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お坊さんは他の宗教もお勉強するの?

回答数回答 5
有り難し有り難し 51

ふとした疑問です。
急ぎの質問ではないのでちらっと見た時にでも答えていただけたら嬉しいです!

①お坊さん方は、仏教意外にも他の宗教のお勉強したりするのですか?

②他の宗教の事はどう思っていらっしゃいますか?
教えて頂けたら嬉しいです⭐️

2018年9月9日 10:50

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お坊さんからの回答 5件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

私自身、「宗教とは何か」という勉強はしておきたいです。

こんばんは。亀山純史と申します。

➀「お坊さん方は、仏教以外にも他の宗教のお勉強したりするのですか?」について
お坊さんとして、他の宗教のことも知らなければいけない、ということはないでしょう。ただ、他の宗教についても知っていれば、より深く仏教の教え等を考えることは出来ると思います。私の個人的な見解としては、他の宗教というよりも、そもそも宗教とは何か、ということを学んでおくことがとても大切なことだと思っています。(このことは、次の②にも大きく関わってきます。)

②「他の宗教の事はどう思っていらっしゃいますか? 」について
他の宗教も基本的には尊重します。(「基本的には」とは、宗教の中には過激思想を持ったものもありますので。)宗教とは、絶対的なもの(神や仏)を通して、その人の生き方を規定するもの、と私自身捉えています。つまり、宗教は「私たちはどのように生きるべきか」という価値観を含むものです。そのため、世界には数多くの宗教が存在するのです。また価値観を含むということは、客観的にどの宗教の教義が本当なのか、などという議論は基本的に成り立たないのです。たとえば、死後の世界について、宗教によって実にさまざまな教えがあります。しかしこれは、客観的にどの宗教の死後の世界が本当なのか、ということではないのです。キリスト教にはキリスト教の世界観があり、イスラム教にはイスラム教の世界観があり、そして仏教には仏教の世界観があっていいわけです。

以上が私が考えるところの回答です。

2018年9月9日 21:28
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有り難し
おきもち

hasunohaを訪れてくれた皆さん、こんにちは。私は浄土真宗本願寺派の僧...

他の宗教のことを理解しようという姿勢は、必要だと思います

 私は刑務所の教誨師という役を頂戴して、受刑者の更正のお手伝いをしております。受刑者への教誨自体は、それぞれの宗教者がそれぞれの宗派宗教の教えや儀礼に基づいて行っています。同時に、教誨活動を行う上で、各宗派宗教が協議協力しながら、「教誨師会」の運営を行っております。他宗のお坊さん、神主さん、神父さん、牧師さん、天理教の分教会長さんたちと御話しする機会があります。特に講義や講話を聞くということはありませんが、それぞれの教誨師さんがそれぞれの宗派宗教の教えや儀礼に深い信仰と誇りをもって勤めて居られることが感じられます。このhasunohaで他宗さんのお坊さんの回答を読んで、教義等の違いを感じることがあります。違和感を感じることもあります。同様に、他の宗派宗教の教誨師さんとお話をしていろんな面で違いを感じることも少なくありません。
 自分の宗派に誇りを持っていますが、他の宗派宗教を尊重し他の宗派宗教を学ばせていただく姿勢が必要だと思っております。金子みすゞさんの詩に「みんな ちがって みんな いい」とありますが、お互いを尊重しお互いに学び合うことが大事だと思います。

 また、東北大学の臨床宗教師研修を受講し、現在日本臨床宗教師会の会員になっております。「宗教者間の協力」が臨床宗教師活動の大きな柱となって居ります。自分の立ち位置を確認する意味でも、他の宗派宗教のことも深く勉強することも大事かと思っています。他の宗派宗教の教義を専門的に学ぶだけに時間を取ることが難しいですね。他の宗教者との交流を通して、少しずつ学ばせていただいております。

 学生時代、仏教学部に居ましたが、宗教学ー特に宗教民俗学・宗教史という分野ーを熱心に勉強しました。民俗学や宗教史は、現在の葬式や年中行事、神仏習合、日本における宗派宗教の成り立ち等を理解するためには、必要な学びだと思います。

2018年9月10日 12:59
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有り難し
おきもち

①お坊さんにもよると思いますが、私は講習会や本やネットなどで他の宗教について少し知っている程度で深くは勉強していません。
②他の宗教にも私の知らない大切な教えがあると思いますので否定することはありません。

2018年9月9日 18:00
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有り難し
おきもち

私は浄土宗の坊さんをしています。 なかなか良い回答はできませんが、少しで...

小生の考えです・・・。

貴女のご質問のお蔭で、他のお坊様方のお考えを読ませて頂き、勉強になりました。有難うございます。ちなみに以下、小生の考えです。
①について・・・キリスト教やイスラム教などについて、色々と本を読んでおります。専門的にはよく分かりませんが、他の宗教も「人間について」という事で、苦悩・貧困・幸福などについて「説いて」おります。色々参考になります。
②について・・・他の宗教も、それを信じ、大切にしておられる方がそれぞれいます。尊敬・尊重すべきだと思っております。
ちなみに、仏教(お釈迦様が開かれた宗教ですが…)に関して、こんな川柳があります。❝宗論は どちらが負けても 釈迦の恥❞と言うものです(宗論とは「自分の宗派が優れている」と主張し論争すること)。この川柳、中々、すごいでしょう・・・(笑)。
貴女もこれから色々と勉強なさると思いますが、宗教に限らず、どんなことでも相手の話をよく聞くという態度を身に付けて下さい。合掌

2018年9月10日 16:30
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有り難し
おきもち

鈴木大拙と紫が好き

ご質問を拝読させて頂きました。
①の回答ですが、他の宗教の勉強も必要だと思いますよ。
鈴木大拙という宗教家をご存知でしょうか。
我々、禅の世界ではめちゃくちゃ有名な人なのですが、若かりし頃、西洋人向けに大乗仏教の特徴を紹介する本を出した事があったのです。
しかし、当時の世界的宗教家から、「それ、あなたが勝手に大乗仏教だと思っているだけで全然違うよ。むしろ、ヒンズー教に近い思想だ。」と指摘され、かなり酷評されました。
鈴木大拙もそれ以後、その本の再販を拒絶し続けていたという事ですから本人にとっても黒歴史だったのでしょう。
結局、自分の答えが先行し、それを肉付けするように勉強してしまったのだと思います。
ちゃんと他宗教との比較を行っていれば、もう少し違う内容になったはずです。

当たり前の事ですが、仏教だけを勉強していても仏教の特徴は分かりません。
他と比較をする事で、仏教の特徴が浮かび上がります。
そのためには、まずは仏教の勉強を徹底しないといけないと考えています。
そうでないと、他の宗教とごちゃ混ぜになってしまいますからね。

②の回答は、他宗教の思想も尊重はします。
例えば、自分は紫色が好きでも、友達は赤色が好きなんて事はよくある事でしょう。
だからと言って、「お前、間違ってるよ!」とはなりません。
「へぇ〜、そうなんだ。赤色も良いよね。」と思います。
しかし、紫色が好きな事に変わりありません。

2018年9月10日 22:53
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有り難し
おきもち

臨済宗寺院の住職です。皆様の良き御縁となる事が出来れば幸いです。

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禅の心

以前、代々ご家族の血縁でお寺をされている長男のお坊さんとお付き合いさせて頂いておりました。 私は、小さい頃からずっと日本の文化が 好きです。行動や意味、全てに想いが詰まっていると思うからです。禅もそうだと思います。宗派や教えは違いますが、修行する意味、教えの意味、そこにある想いは一緒だと思うのです。 彼は継ぐ決心が出来ず、実家のお寺を離れて大学生をしている時に出会いました。彼のお父様にお会いした時、すごく違和感を覚えました。言葉では表しにくいのですが、冷たい…ドライな感覚です。彼もお坊さんになる決心をして、修行に行くまでの期間、その違和感に似たものが私の中でどんどん大きくなっていきました。偏見の言葉や、権力には敵わないなどの発言も多くなっていきました。お父様そっくりでした。 お別れした後、周りの方からは「私達には分からない世界だからそれは仕方ない」「私達には分からない重圧があるのだろう」と。 それが私には納得がいきません。生きていくだけで辛い事、苦しい事が沢山あります。それはお坊さん一般人関係なく平等にあるものだと思います。 お寺の世界とは、一般の世界とは違うものなのですか?今まで自分が信じてきたものが分からなくなる時があります。

有り難し有り難し 10
回答数回答 1

坊主と乞食はどう違いますか?

挑発的なタイトルで申し訳ありません。もっとマイルドにしたかったのですが、字数の関係でできませんでした。決してお坊さんを馬鹿にしてやろうとか、悪口を言ってやろうとかいう気持ちはありません。むしろ日々尊敬しております。なのでそこの所をご理解いただけたら幸いです。 本題に入ります。 まことに、大変失礼な質問だとは思いましたが、心の中にふと思い浮かんでしまいました。 仏教書を読んでいたら、「仏教の出家者は一切の生産活動を放棄して修行に専念しなければならないので、一般の人たちからお布施をもらわないと食べていけません。」とありました。 その部分を読んだ時に浮かんだことは、「お布施をすることによって、お布施をした人にはなんのリターンがない。これでは乞食に施しをするのと同じでないか?」ということです。 もちろん、お布施をすることによって功徳が積める、物惜しみに打ち勝つことができるというのは分かっているのですが、現代人にそんなことを言ってもそれが何だよ?と鼻で笑われるでしょう。もし私が誰かに「坊主と乞食って何が違うの?笑」と聞かれたら私はなんと答えればいいのでしょうか? ちなみに身近なお坊様(そこそこ名のある立派な人です)にこの質問をしたら「違わないんじゃね?」とのことでした。ハスノハのお坊様方はどうお答えになりますか? 大変罰当たりな質問だと思います。このことで私の身に不幸が起こったら甘んじて受けるつもりです。しかし、後学のためになんとかお答えしていただければ幸いです。

有り難し有り難し 59
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