他人とのコミュニケーションが上手く取れない
私は小さい頃から人見知りで大人になった今でもそれを引きずっているのか、自分から他人に話しかけるということやコミュニケーションがすごく苦手です。営業のような仕事をしているので困ってます。
挨拶をするのも抵抗感がありますが、なんとか出来ます。そんな自分がなぜこんな仕事をと思われるかもしれませんが、こういう自分を変えたい思いがあり、あえて就きました。
もっとお客さんと話をしろと注意されることもあり、どうしたものかと悩んでおります。
目の前を通りかかるお客さんに挨拶をし、いつもそこで終わってしまいます。そこから呼び止めたり、話しかけて営業をかけたりとしなきゃいけないのだと思うのですが、自分のなかで引っかかりというか抵抗感があります。どうしたらいいかわからないというのも大きいのだと思います。
まとまりのない文章で申し訳ないですが、よろしくお願いします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
営業スマイルなき営業こそ、真の営業。
人生は一生自己の営業です。ここでいう営業とは、いとなみ、なりわい。
あなたがあなたをやるよりほかはないという事。
あなたがあなた自身の自己活動をいつでもしているという事。
デパートに行くととても愛想の良い女性がインフォメーションでちょっと作りっぽい声でにこやかな作りっぽいトークで対応してくださいます。
ところが、中には素のままの人もいるのです。
仕事を忘れて普通に話をされる方もおられます。
私はそういう人の方がむしろ好感が持てます。
あなたが苦手なのは「営業トーク」「営業スマイル」というUSOくさいことじゃないですか?
それは普通の人であれば、誰でも苦手ですよ。
完全になりきってキャラづくりでもすればできることですが、無理にする必要はないと思います。
坊さん業界でも法話の時はそれっぽい方がそれっぽいですが、あくびが出ます。
そこに血が通ってなくて作りっぽいからです。
勿論、そういう「それっぽさ」が好きな方もおられるでしょう。
ですが、お釈迦様は作りっぽい新興宗教の勧誘トークや営業トーク、営業スマイル、作りっぽい法話なんてしませんでした。
あなたの中で「それっぽくしなければ」と思い込んでおられる営業マンっぽさ、業務っぽさを思い切ってアダマスの鎌で刈り取って、新しい畑を耕してみてください。
素の自分でお客様なり人とお話してみるのです。
素の自分であることは無駄な力が要りません。
自分を本当に変えたいのであれば、ご採用頂ければありがたいです。
自分の中の「営業らしさ」を「クロノス・チェーンジ☆」してみましょう。
キン肉マンのペンタゴンみたいに羽が生えて出世できるかもしれません。
習う、ゆだねる、慣れる
営業職ですか!あえて苦手な分野に飛び込んでいかれたわけですね!その心意気に敬意を表します。そして応援しております。
さて、「習うより慣れよ」なんて言葉もあり、とにかくがむしゃらにチャレンジするのもいいのでしょうが、私としては「習う」ことはとても大切だと思います。
上手な人を見習ったり、テクニックを盗んだりするわけですね。
一番身近なところではやはり上司や同僚でしょう。上手な人の会話をよく見聞きして習いましょう。
あるいはオシャベリのプロといえば夜の世界のおねえ様たちです。飲み屋のおねえさん方はおしゃべりのプロです。はじめてあったお客さんでも楽しい会話で盛り上げないといけないわけですからね。上司に「勉強したいんです!」なんて言って連れていってもらうのも一つの手ではないでしょうか。
なんて偉そうに言っている私ですが、実はそういう私もそんなに得意ではないんですよ、おしゃべりが。
お坊さんですからね、色んな方のお宅にお邪魔して会話をするわけですがなかなか上手におしゃべりを続けられませんね。そういう時は少し黙って相手が気を遣って話を振ってくれるなんてこともあります(笑
苦手な事を認めて苦手なりにやる方法もあるのです。
「私会話が苦手なんですよ。それなのに営業職やってるんですよ、おかしいですよね~笑」
なんて自虐的にさらけ出していってもいいのですよ。思ったより皆さん許してくださいます。会話は相手とするものです。相手をよく見る、時には相手にゆだねる、とにかく相手に興味関心と敬意を持つことですね。
お互いに精進しましょう。習ったうえでどんどんチャレンジして慣れていきましょう。
質問者からのお礼
ありがとうございます。
素の自分を出すというのもなかなか難しいところではありますが、肩の力を抜いてもっとまわりの話し方などを見て聞いて真似するところから初めていきたいと思います。