作者の考え方が・・
以前、文学作品を読む時に、作者の思想を考えて読んでしまって不安になる、みたいなことを書きました、ユカです。
この質問は、少し説明不足だったので、再度投稿しました。不安というのは、もし作者の考え方が、結構危なそうなものだったら・・・ということです。漫画に対してもです(泣)
作品内容自体は関係なさそうなのに、そういう、余計とも言えることを考えてしまい、作品自体を楽しんで読めなくなることが、実はあるのです。
心配しても仕方ないのに・・・と虚しくなります。
私は何も考えずに、読書を楽しみたいんです!
長文で失礼いたしました。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
想像し始めたすぐに気づいて、想像をやめる。
想像するのも読書の醍醐味だから、良いと思いますが。
想像したくなる、○○したいという欲には快楽も隠れています。
つまり、あなたは、想像すること自体は楽しめる可能性があります。
ただ、想像した結果恐くなったり嫌な気分になったり、つまり怒りの煩悩が出るのでしょう。
お化け屋敷に入りたい(欲・快楽)、でも入ったら怖い(怒り・不愉快)、みたいですね。
想像してしまうのは、かなり瞬間的な衝動なので、まったく想像しないのは難しいです。
しかし、想像し始めたときにいち早く気づいて「想像はここまででやめておこう」と、意識を本の内容に戻すことはできるかもしれません。
また、想像してしまったことはあくまで想像であり現実ではない、と確認するのも大事です。
心が考えることは全て「無我」(幻みたいに実体がない)です。
また、心は無常(瞬間瞬間に生じては滅して変化してゆく)ので、心を意図的に変えるのも可能です。
なお、心は、眼耳鼻舌身意の六根からの刺激に反応してしまう頼りないものでもあります。
心を制御したいなら、六根から入ってくる刺激を制御してみてもよいでしょう。
楽しい心になりたいなら、心に楽しい情報を与えてあげるのです。
距離をおく
他人ごとだと思って読むことです。
自分の事にし過ぎていませんか。
「そもそも、これは私の事ではない」
「創作物」
「他人様の事」と思ってください。
のめり込める共感能力が高いのは良い面がありますが、気持ちを注ぎ過ぎると全部我が事になってしまって、その害身に余りあり。
質問者からのお礼
願誉様、ご回答ありがとうございます。
はい、怒りの煩悩がでます(泣)
確かに、想像しすぎなのかもしれません。現実ではないですもんね。
もっと意識を強く持とうと思います。大好きな本のために!
丹下様、ご回答ありがとうございます。
おっしゃる通りです(泣)他人事のことでよく心配になります(泣)
自分のことをもっと考える努力をします。