小さな事でも深く悩みすぎて緊張しやすい事を改善したい
お世話になります。
今回の相談は小さな事でもすごく真面目に深く考えすぎてしまい、不安、緊張に襲われやすいのを改善したいということです。
今年40歳になろうとしているのに情けないとも思います。
仕事、プライベートどちらでもこういうことはあります。
日頃、話し相手がほぼいなくストレスの吐き出し口がないことも原因の一つにあるかなとも思っています。
深層心理では人が怖いのかもしれません。
たった1度の人生ですし、もっと気楽に決断して人生前進したいと思っています。
現在も独身です。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
温故知新
昔の人は豪気なもんでして、田中角栄は首相になるまでに3度破産しとります。我々パンピーはちょっとつまずいたらすぐ人生が破滅するんじゃないかと思っちゃう。でも実際の世の中は3度破産しても歴代屈指の宰相になれるのです。ついでにいうと最終的に逮捕されても歴史に名を残せるのです。
吉田茂なんか居留守がバレて責められた時、開き直ってこう言ってのけました。「本人がいないと言ってるのだから、それ以上確かなことはないだろう!!!」
我々は先人を見習って、もっとふてぶてしく生きた方が良いんです。世間じゃ近ごろのモンは辛抱が足らんとか言われとりますが、ありゃ違いますな。近ごろのモンは昔と比べてふてぶてしさが足らんのです。
伊達政宗なんて秀吉主催のパーティー(今でいうとグループ会社トップを集めた懇親会みたいなもの)で客人に煮えたぎった汁を飲ませた。『イタズラで。』当然、飲めるわきゃないけど、2杯目を出して「ホラホラ、次のお皿が来ちゃったよ〜、早く飲まないと主催の秀吉様に失礼だよ〜〜〜」と無言のプレッシャーかけて無理矢理飲ませ、火傷させてニヤニヤしてた。挙げ句、秀吉に報告して2人でゲラゲラ笑ってやがった。トンデモねぇ野郎どもだ。ンなことやってっから子の代で滅ぶんだよと言ってやりたいが、伊達家は結局生き残りおった。
こんなトンデモねぇ野郎どもほど愛されるのだから、浮世のことは分からんモンです。
人生ってのは、案外にこんなモンです。イギリスの特殊部隊だって言っとりますよ、「Who Dears Wins」(あえて挑む者が勝つ)と。人間ってのはヤバげなことを怖いと感じるように進化しとるんですから、怖いモンは怖いで良いんです。でも、怖いことに対してもっとバカになっちまった方がエエんです。
自分が緊張しやすく育ってしまった理由探しなんかしても、やっぱり自分は緊張しやすい人間なんだ!そうか、自分は人を怖がる人なんだ!と強化付けしてしまうだけです。そんなこと考える方がよっぽど緊張する原因になります。お坊さんがそう言ってるのだから、これ以上確かなことは無いのです。
決断なんて肩肘張らずに、バカになって考える前にやっちまえばエエんです。ふてぶてしく生きましょう。
(ただし世界中のバカッターども、お前らはもっと自粛せい)
質問者からのお礼
回答ありがとうございました。
参考にさせて頂きます。