どう変われば良いかアドバイスをお願いします
経緯からお話しします。
母が若年性認知症になり、私は遠くで暮らしていたので世話ができず、割りと近くにいる姉に頼ってしまいました。
子供の頃からの両親との会話で、何となく母が姉をちゃんと育てず辛く当たっていたことは知っていたのに頼るしかありませんでした。
母が他界し、姉から心がついていかないまま面倒を見てきたと言われ、状況を把握できるほど、両親や姉と電話などしてこなかった自分が悪かったことを理解しました。
また、母が施設に入る前、姉からこんなに辛いんだとSOSがありましたが、子供を授かる事ができず心に余裕が無かった私は、そのSOSを子供が出来ないのは実家のせいだと最低な態度をとっていたことに何年か経ってようやく気づきました。
反省もあったので、父に時々電話をしましたが、父も認知症が進行し、妄想と混乱で姉を敵のように毎回言うのが辛く、病気のせいとは言え、許せなく電話をしなくなりました。
姉から電話をするよう催促された時に、それを伝えると、その時は話を遮り、話題を変えれば良く、私(姉)は悪者でいいから父のためにいい娘(私)でいてくれと頼まれました。
辛い思いをしながら両親の世話をしてくれている姉の気持ちを汲みたいと思い、父と電話しましたが、毎回どうしても姉を敵とした話にしかならず、心が折れ電話することを止めてしまいました。
子供の頃の姉を大切してこなかった両親の事が許せなくなっていたことも電話を止めた要因です。
止めたことで、私の心が荒むことが無くなり、夫を心配させなくなったことが唯一の救いでした。
しかし、私の不誠実な態度の積み重ねで、姉からの信頼は無くなりました。
謝ったことはありますが、もう関係修復は無理な状況と感じています。
仏壇に手を合わせに行きたい事やお金の話など避けて通れない必要最低限の連絡をとった際に、私からしてみれば攻撃されている内容も一緒に返ってきます(内容の理解を頭がブレーキをかけているだけで攻撃ではないのかもしれませんが)。
姉は本当に立派な人です。その人に攻撃させている私がダメなのです。
これ迄の過程で私は自己中心的で、負の感情に囚われすぎ姉妹の絆も犠牲にし手遅れにしてきました。
せめて攻撃が緩和されるように、私は変りたいです。
こんな私に何かアドバイスを頂けないでしょうか。
長文、大変失礼しました。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
出来る範囲で、親孝行を
認知症のお父様の電話の相手をするのも大変だったでしょうね。認知症が進んでいなくも、歳を取れば「同じ思い出話を何度も繰り返す」「本来一番世話になっている人に対して、感謝の言葉は言わず、悪口や中傷を言う」「今言ったことをすぐ忘れる」ということが良くあります。
或る方の例ですが、晩年、老母がたまに見舞いに来る娘(次女、三女)たちに普段世話になっている長女夫婦の悪口ばかり言ってました。長女なりに可能な限り病院に通い、一生懸命にお世話していたにも関わらずです。老母の死後、姉妹は対立し、妹たちは母親の法事にも来なくなりました。長女は若いころから一生懸命母親に尽くしてきた方ですが、当時から傍から見れば大変な親孝行な長女に母親は辛く当たっていたそうです。(後に親戚の方から聞いた話です)
ぽちゃねこさんは、上記の妹さんたちのようにはなっていません。年寄りの言うことは真摯に聞いてあげましょう。ぽちゃねこさんは真摯に聞いてあげたと思います。但し、きちんとした濾過装置を取りつけて聞いてあげることが大事です。ぽちゃねこさんはお姉さまの立場を考慮し尊重し、お父さんの言い分を鵜呑みにしないで、真摯に聞いてあげてきました。
他人の私から見れば、これで十分だと思います。あなたは一生懸命やりました。もっと続けてあげたかったでしょうが、続ければあなたの心身がボロボロになるだけでしょう。止めて正解でしょう。
電話や会話ですと、疑問や反論を突き付けられるから、ややもすれば十分な事情説明が出来ないことも有ります。手紙を書きましょう。質問文だけでも十分あなたの誠意は伝わってきます、お姉さまへの敬意と感謝の気持ちは伝わってきます。会話では上手く伝えられなくても、手紙で上手く伝えましょう。
「親孝行したいときには、親は無し。」という俗諺がありますが、実の両親をお見送った立場の者としてもしみじみとそう感じます。出来る範囲で親孝行に努めましょう。お母様の御供養、お父様の看病。遠方からは頻繁に来れないけど、「毎月一回などぐらいは伺います。」という意思表示をして、健康や妊活の事情が許す限り、御実家の方に行ってあげてください。
住んでいるところが離れているのですし、妊活中なのですから、お姉さんに頼るのも仕方ないと思いますよ。
ただ、お父さんは病なのですから、会える間に会って少しでもお話をされる方がいいと思いますよ。
お姉さんから攻撃されるでしょうが、それは、今までお母さんやお父さんの介護をしてこなかったしわ寄せが一度に来たと思って、しっかり受け止めましょう。
お姉さんも、あなたに言いたい事を言うことで、ストレスが発散できるのでしょうからね。
ご主人と一緒に、今できる事から始めてくださいね。
拝読させて頂きました。
あなたが今なさらなかったこと、できなかったことを真摯に受け止めて反省なさり、あなたが今からできることをできる範囲にてなさっていかれてはいかがでしょうか?
あなたにも生活がありますし、お姉さんにも生活がありますから真摯な姿勢でお話しあいなさりながらできる範囲で会いにいったり直接お話しなさってみて下さいね。
なんでも後悔はつきものですけれども、今からできることをできる範囲で頑張ってみて下さいね。
あなたがご家族の皆さんとこれから共に分かち合いながら幸せに生きていって下さいますようにと心よりお祈り申し上げます。
質問者からのお礼
早速、ご回答頂き有難うございます。
内容を読み、以前友人から言われたことと同じような内容だったので大変驚きました。
同じ事を教えてくださると言うことは、姉の言いたいことを受け止めず、ずっと逃げてきた証なのかなと感じております。
姉と連絡を取る際には、今度こそ逃げず、介護をしてこなかった皺寄せなのだから受け止める他ないと言い聞かせ、反論しないよう努めていこうと思います。
私が悪いのだから仕方がないこととは言え、やはり落ち込むと思いますが、夫とも確り話し合って出来ることを一つ一つ前向きにやっていこうと思います。
ありがとうございました。
吉田俊英様、Kousyo Kuuyo Azuma様
ご回答ありがとうございます。
ご回答が心に染み、涙が絶えずお返事が、遅れていたところで、さらに、父の容態が急変し、他界したため、お礼が遅くなったこと、お詫び申し上げます。
今できること、これからできること、随分と限られた気もしますが、一つ一つ出来ることを確りやっていこうと思います。
父と話したかったことは手紙にして一緒に火葬しようと思っています。
姉兄にも手紙を書こう思っていましたが、先に会ってしまったため、話せることは話し、話せなかったことは、機会を伺い手紙にしようと思います。
ありがとうございました。