法華滅罪真言について
知り合いのご住職から、法華経の読み違いがあっても、その欠落した分を補ってくれる法華滅罪真言(補欠分真言)なるものを教えて戴きましたが、
出典はご存じないとのことでした。
①以下のように聞き取ったのですが、間違っておりませんでしょうか。
なも あらたんな たらやーやー
おん きゃらきゃら くじゅうくじゅう からから(たらたら?)
おん たどたんだら じびたー そわかー
②出典をご存知の方がありましたら、お教えください。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
答えにはならないのですが、法華経の読み方を間違えたのでしたら正しい読み方で読み直すのが良いと思います。
また、法華経の理解を間違えているかもしれないと不安があるのでしたら、師僧やお坊さんやハスノハに聞いて確認するのがいいと思います。
真言で読み違いを補うことよりも前に、読み違いを正すことから始めてみませんか。
こんにちは。
曹洞宗ですと、補闕真言(オン コロコロ ジャー ボッケイ ソワカ)というものがありますが、おたずねのご真言とちがいそうですね。
あとは、川口師の回答にもあるように「大金剛輪陀羅尼」があります。
これもおたずねのご真言とはあまり合致しませんね。
ちなみに出だしの
「なも あらたんな たらやーやー」(ナムカラタンノートラヤーヤー)は、「仏法僧の三宝に帰依し奉る」という意味で、「大悲心陀羅尼」「聖如意輪根本陀羅尼」「仁王般若経陀羅尼」の出だしと共通です。
読経の過失を補うための真言
ますます様
川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。
拙生の場合においては、チベット密教のお勤めを修させて頂いておりまして、ご質問にございますように、お勤めの際の過失を補うためとして、最後の方にて「金剛薩埵百字真言」をお唱えすることになっております。また、日本の密教の場合においては、主に「大金剛輪陀羅尼」がそれにあたる真言としてございます。
https://ja.wikipedia.org/wiki/大金剛輪陀羅尼
金剛薩埵念誦法
https://www.mmba.jp/archives/17325
ご質問の法華経読誦の際における過失を補うための真言につきまして、拙生なりに少し分かる範囲にて調べてみましたものの・・すみません・・見つけることができませんでした・・
もう一度、その教えて頂きました御住職様にお問い合わせ頂くことで、真言の正式な名前や梵語内容、掲載されている教本名などが分かるようでしたら、更に分かることもあるかとは存じます。
川口英俊 合掌