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小さな事でも深く悩みすぎて緊張しやすい事を改善したい

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有り難し有り難し 27

お世話になります。

今回の相談は小さな事でもすごく真面目に深く考えすぎてしまい、不安、緊張に襲われやすいのを改善したいということです。

今年40歳になろうとしているのに情けないとも思います。

仕事、プライベートどちらでもこういうことはあります。

日頃、話し相手がほぼいなくストレスの吐き出し口がないことも原因の一つにあるかなとも思っています。

深層心理では人が怖いのかもしれません。

たった1度の人生ですし、もっと気楽に決断して人生前進したいと思っています。

現在も独身です。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

温故知新

昔の人は豪気なもんでして、田中角栄は首相になるまでに3度破産しとります。我々パンピーはちょっとつまずいたらすぐ人生が破滅するんじゃないかと思っちゃう。でも実際の世の中は3度破産しても歴代屈指の宰相になれるのです。ついでにいうと最終的に逮捕されても歴史に名を残せるのです。

吉田茂なんか居留守がバレて責められた時、開き直ってこう言ってのけました。「本人がいないと言ってるのだから、それ以上確かなことはないだろう!!!」
我々は先人を見習って、もっとふてぶてしく生きた方が良いんです。世間じゃ近ごろのモンは辛抱が足らんとか言われとりますが、ありゃ違いますな。近ごろのモンは昔と比べてふてぶてしさが足らんのです。

伊達政宗なんて秀吉主催のパーティー(今でいうとグループ会社トップを集めた懇親会みたいなもの)で客人に煮えたぎった汁を飲ませた。『イタズラで。』当然、飲めるわきゃないけど、2杯目を出して「ホラホラ、次のお皿が来ちゃったよ〜、早く飲まないと主催の秀吉様に失礼だよ〜〜〜」と無言のプレッシャーかけて無理矢理飲ませ、火傷させてニヤニヤしてた。挙げ句、秀吉に報告して2人でゲラゲラ笑ってやがった。トンデモねぇ野郎どもだ。ンなことやってっから子の代で滅ぶんだよと言ってやりたいが、伊達家は結局生き残りおった。

こんなトンデモねぇ野郎どもほど愛されるのだから、浮世のことは分からんモンです。

人生ってのは、案外にこんなモンです。イギリスの特殊部隊だって言っとりますよ、「Who Dears Wins」(あえて挑む者が勝つ)と。人間ってのはヤバげなことを怖いと感じるように進化しとるんですから、怖いモンは怖いで良いんです。でも、怖いことに対してもっとバカになっちまった方がエエんです。

自分が緊張しやすく育ってしまった理由探しなんかしても、やっぱり自分は緊張しやすい人間なんだ!そうか、自分は人を怖がる人なんだ!と強化付けしてしまうだけです。そんなこと考える方がよっぽど緊張する原因になります。お坊さんがそう言ってるのだから、これ以上確かなことは無いのです。

決断なんて肩肘張らずに、バカになって考える前にやっちまえばエエんです。ふてぶてしく生きましょう。
(ただし世界中のバカッターども、お前らはもっと自粛せい)

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有り難し
おきもち

曹洞宗副住職。タイ系上座部仏教短期出家(捨戒済み)。仮面系お坊さんYouT...
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質問者からのお礼

回答ありがとうございました。

参考にさせて頂きます。

「緊張してしまう」問答一覧

料理に緊張しないで集中するには?

結婚前は毎日料理を作っており、ひどく怒られる事はありませんでした。 それが、義母が主人に「ご飯は毎日(私が)作ってるの?」と聞いて、主人が「毎日作ってるよ」と言った時の義母のびっくりした顔が印象に残っており、それが私には料理に自信のある義母が仕事もしてて、料理も私がするとなったら自分の存在価値がなくなってしまうから困るというような顔に見えてしまい、料理を上手く作ると義母にマウント取られるから、作らないほうがいいんじゃないかという気持ちが湧き上がってきてしまいました。 でも本当は上手く作ったほうがいいのはわかっているのです。なのにその時の気持ちが料理をするときの気持ちを邪魔してしまい、主人にまずくて怒られるということが何度もあり、私の作った料理を捨て、主人のご飯のために真夜中義母のところに主人を連れて行き、義母に料理を作らせ、義母が私に「何やってるの?」と言ってバカにしてきたこともありました。 義母は「料理を捨てられて悔しくないの?」と言いますが、悔しいのは当たり前ですが、料理を捨てるというような行為をするような育て方をしたのは誰なのだと料理ができないことを棚に上げて文句を思ってしまう自分もいます。 義母も捨てられるような料理を作るのが悪いという態度なのです。 同じ料理でも日によって主人は「味が濃い」「ちょうどいい」と違うことを言ったりします。それはその時の体調によるものだと言う事はわかってます。 ですが味見をしててこの前はこう、その前はこうだったと考えてしまい、わからなくなってしまいます。 結婚後は主人が食費を負担してくれているので、お金を払っているのにおいしいものが出てこないと言うことで少しの味の偏りも許せないのだと思います。 それだけ味に厳しいと私においしいものが作れるのか?と緊張してしまい、集中できなくなってしまって悪循環なのです。 毎日義父母の面倒をみるため予定がわからず、買っても材料を無駄にするといけないと思い、買い物も満足に行けなかったりするので、残り物で作ろうとなってしまい、それだと主人の好きなものを毎日出すと言うわけにはいかず、食が唯一の楽しみだと言う主人には人のことを考えてないと言われてしまいます。 私のことを主人に相手のことを考えてないと言った人の言葉をそのまま主人が言います。私も嫌いな人だったから相手のことを考えてませんでした。

有り難し有り難し 6
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温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ