なかなか寝付けないのですが、どうしたらいいですか
もともと、あまり寝つきのよい方ではないのですが、最近特に寝付けません。
お坊さんはすぐに寝れたりするのでしょうか。寝つきが悪いときはありますか?そのときは何をしていますか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
簡単に出来て、なおかつ最高の解決方法
簡単、かつ最高の答えをお伝えします。
早寝をして、早起きをして下さい。
「早寝が出来ないから、困っているんですよ!」
と怒られるかもしれません。ごもっともです。
早寝が出来ないならば、早起きからはじめて下さい。始めの一回は頑張って目覚ましを鳴らして起きて下さい。鶏でも卵でもどちらが先でも結構です。鶏と卵という命のリレーが行われるように早寝早起きのリズムを整えて下さい。
早く起きれば、その分身体は疲れる時間が長くなり、早く寝ることが出来ます。当たり前ですよね。こうして早寝早起きのリズムが整えば、自然に寝付きも良くなってきます。
さてさて、早寝早起きって、小学生の頃から言われてきているわけで、それができるならばそもそも苦労はしないわけです。特に大人になればお酒の席などのお付き合いもありますし、なかなか思うように行かず、ついぞ夜も遅くなり、早寝ができなくなってしまいます。
早寝早起きは、「早寝早起き」というそこだけを見ていては決して達成することが出来ません。
8時にお風呂に入って9時に寝るとします。そのためには7時に会社を出ないといけません。7時に仕事を終えるためにはどのくらい日中仕事をしておけばいいのか?何時に打合せを入れればいいのか?レポートにまとめるのにどのくらいの時間がかかるか?全てがつながってきます。
上手に一日の流れを積み重ねられて初めてできる早寝早起き。なんだかものすごくハードルが高く感じるかもしれません。でも、人間の体ってよく出来ているもので、早起きをして早く体が疲れてくれば、限界が来る前にちゃんと仕事を終わらせようと頑張ってしまうものです。提出がぎりぎりになってしまうと宿題をがんばって終わらせてしまいますよね。あれと同じです。
早寝早起きを続ければ、そのうちに環境が整ってきます。自分のリズムを作ることができることはもちろん、他の人から見ても「彼女は早起きだから」とみられるようになります。人からそう見られれば後には引けません。早く寝て早く起きる。理想的な生活スタイルが自然と向こうからやってきます。
早起きをすると副産物として「朝の時間」という宝物を得ることが出来ます。朝の時間が何故宝物なのかといえば、その時間は誰からも邪魔をされないから。電話にもメールにも邪魔されない自分だけの時間だから、実に自由で、宝物なのです。
坐禅で頭すっきり
ゆうゆさん、こんにちは。
ちょっと瞑想する。これも、お金をかけない方法です。
なぜ寝付けないのでしょうか?
それはきっと・・・頭のなかを、いろいろな考えがグルグルまわっているから・・・。
目を閉じても、なんだか落ち着かない。
そんなときは、ちょっと瞑想してみてください。
ひとり、静かな場所と時間を確保します。ケータイはバイブレーションか機内モードにしましたか?
ゆったりとした服装で。お風呂上りがいいかもしれません。
お尻のしたにクッションをあてて、足をあぐらでもいいから組んですわります。ちゃんと腰はたてましょう。冬ならば部屋はあたたかく。夏ならばすずしく。
呼吸をゆっくりとしていきます。口でもいいですが、鼻呼吸がいいですね。
深呼吸を何回かしていきましょう。
瞑想は気持ちがいいものです。ゆっくり自分の呼吸や、ゆっくりした時間だけを味わってください。今だけは誰にも邪魔されません。
頭のなかで、呼吸しながら、数をかぞえてみましょう。
しぜんに鼻から息を吸い、吐き出していきます。ひとーつ・・・。ふたーつ・・・。
頭のなかを空っぽにするイメージ。考えが浮かんでも、呼吸とともに出していきます。
かゆかったら、かいてください。ねむいなら、ねてください。
坐禅は、あたまのなかの考えを追いやります。全部とめます。そうすれば、頭すっきり。寝つきもよくなりそうですよね。
ぼくも不眠に悩んでいます…
こんにちは、井上広法と申します。
ぼくも、不眠で悩んでおります。
眠りたいのに眠れないというのは、言うよりもつらいことですよね。
自分の場合、今年の一月に不眠の原因を探るため、一週間ほど検査入院をしましたが、原因はわからず、今日にいたっております。
さてその後ですが、お坊さんとしての答えとしてはご期待に添わないと思いますが…
自分の場合、信頼できる内科医から睡眠導入剤を処方されることで、少しですが改善しました。
最初は、薬を飲むことにかなり抵抗がありましたが、「眠れないこと」より「眠ること」を選択しました。
僕のように、どうしても不眠でお悩みでしたら、適切な医療機関に相談されてみてはいかがでしょうか。
「寝られない状況」に反発、反抗しなければストレスはない。
「寝たい自分 VS 寝られない自分」
この戦いは、寝たい自分をあきらめて完全敗北を選択するとよいでしょう。(^◇^)
通常は、寝られなくなると、
「寝なきゃ」「寝なければいけない」「寝るべきなのに」などと焦り、自分を追い込み、寝られない自分と、寝たい自分とのギャップにストレスや焦りが生じます。
その結果、さらに寝られなってしまうのです。
「OK OK 大丈夫 寝れなくても へーき(^^♪軽く焦ってるけど)」
ストレスなく、かつまたその時間を有意義に使うためにも、心の中セルフ真言を唱えてその状況に反抗、反発しないことです。
反抗しているつもりはないでしょうが、無意識で寝られない自分の状況に反発、反抗して変えられないその状況を無理やり「変えようとする」「別のものにしようとする」と疲れるのです。
ですから、無理して寝ようとしなければいい。
私が寝られないときは、昼間あまり仕事をしなかったり、頭を使わなかった時です。
低燃費な生活だとエネルギーが有り余ってしまうのでしょうね。
そういう時は、その時間を読書や創作活動などに活用します。
翌日は眠いですが、夜まで我慢して体が自然に眠くなるのを待つばかり。
私たちの本当の主人公は、自分の意識ではなく、この体の「お命サマ」。
「お命サマ」が眠くなった時には、自然に起きていたくても寝てしまうのですから。
でも本当は、心の底で解決したい何か問題があるのではないでしょうか。
それが解決したくても解決できない状態にあるのでは?
だから深層心理で気になって寝られない、、?
もし、今度寝られないとき、自分に向き合ってみてください。
何か分かりましたら、また改めてご投稿ください。(^^♪
♪寝られぬ夜は 自分に向き合う 良い機会♪
修行時代に寝つきが良くなり過ぎました。
寝つきが良くなる一番の方法は規則正しい生活をすることです。私が修行した寺院では夜22:30に寝たら朝は3:30起床します。起きたら、することが順序立てて決っているのでもう夜までノンストップです。これが私が体験した修行生活です。寝る時間が決まっていれば、寝つきが悪いなんて言ってられない。寝るのも修行のうち、修行中寝ることを「打眠(だみん)」といい、眠ることに打ち込むと書きますが、寝ることにも作法があります。ここでは敢えて書きませんが、それだけ寝ることは尊いのです。月に何回か、4:30に起床したり、年に何回か5:30に起床したりするとよく寝た気分になります。世間ではこの時間が早起きの部類なのに・・・。
私には医学的なことは解りませんので、もし、ゆうゆさんが規則正しい生活してないのであれば生活を見直す必要もあります。後はこの文章からは原因が解りませんので本当に悩んでいるなら、適切な処方をしてくれる病院に受診に行くべきです。お大事に。
昔言われたこと・・・
ゆうゆ様へ
私の場合、ほぼすぐ眠ることができてしまします。
やはり規則正しくリズムをつけて
小学生のときによく言われるフレーズですが
大切なようです。
寝つきができないときは
おそらく興奮状態や覚醒状態というだろうと思うので
向井様が言うようにうちの宗派では瞑想をしたり
心を落ち着かせようにするといいのではないしょうでか。
方法は人それぞれですのでぜひ探してみてください。合掌