職場の人間関係について
初めて相談させていただきます。よろしくお願いいたします。
仕事の悩みです。
一つの仕事が長く続かず、何度か転職して仕事をしております。
私の方の原因としては、
・コミュニケーションが上手ではないこと'(必要最低限はできると思ってます)。
・雑談の輪の中に溶け込むのに時間がかかること。
等があると思っております。
最近は、年齢のせい(社会をある程度経験している年代)もあるのか、
テキパキ仕事ができないと、イライラされることもありました。
いじめ、パワハラまがいのこともありました。
職場のベテランの人の苦労も多少はわかるつもりです。
・別に、新人に教えても給料は上がらない。
・失敗されて、仕事が増えたら面倒だ。
・気が合わない、話が合わないと、面白くない。などあると思います。
それで、仲裁してくれる上司がいれば、助かるのですが、
(ある会社では)どうしても公平には見てくれませんでした。
ベテランがいれば、新人は替えがきくと思っていたのかもしれません。
なにか、職場での人間関係を良く保つ方法などはないでしょうか?
(不条理な怒りを避ける方法など。)
ご返答いただけると幸いです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
人の弱さを知る
ある大手葬儀会社に勤めたAさんはとてもお素敵な笑顔の持ち主でしたが、大変暗い顔になられていました。職場で汚い言葉でどなられたり、しているのだそうです。
私は、彼女に次のようなアドバイスをしました。
その結果、とても楽になったと言います。
そもそも、そういう言動は何によって生まれるのでしょう。
実は、それは、その人の心の弱さから生まれるのです。
暴言を吐く人こそが、実は弱い人なのです。
人間みな弱い生き物。弱い面があると言った方が良いでしょう。
自分に余裕がなくなると不機嫌になる、イライラする、怒りが生まれる、
あなただってそうでしょう。
それが職場のパワハラや怒り、暴言、八つ当たりの真の原因です。
そして、これらは彼らが「他のもっとラクな理想的状況を心の中で想定、模索している」からなのです。
実際には誰だって、もっと幸せでありたい。
ところが現実の実際の職場は仕事が山積み、チームワークも弱い。問題解決能力が低い。
つまり、そこを女性なら母性で、男性ならば父性で埋めてあげればいいのです。
彼らが困っていることを助けてあげる。
ホスピタリティ的な働きとして、まず、あなたが人の心の弱さを理解してあげるのです。
人の心の弱さを知るのです。
そうすると、暴言も人のフラストレーションも何だか可愛らしく感じられるようになります。
表面的には、パワハラ、怒り、暴言に見えてしまうものです。
ところが、単に彼らは困っている、助けてくれ、SOSと言っているだけなのです。
そこを変換して聞いてみてください。
やるべき対応が変わってきます。
まずは和顔愛語
難しい問題ですね。
20代前半の新人であればかわいがりやすいですが、30代となると、先輩や上司も可愛がりにくいでしょう。
なので、「僕は何もわからない新人です、よろしくお願いします」という態度であればイラつかれるかも。
同じ30代でも、女性の場合はそのあたり、うまくやれる人が多い気はしますね。
やっぱり、雑談は大事かもしれませんね。
そういうのを気にしない人もいますが、雑談の積み重ねが愛着につながります。
仕事に関することでもよいのです。
笑いながら和やかに話をすればそれでよいのです。
話すときは、声の大きさや高さ、テンションを相手と合わせてみてください。
たとえば、皆がリラックスして話しているときに、1人だけ興奮ぎみに話していたら、話している内容は同じでも、なんか浮いてしまいます。
また、ポジティブな話をするのがよいです。
食べ物の話だとしたら、「僕もそれ好きです」とかがよい。「あー、あれ、あんまりおいしくないですよね」では雰囲気が悪くなります。
とりあえず、笑いながら和やかに話すのが大事ではないでしょうか。
質問者からのお礼
丹下さまへ
人の心の弱さ、余裕のなさ、確かにそれはあると思います。
自分は、そういうところを見逃して、知らずとイライラさせていたのかもしれません。
すぐに人間関係が改善することはむつかしいかもしれませんが、相談させていただき、
すこしネガティブなものがとれたように思います。
ありがとうございました。
願誉さまへ
和顔愛語、これができれば私も少しは成長できそうです。簡単に身につけば良いですが、
心がけて実践してみるところから始めたいと思います。
細かい会話のアドバイスは参考にさせて頂きます。 ありがとうございました。