希死念慮がたえません
最愛の伴侶を亡くし、あの日から時間が止まってしまいました。生きる意味がわかりません
彼はなぜ突然死んでしまったのでしょうか、前日の夜も何もなかったのに。彼は生きたかったのに。私の未来もあの日にきえました。私はなぜ生きているのでしょう。私達はどうして2年しかいられないのに出会ったのでしょう。彼は今どうしていますか?私が彼にできることはありますか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
生きる意味は生きかたから。
きーうぃ 様 相談ありがとうございます。
ご主人が突然お亡くなりになったということで、大変なことと存じます。
きーうぃ さんは、まだ哀しみの中かもしれません
今の状況を受け入れられないことで
混乱・否認・怒り・抑うつなど、さまざま心模様を出している時かもしれません
そんな時は、おっしゃるように希死念慮に捕らわれる事があります。
なのでじっくりと、お話を聞いてもらえる
グリーフ専門士やグリーフ専門のカウンセラーに話を聞いてもらうことが
まずは一番の対処となりますので、どうか探してグリーフケアを受けてください。
また、癒しの会など、同じ状況の人で語りあるグループもあると思いますので
出かけて行ってお話することをお薦めします。複数人と悲しみを共有することで
心が軽くなります。一人で抱え込むのは辛いと思いますので、ぜひ外に目を向けてください。
生きる意味は、生き方です。きーうぃさんが、どう生きるかです。
(真面目に生きようとか、優しく生きようとかする生き方です)
ご主人の分まで生きようと、思えばそういう生き方が意味あることですし、
哀しみを乗り越えることが人生に何か意味があると思えば、
そのような生き方に意味があるということです。
意味は結果ではありません。過程からわかることなのです。
どうか、時間が止まったと感じてしまった時から、生き方に目を向けてみてください
ご主人がどうしてるかは。きーうぃさんが生きなければわかりませんし、
「できること」も生きなければわかりません。
今は、まだ哀しみの中を歩んでいるかもしれません
でも、きっと、その中でも、哀しみを超えて生きる生き方、
優し生き方、癒しの生き方というのが出てくると思いますので、
心の過程に意識を無得てみてください。
伴侶を亡くすということは、ダメージが大きいかと存じます。
哀しみを抱えながらも、笑顔をたやさず生きてみてください。
お読みいただきありがとうざいました。
一礼
感謝し手を合わせる
旦那様をなくされたことご愁傷のことでしょう。
人はどんなことにもすぐに理由や理屈をつけたくなるものです。しかし、全ての現象には理由はありません。そうなってしまうのです。運命というものがあるのか無いのか私にはわかりませんが、間違えなく、あなたと旦那様は出会ったということです。そして今は昔のように会うことはできない、触れることも、声を聴くことも。しかし、命の働き(仏法)はあります。小鳥のさえずりが耳に届く。物を口に運ぶと味がする。眼を開けばものが見える。そうした当たり前の活動が全て命の働きなのでしょう。旦那様はそうした働きの中に感じられるのではないでしょうか。より身近に。水を飲むと喉を潤す。有り難いことです。寂しいけれど手をあわせ、そうした命の働きに感謝することで旦那様がなくなってしまった悲しみから救われるのではないでしょうか。