結婚直後、結婚前の夫の浮気が発覚しました
社内恋愛で出会った私達は2年の交際を経て結婚しました。夫40歳妻32歳です。
交際1年半で同棲し、半年後に入籍。同時期に妊娠発覚。幸せいっぱいのはずが、過去の浮気が発覚。交際から同棲する前の1年半、約10名の女性と関係を持っていました。彼の転職と同時に同棲を始めたのですが、それを機にすべての女性との連絡は絶ったようです。
もともと彼は社内で有名な遊び人で、彼と付き合う際に、信用できないし結婚前提でしか付き合う気はないとお伝えしたところ、ラインのIDを変え、私の親にすぐにでも挨拶に行く、こんな風に人を好きになったことは初めてだ。と訴えてきたので信頼しました。交際中、とてもマメに連絡をくれ、私の家族とも仲良くしてくれ、疑いを持ったことは一度もありませんでした。
しかし実際は、誠実に見えたは私の前でだけ。彼女のいない設定で関係を持っていた女性10名とのやりとりは、下ネタのオンパレード。裸の写真を送ってもらい、ランチついでにホテルへ行き、同時進行で同じ社内に4名、同棲直前まで人妻2名のセフレがいたようでした。相手がいよいよ本気になるとポイと捨てるような手口で、私の前での彼とはまるで別人です。
発覚時、別れたくないと懇願され、下記の条件を飲むなら、と結婚生活を続けています。
・結婚前からの貯金全額を慰謝料として私に渡す
・電話番号、ライン、メール、すべて変更し、私がいつでも彼のスマホを見れる状態にする
・スマホのGPSで常に居場所が分かるようにする
・給料、クレジットカード、キャッシュカードすべて私の管理のもと、お小遣い制にする
加えて、一生許さないし、生涯をかけて償ってほしいと伝えました。発覚から5カ月、夫はすべて守ってくれており、意識や行動を改めるために精神科で認知行動療法を受けています。何よりも私を優先し、家事もよくやり仕事にもしっかり励む一見素晴らしい夫です。
でも、それでもまだ不安です。何故ならセフレがいた頃も今も、私から見える夫は、優しく誠実な人。変わりないんです。夫は変われたのか?私には分かりません。過去の女性とのやりとりを思い出し辛くなり、1人泣き眠れない日もあります。
あと数ヶ月で子供が生まれ、これから、長い家族生活が始まります。できることなら、すべて許して楽になりたいです。過去のことだとすっぱり忘れ、穏やかになれる方法、秘訣があれば教えてください。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
こればっかりは本人とお互いの人間性の問題です。
まず単純にざっくり申し上げます。
人も犬もネコも自分の思い通りにはならないものです。
自分の思うように所有しようとする心が強いほど実際がそうでない時に苛立ちを覚えるものです。
リスクの高い人と結婚してしまったということです。
相手を責めるほどにだんだん相手もうんざりしてくる他の異性とことでしょう。
真の自立を求めることです。
相手にも向上心を持たせる。あなたも向上心を求める。
仏教とはその為にこそあります。
菩提心とは人間の持てる最高最上の心です。
夫婦となったからにはもう他の異性と関係を持たないことをあらためて約束する。
あなたが不安なら不安であるということを彼にも伝えること。
人にもよりましょうが男性には女性以上の性欲があるものです。
モテる男性、そういう関係を多く持つ男性というのはそういう性欲や自己承認欲求が強いということでしょう。人はルールでは縛れません。夫婦は信頼しあえる関係でなければ相手もどんどん他人になっていってしまうものです。世界にある宗教心とは人間が人間性を失わないためにこそあるものです。あなた方に必要なのは宗教心ではないでしょうか。
道徳・倫理を超えて、本当に夫婦として信頼し合えるような宗教心。
教会での結婚式の神父さんはイケメンのバイト君です。
新婦さんもカタチだけ、新郎新婦もカタチだけ。
つまり儀式としては宗教行事なのに二人の間に宗教心が無いということ。
それでは本当の信頼関係を築けません。世界になぜ宗教というものがあるのでしょうか。
人間がより人間性の高い人間になるためにこそ、です。
人間も首輪が無ければみさかいなしに交尾する犬のような面があります。だからこそたとえは悪いですが人間に必要な心の首輪。それが宗教心なのです。(うん、たとえ悪いね。)
あなたを愛する真面目な夫だと思うけどな~。
kanaさん、こんにちは。
彼が、交際中に浮気していたことがバレたのですね。つらかったですね。
でも、もともと女好きな遊び人の彼氏だったのだから、真面目に付き合うと言われても、普通は無理だと思います。そんな真面目な気持ちがあるのであれば、そんな女遊びしないのですから。信じる方がおかしいですね。でも、たぶん彼は本当にあなたが好きになったから、その欲望に振り回されながらも、あなたのために直さなければならないと、あなたと同棲を気に覚悟を決めて全部の女性を捨てたのだと思いますよ。ちょっとセックス依存症もあったのかも知れません。遊び人の夫にとっては大きな勇気・決断だった思います。少し騙されていたと思うと悔しいかも知れませんが、同棲以降浮気をしておらず今を真面目にあなたを愛しているのであれば、夫を許してあげても良いのではないかと思います。
人間には二面性は必ずあります。夫婦だから全部知っていて当然でもありません。お互いの生き方を尊重し、相手が嫌がるものであれば見せずに生きることも大人としての夫婦の付き合いでもあります。ましてやご主人も40歳、あなたも32歳で、それぞれの生活が固まりつつあるお歳です。それを変えるのですから、若い人の結婚よりも生活習慣を変えることは大変なことなのです。
反面、そんなに女遊びができる人は、たぶん社交性が上手い人なので、他の人よりも仕事ができる人ではないかと思います。英雄色を好むの通りです。人間には一長一短があるので、そこをお互いが理解しあいながら夫婦生活をしないと、必ず破綻していしまいます。そういう意味で夫の悪いところである女遊びを止めたのですから、そのご主人を信じてあげていいのではないかと思うのです。
逆に心配するのは、ペナルティとしてそこまで夫をガンジガラメにすると、逆に夫は萎縮してしまい、仕事のできない男になってしまうのではないかと思います。賢い妻は、夫を手綱をつけて泳がせながら良い気分にさせて、仕事をさせます。夫婦は勝ち負けではありません。お互いがいたわり会いながら作り上げていくものです。反省した夫を受け入れる心の器を作ると常にあなたが夫の手綱を持つことになります。
少し夫の頑張りを信じてあげましょう。そして浮気できないぐらい夫を愛してあげましょう。それが一番だと思います。合掌
許すより、歩み寄る。
相手に求めたことは文面拝見して分かりました。
私にうつるあなたは何も変わらない誠実な人。
でも、影は見えない。裏も見えない。
何してるか分からないうちは不安。
いつ昔のクセが再発するか不安。
だから信じたいんだけど信じられない。。
結婚前の貯金、スマホの情報公開、居場所確認、資金管理、認知行動療法通院。男にとっては束縛かもしれませんが、そのくらい傷ついて辛かった気持ちの値段だと察します。
辛かった気持ち、嫌だったことを夫さんは反省・理解したからこその現状だと思いますが、
再発を予防するにはもうひとつ考えることがあります。
互いがされて嫌なことだけではなく、互いの大事にしていることは何なのか。そこの共有はされていますか。
夫さんが大事にしていることはご存知でしょうか。
kana様が大事にしていることを夫さんが理解されたときに「ありがとう」言えてますか。
キツイいい方になったらごめんなさい。
浮気の善悪のすり込みではなく、何でその行動に走ってしまったのか。
もう二度としないではなく、どんな条件が整ってしまったら誘惑に負けそうになるのか。
その要因を遠ざけるにはどんな環境を整えるか。
自分だけでは言葉にならないかもしれませんが、認知行動療法に通い、昔の自分を客観視できる状態になった後でそこを確認しなきゃ再発リスクは低くならないです。
自分ひとりが大事にしていることと、家族にとって大切なことが一致していればいいですが、子どもが生まれた先、個人の大事と家族の大事が一致しないことはたくさんでてきます。
そのときに家族や子どもを大事にできるための作戦を夫とともに考えることができれば不安も減ると思います。
すべて許して、過去の行いを「無かったこと」にするのではなく、過去のことを「きっかけ」として互いが歩み寄り家族のために智慧を出し合うこと。
それが煩悩を智慧に変える如来のはたらきかと思います。
質問者からのお礼
それぞれご回答ありがとうございました。
発覚からの数ヶ月、ずっとモヤモヤとしていたものがすっとひらけたような気がしました。
人は自分の思った通りに生きてはくれないこと。
そんな当たり前のことを、近い関係を築く中ですっかり忘れていました。
ルールで関係性を保つのではなく、信頼関係の上で互いに気持ちよく、支え合いながら生きていけるよう、私自身も成長していけたらと思います。
「こんなことされて、絶対に一生許さない!!」と、「許せない自分」に苦しみながらも「許す」ということ自体に執着し過ぎていたことに気づきました。しかし、大事なことは許す・許さないなどの短絡的な話ではなく、これから家族として共に生きていく上で2人どう歩んでいけば良いのか、互いにきちんと考えながら前に進むことなのだと思いました。
これから先の人生も、きっと様々な問題にぶつかっていくのだろうと思いますが、家族として歩み寄り、互いに成長していけたらと思います。
この度は丁寧なご回答ありがとうございました。