかせず
新しく人間関係を構築したくても
どうせこの人も私を不快にさせるんだろう、と勝手に思いどこか冷たくしてしまい遠ざけてしまいます。
今自分を出せるのは夫に対してだけです。。
その夫からも今のその性格じゃ新しい友達はできないだろうね、と半ば呆れられています;
私自身も今の状態に困惑しており人は独りでは生きていけないとわかっているのに自分で勝手に孤立するような道を歩んでおりこの先が不安です。
単なる愚痴のようになってしまいすみません。


この問答を娑婆にも伝える
facebookTwitterLine

お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

心の疲れが取れれば、不安は消えます

人は独りでは生きられないので、人との付き合い方を覚えたり、社会のルールを守ったりして社会性を身に付け、人並みに生きて行くことが出来るようになります。そのため、自分が持って生まれた性格がどうだったのかと言うことはわからなくなります。
また、人は誰でも二面性を持っています。陽気なところと陰気なところ、能天気なところと心配症なところなどです。そしてそれは周期的なものも影響します。一日のうちで変化したり、一週間単位で変化したり、月単位で変化したり、季節ごと、1年ごと、10年ごと、などいろいろです。
友達や知り合いが多いから良い人生と言うわけでもありません。本当に心を打ち明けて話せる人は、一人いれば充分です。一人もいない人だって沢山います。最近の統計では、2週間誰とも話したことがない人も珍しくないそうです。
今は孤立することが不安に思えていますが、そうでない時もやって来ます。おそらく心が疲れているのだと思います。疲れたときは休養を取ることが一番です。疲れが取れれば、また新たな展開が始まると思います。だってすべては諸行無常ですから。

{{count}}
有り難し
おきもち

鳥取市にある浄土真宗のお寺の住職です。36年間のサラリーマン生活を経て20...
このお坊さんを応援する

質問者からのお礼

ありがとうございます。
読んでいて泣きそうになりました。

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ