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始めたばかりのアルバイトを辞めたいです。

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まだ2回しか出勤してないのに辞めたいです。仕事の考えると動悸を感じて胸がいっぱいになってしまいます。睡眠もろくに取れずに目が覚めてしまいます。このような気持ちを抱えているのがストレスなので辞めてしまってもいいと思いますか?またどのようにしたらこのような気持ちを和らげられますか。ご回答お願いします。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

向き不向きはある

匿名まん様こんにちは。
私は学生時代にリアルに3日でバイトを辞めた経験がある3日坊主の丹下ヘタレまんと申します。
うん、やめましょう。
今すぐ!電話よっ!でもその分のお給料はちゃんともらってくるのよっ!
私が昔、世田谷のう〇しんというお店で働いていた時の伝説のアニキについてお話ししましょう。
「おう、ゲン。(私のお店内の名前)オマエ、ギターやってんだって?何弾くんだ?」
「あ、ブルーズを」
「どうしてだ?」
「一生やっていけそうな気がして」
「そうか。いいぞ。その気持ち、貫き通せ。(肩ポン)」
「〇〇さん、ありがとうございます」
数日後
「おう、このCDやるよ。」
バイトの神様はBBキング、バディ・ガイのCDをくれた。
何てイイ人なんだ。オレ、この人についていこう。
ある時、
「ガチャン!」
店長「なにやってんだ!」
私「すみません!」
神様「ブルーズマンは…動じない。(゜-゜)」
私「…はい!」(なんてカッコいいんだ、オレ、この人についていこう)
数日後。
私「あれ、〇〇さんは?」
店長「オウ、アイツか。辞めたよ。」
私「(゚д゚;)げぇっ!」
頂いたCDのBBキングのギターは今日も泣いています。
合わないバイトは即辞めです。
今日の名言
「ブルーズマンは、動じない。」(すぐ辞めたけど)

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有り難し
おきもち

お悩み相談08020659278
今月の法話 文殊の剣 ❝己がそのものを観ていながらそこに余計な色や思いをつけたさぬその己の様子を「こそ」見届けてみてください。❞(本文より) 「大丈夫、慧の剣を取る。」 大いなる菩薩や老師は智慧の剣を取って、人の迷いの見解を断ち切り真実の姿をみせてくださいます。 智慧の剣とは人間の自我、我見の無いこころからなる、無垢で清らかなる「事実の様子」「本来の様相」を見極める力ともいえましょう。 それこそが智慧の剣なのです。 文殊とは自己を鎮め得た者の姿。 人間の内なる思慮分別の猛獣を修め得て、その上に鎮座する姿。 事実を事実のとおりに見るということは、余分なものがないということです。 そこに現れる余分な見解というものを断ち切った姿。 そもそも、もともと一切の事象、事実というものには余分なものはありません。 とは言えども、それでも人は人の習癖・習慣的に物事に思いをつけたす。 いまや「写真で一言」という要らぬ添え物をするバラエティ文化もあるぐらいですから、ものを本当にそのままに受け取るということをしない。 文殊様の持つ剣、智慧の剣というものは、そういう人間の考えを断ち切る働きを象徴したものです。 その文殊の剣とはなにか? お見せしましょう。 いま、そこで、みているもの、きこえていること。 たとえ文字文言を観るにしても、そのものとして映し出されているという姿がありましょう。 文字として見えているだけで意味を持たせてもいない、読み取ってもいないままの、ただの文字の羅列のような景色としてみている時には、文字であっても意味が生じません。 本当にみるということはそこに安住しています。他方に向かわない。蛇足ごとが起こらない。 見届けるという言葉の方が適しているかもしれませんね。 ❝己がそのものを観ていながらそこに余計な色や思いをつけたさぬその己の様子を「こそ」見届けてみてください。❞それはものの方を見るというよりはそれを見ている己を見つめる姿ともいえましょう。 そういうご自身のハタラキ・功徳に気づく眼を持つことです。 あなたの手にはすでに文殊の剣がありますよ。用いることがないのはもったいないことですね。

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