生かされている理由
毎回ハスノハでのご回答に救われています。
しかし、助言いただいたほとんどの事を実践できずにいます。
負の感情が大きく重すぎて、押し潰されてしまいます。
甘えていると思われてしまっても仕方がないと思いますが、どうしても動けません。
本当に最低なダメ人間です。
お坊様方のお智慧や時間を無駄にしてしまっている事、心から申し訳なく思っています。
神様・仏様はなぜ、恨み憎しみまみれで、お坊様方の助言も聞き入れない最低・最悪な人間を生かしておくのでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
それにつけても
”お坊様方の助言も聞き入れない最低・最悪な人間”
何をおっしゃいますか(笑)
仏教は消火器のようなものです。消火器は、火事になってはじめてその真価を発揮する。火事になって、はじめてその有り難さを実感する。逆に、火事さえ起こらなければ、じつに邪魔くさいものです。
あなたは今、苦悩の煩悶の中にいらっしゃるのでしょう。しかしながら、よくよく案ずれば、まだ”お坊様方の助言”という消火器を使用するほどのものではないのかもしれませんよ?ご自分でフッと吹き消せるマッチの炎のようなものなのかもしれません。
大火事ではない。
これはこれで有り難いことではありませんか。
もしも、このままあなたが死ぬが死ぬまでhasunohaの坊さんたちから教わった事を実践せずに済んでいったのであれば、ある意味、それはそれで幸せな人生だったと言えるのかもしれませんね。
しかしながら、小さな火種でも大火事に発展する可能性はあります。決して油断なさらず、ぜひ日頃から消火器を整備しておくように、仏教をしっかり学んでください。
機が熟した時、hasunohaの坊さんたちに教わった事が必ずあなたを支え、励まし、慰め、時には叱ってくださることでしょう。それと同時に、神仏はあなたをなぜ生かしておくのか、その理由も分かるかもしれませんね。
1㎜でも前に進めればいいのですよ。
ポポーさん、こんにちは。
ハスノハでアドバイスされても、なかなか実践できないのですね。
みんなそうです。いわれたことをすぐに実践できれば苦労しません。今までの自分を捨てることができずに、苦労しながら、実践しているのだと思います。
でも少しでも例え1㎜でも前に進めればいいのです。1㎜でも一年間実践すれば365㎜、十年間でなんと3m65cmになるのです。
何度失敗しても、あきらめずに、少しずつ進みましょう。がんばれ!合掌
「聖稲芉経」
ポポー様
川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。
まあ、理由や意味や価値というのは、どんなに考えても、「これだ」と決定して実体的に言えるような答えは出ないものであります。
とにかく、全ては因縁(原因と条件)次第によるところのもの。
望む結果、善い結果も、因縁次第となって参ります。
「聖稲芉経」におきまして、お釈迦様がお説き示されました「縁起を見る者は法を見る。法を見る者は仏を見る」ということの真意について、弥勒菩薩様と舎利弗尊者の問答が扱われております。
「聖稲芉経」日本語試訳/マリア・リンチェン氏
http://media.dalailama.com/Japanese/texts/Sutra-on-Dependent-Origination_JPN.pdf
ダライ・ラマ法王様のご法話・ご解説
http://www.dalailamajapanese.com/videos/sutra-on-the-four-noble-truths-sutra-on-dependent-origination
少しずつでも構いませんので、是非、法王様のご法話もお聴き下さいましたらと存じます。きっと何か得るところも。
とにかく、仏教の修学も、無理せず、気負い過ぎずに。ただ諦めずにが大切となります。
できることから一つ一つです。
川口英俊 合掌
あなた自身が生きたいから
仏教では、生への執着が完全になくなる(充分生きたと完全に満足する?)までは、何度死んでもまた生まれかわってしまうと考えます。
つまり、あなた自身が「また死にたくない」と心残りを持っていれば、生きてしまうのではないでしょうか。
あなたは、生身のユウレイなのです。
成仏できていないから、この世にいるのです。
質問者からのお礼
たくさんのご回答、本当にありがとうございます。
少しずつ仏教を学び、ゆっくりでも進んでいこうという気持が湧いてきました。
私の相談に何度もご回答いただけるお坊様や、新たに回答いただけるお坊様との出会いに本当に感謝します。
ありがとうございました。
転落院 様
私はお坊様のご回答を拝読させていただく前に、どんなお坊様からのご回答なのかを知りたくて、最初に写真を拝見させていただいています。
転落院様のお写真から恐そうなイメージを受けたため(スミマセン)、絶対にお叱りのお言葉を頂戴するだろうと覚悟して拝読させていただきましたが、あたたかいお言葉に救われました。
自分の考えや思いは、現実とはずれている事を痛感しました。
私の抱えている煩悩も自分で吹き消せるほど小さい物である事を祈ります。
ありがとうございました。
染川智勇 様
今回も大きく包んでくださるような、優しくあたたかいお言葉に、心が癒され安心させられました。
少しずつでも進めるように頑張ってみます。
ありがとうございました。
川口英俊 様
前回お勧めいただきました本と共にダライ・ラマ法王様のご法話も拝聴させていただき、仏教を学んでみようと思います。
ありがとうございました。
願誉浄史 様
私にとって、この世は、あの世の地獄のような感覚です。
ても、確かに楽しい事や会いたい人がいたりもして、死にたい気持ちを忘れている時もあります。このままたまと、また来世もこの世のユウレイでしょうかね!?
南無阿弥陀仏と唱えてみます。
ありがとうございました。