飼い犬を好きになれない
結婚した時既に旦那が飼っていた老犬のミニチュアダックスが2匹(14♀・15♂)おり、今年で結婚4年目になりますがいつまでたってもその子たちを好きになれません。
それどころか、近ごろはどうか早く旅立ってほしいとさえ思ってしまいます。
元々旦那の姉が元々付き合っていた人との同棲中に飼い始め、不知識にも雄と雌を交配させようとしていたようです。さらに有り得ないことに、当初の彼と別れる際にペット不可物件に引っ越すから2匹を里親に出すと言いだしたらしく、それは可哀想だからと弟である旦那が引き取り、育てていました。
そんな義理姉は今、猫を飼って溺愛中です…。
ミニチュアダックスフントも元は賢い犬種だと思うのですが、私が旦那と付き合い始めた時は躾も十分に行き届いておらず、部屋は糞尿の跡だらけ、机の脚に繰り返しマーキングする為に木が腐るというほどでした。
ただ旦那のことは親のように慕っており(ご主人様というよりも性的対象に対するそれのように見える)、その興奮具合が気味の悪いレベルです。
私は元々猫が好きで犬は苦手な方なので、結婚して同居し始めた10歳越えの老犬にトイレの躾をし直す毎日に育犬ノイローゼになりながら、なんとかトイレシート以外にしてはいけないということを根気よく覚えさせました。(旦那に構ってもらえないなど甘えたい時は未だにわざとすることもありますが)
さらに高齢になるまで去勢もされていなかったので、子宮膿腫や尿道結石を診断されたタイミングで手術(私の自腹で)させ、忙しい旦那に代わって持病の通院やトリミング、もちろん餌やりや散歩にも行っています。
ここまでしても全く慣れないどころか可愛いと思えない私が異常なのでは、、、と思います。
これまで一緒に寝てみたり色々試行錯誤しましたが、どうしても普遍的な愛情が芽生えません。
犬たちは愛想的には懐いてきますが、やはり愛情のある接し方をする(私には甘やかしているだけに見える)旦那のことの方が格段好きなようです。
ザワつく心の内を見透かしてくるような犬たちと暮らすのが苦痛でしかたないです。
どうにか、愛情を持てなくても気にならないように過ごしていけるようにならないでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
そりゃ、慣れなくて当然ですよねぇ。
そりゃ、慣れなくて当然ですよねぇ。あなたが、飼いたくて飼っているわけじゃないのだもの。私でも、あなたと同じ気持ちになると思うわ。それなのに、本当に 良くお世話をなさっていますね、頭が下がります。
この気持ちは、夫には言いにくいでしょうけれど。家族として接するより、ペットとして割り切ってはいかがでしょうか。最低限のお世話に留めて。やはり、私には懐かない、あなたじゃなきゃダメだから。懐かないのは、あなたにお世話して欲しいからよ、わんちゃんにとってもストレスだろうから、あなたが責任をもってほしい、と。
私は出来るだけのことはしているけれど、限界なのだと伝えましょう。
あなたが、これ以上 負担にならないためにも。
わんこに愛を求めない
拝読いたしました。
konyamさんは、しっかりとわんこたちの面倒を見ておられます。
誰が見ても、そう答えます。
義姉の無神経さに憤りを覚えつつも、よく頑張っておられます。
わんこに罪がないのは気づいておいででしょうが、ご主人に嫉妬の念を抱いても仕方ありません。
あなたは、当初わんこたちの糞尿で汚れていた自宅を、きれいにすることに成功しておられます。
辛抱と根気のいる毎日であったことは容易に想像がつきます。
大変苦労されたでしょう。
でも、わんこも同様に努力しました。
10歳を超える老犬になるまで、そのあたりでトイレしてもよかったのですから。
わんこに、愛情をかけたからと言って、お世話をしたからと言って、なつくとは限りません。
愛情をかけるのと、なついてもらうのとは、つながりませんから。
わんこたちに求めれば、余計にしんどくなります。
こっちは世話もしてるし、愛情をかけて努力してるんだから、あなたたちも私を好きになりなさいよ。
という具合です。
愛情を持とうと考えるから、苦痛になるのです。
期待するから腹が立つのです。
あなたがいなければ、恐らくわんこたちは生きていけないでしょう。
あなたが、わんこたちの命を支えていると言っても過言ではありません。
しかしそれと、あなたになつくのは別問題です。
さてどうしましょう?
もう世話はやめますか?
私にはあなたが、動物を見放すような人間と、感じないのですが。
犬を見ているようで、違うものを見ていませんか
それは犬を見ているようでいて、あなたの旦那様や義姉さんに対する思いとごちゃごちゃになっています。
過去の話として、あなたには受け入れがたい話、つまり、そのわんちゃん達がこういうルートに乗って今ここに来た、ということがあるでしょうが、生まれてこのかた、わんちゃん達の意思であなたの手元まで来たわけではなく、全て人間のわがままに振り回されそれを全て受け入れて来て今ここがあるのでしょう。
わんちゃんにはなんの罪もないのです。そして、義姉さんや旦那さんでもないのです。わんちゃんはわんちゃんです。しつけの話も、わんちゃんが悪いわけではないですからね。
あなたに必要なことは、ただその物を見る力です。過去の話や、思い、感情を抜きにして、目の働きでただその物を見る力です。あなたの目は好き嫌い、損得を一切言わないはずです。思うのは頭の中の活動、想像の世界、妄想の世界、虚像の世界です。リアルではない。目は本物を見せてくれます。間違えないです。ご自分の目に学ぶのですよ。
質問者からのお礼
教善寺 / 中田 三恵さま
早速のご回答ありがとうございました。
実は育犬ノイローゼ中に何度かそのように伝え、喧嘩しながらも話し合いましたが、やはり出勤時間など物理的な都合により、私が主に世話をすることに何も変わりはありませんでした。
もっとあっけらかんと割り切ることができれば、犬にも自分にとっても精神衛生がいいのだと思います。
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善通寺 / 海老原 学善さま
ご回答ありがとうございました。
おっしゃるとおり、早く旅立ってほしいとは思いながらも死ぬまで何もせずに放置しようとはなりません。人間として生き物を飼うからには、それが道徳上当たり前のことだとは思います。
これまでペットを飼ったことがないので、愛情というものに囚われ過ぎているのでしょうか。
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円通寺 / 邦元さま
ご回答ありがとうございました。
深いお言葉に考えさせられました。
確かに、犬たちは犬たちであって、人間の作り上げた運命を受け入れるしかない存在ですね。
過去の話も然り、動物を飼うことにより生じる不自由さや金銭面や時間的な負担ばかりが頭を支配しているかもしれません。
もう少し、生き物そのものと向き合うことを意識してみます。