hasunoha お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト

お坊さんに質問する
メニュー
メニューを閉じる

心がいつも重たい

回答数回答 2
有り難し有り難し 31

日頃の自分の態度や言葉を、振り返るようにしてます。振り返らないと鈍感になってしまって人を傷つけていることに気づかないと思っているからです。
自分の態度や言葉がどんな風に影響を与えてしまったのか。どんな風に人から評価されてしまったのかと不安ばかり積もります。
もしかしたらと過程を立てて悪い方向にばかり考えてしまい、不安に襲われ、その度に胸が締め付けられます。
自分の良いようには考えられず、自分でも生き方が窮屈に感じていて、辛いです。
いい意味で鈍化になりたいと思うのですが、仕事柄、人に敏感になりすぎてしまいます。
仕事柄、敏感になっているので仕方のないと割り切っていましたが、疲れてしまいました。
もっとポジティブになるためにはどうしたらいいですか?
また人の言葉や態度にも簡単に傷ついてしまいます。言われた言葉や態度も頭から離れません。

もっと楽に生きたいと思うのに、思うように行きません。どうしたらもっと生きやすくなるのでしょうか?


この問答を娑婆にも伝える
facebookTwitterLine

お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

気にしすぎることは、地に足がつかないこと

人の評価を気にしすぎてしまうのですよね。
人の評価は真実ではないです。あの人は良いという、あの人はダメだという。あの人は好きだという、あの人は嫌いという。そうしたものは答えのないものです。正解がない、つまり良し悪しがない。それが真実。

すべのものもには良し悪し、白黒はない。言葉であろうと食べ物であろうと、服装、体型、性別、全てはありのまま、そのままの事実のみ。

人の評価を気にすると、事実に目が向かなくなります。目の前に大切な人がいるのに、第三者の評価が気になると、目の前の大切な人が見えなくなる。

思いや、考え方より目の前の事実です。そこに救いがあります。料理を作る時に食べる人の評価ばかり気にしていたら目の前の調理はできないでしょう。心ここに在らずで調理することになります。

そうやってしっかり目の前のことをやることで、プロの仕事ができ、救われるのです。

{{count}}
有り難し
おきもち

禅宗 曹洞宗 僧侶。神奈川県西部円通寺住職。小学校教師。 悩みを吐き出す...
このお坊さんを応援する

振り返るのは、未来に向かうため。

さくたろうさん、こんにちは。

 振り返り反省することは、大切なことです。素晴らしいですね。でもそんな素晴らしいことをしているのに、それに拘ってネガティブになるのでは意味がありません。反省したら未来に向かって今度は失敗しないように行こうと進まないと意味がありません。

 人は誰でも間違いを起こします、失敗します。だから人は一度はコケるのです。でもその失敗経験を活かして、二度コケしないように努力するのです。
過去の失敗にとらわれない様に今を充実させましょう。趣味でもスポーツでもいいです。心を充実するためにも、どんどんチャレンジしていきましょう。マイナス思考よりもプラスの喜びをたくさん味わいましょう。

がんばって!応援します。つらければいつでもご相談を!合掌

 

{{count}}
有り難し
おきもち

★僧伽(お友達)になりましょう。一緒に仏教を楽しみましょう★ Email...
このお坊さんを応援する

質問者からのお礼

ありがたいお言葉ありがとうございます。
ずっと人の言葉や評価が全てだと思っていました。なので自分で何を選んだら周りから見ても正解なのかと考えてしまうこともたくさんありました。
大切な人のことも評価されて、大切なのに気持ちが薄れてしまいそうなこともありました。
すごく心にすとんと落ち着きました。
不安になった時このお言葉を見返して、心の落ち着きにしたいと思います。
もっと自分の気持ちも強く持てるように努力したいと思います。
ありがとうございます。

染川さま
ありがたいお言葉ありがとうございます。
失敗を二度もしないように振り返りをすることで苦しくなるのは、ほんとに苦しくなるだけでした。
少しでもポジティブになるように、今を充実させられるように、何か始めたいと思います!
ありがとうございます!

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ