お供えについて
いつもありがとうございます。
うちには仏壇がなく、タンスの上に祖母の写真を飾ってお供えをしていました。
今、先日亡くなった母の写真・仮位牌を同じタンスの上に(祖母の写真の隣)に置いています。
朝、炊いたご飯は祖母と母の二人分供えてるのですが、7日ごとのご飯と一緒に供える汁物やおかずも母の分だけではなく、祖母の分も供えるべきでしょうか?
浄土宗です。
母と二人暮らしだったのが、母を亡くして独り。苦しんでるのを気づいていたのに早く救急車を呼べばよかった、母を無視したり邪険に扱わなければよかった、その寂しさで母を早死にさせた、私が母の寿命を奪ったんだと毎日思っています。 母の命を縮めた罪は一生消えないと思います。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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気になるならやってあげていいと思いますよ
あなたの気持ちでやったらどうでしょうか。気になるなら二人分供えてあげたら良いと思いますよ。難しいなら一人分でも大丈夫です。いずれにせよそこに気持ちを向けて供養することが大事です。人のことのようで自分のことをしているというところが仏道修行というものです。そうした行為すべてが、あなたの修行になっているのです。
※修行とは苦しみ耐え忍ぶという意味ではありません。
香食
川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。
お仏飯だけでなく、お仏膳のお供えも七日ごとになさられておられるのは、誠にご丁寧なことであるかと存じます。
お仏膳は、祥月命日、お盆や彼岸、正月など、年に数回ぐらいに調えるだけでも、正直、最近では丁寧なぐらいとなっております。
七日ごとのお供えは、もしか致しますと、中陰期間で、四十九日までの七日ごとのお供えをそのまま継続されておられるのかも、とも。(あ、やはり中陰期間のことでしたか、、お礼を拝見しまして、気づきました。すみません。)
ただ、お家の風習や、地方の風習、宗派の風習など、それぞれにもよりますので、一概に何が正しいかとも確定的に言えないところもございます。
ご先祖様、皆様それぞれの分となると、大変になって参りますし、ご先祖皆様へと向けて一仏飯、一仏膳とするなど、できることで、無理のない範囲で、特にお仏膳は、命日や彼岸、お盆、正月と年数回でも構わないことであるかと存じます。
ちなみに、亡くなられました方は、「香食」(こうじき)と申しまして、香りを食すると言われております。ですから、温かいものは、できればできたての湯気の出ているものをお供えすることが望ましいとされています。(ちなみに、チベット仏教圏では、お供物を燃やしてその煙(香)を食べて頂くという風習が今でもあるようです。)
とにかく、絶対にこれでないとダメということでもありませんので、無理のないように、また、単なる義務や惰性とならないようになさられて下さいませ。
川口英俊 合掌
質問者からのお礼
ありがとうございます。
母の四十九日までの7日ごとのお供えではありますが、汁は祖母の分も供えて、おひたしと塩漬は、二人で分けてもらいたいと思います。
重ね重ね、ありがとうございます。
母が亡くなってから、ご飯を炊く事を覚えたので、なかなか大変ですが、母と祖母には我慢して食べてもらおうと思います。