息子の反抗期
先日は、たくさんのお言葉をありがとうございました。
あれから、当たり障りなくしていたつもりですが、
今朝、ちょっとした事でまたキレてしまいました。
私だけではなく、関係のない人も巻き込んでしまいそうだったので
携帯をとりあげようとしたところ、投げられてしまいました。
幸い、ケガはなかったのですが、恐怖でしばらく動くことができませんでした。
私の離婚のきっかけは、夫の暴力でした。
断続的では無かったものの、首をしめられ、包丁を持ち出されたときは
命の危険を感じました。
今朝の息子も包丁を持ち出し、私を投げ飛ばしました。
しばらく動くことができませんでした。
穏やかで、家族思いの息子をそこまで追い詰めてしまったのは、
私の行いが悪かったのでしょうか?
よく「頑張って!」と言われます。
自分では頑張っているつもりでも、そう言われるのは、まだまだ私の頑張りが足りないんでしょうか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
息子さんの不満を聴いてあげましたか?
息子さんへ。
親は親の都合ばかりで、アナタの心のつらさを分かってくれていないんだよね。ムカつくよね。オトナに振り回されるって、本当にムカつくよね、悔しいよね。
こんなに仲悪いんだったら、何のために俺生まれてきたんだろうって、自分ばかりを責めてしまうよね。
無理かもしれないけど、ホントは両親には仲良くしてもらいたかったよね。
時には嫌いんなったし、昔は時には好きだったし。
親は親で、どっちも100パーセント嫌いになれないよね。
だから余計頭にくるね。怒っていいと思います。でも母ちゃん、ブン投げたり、包丁はヤリすぎ(笑)
お母さんは色々してくれるんだろうけど、根本的にズレてるところがあるんだよね。
案外男と女の、違いなんだと思う。
他にもズレまくってるところがある。そこが自分でもうまく言い表せないけど、それよりも何よりもこのねじ曲がった感じが、苦しくて苦しくて、しょうがない。
でも母ちゃんは、いま、すごく反省しているよ。
どう接していいかわからないんだ。
でも、母ちゃんをいくら苦しめても、この問題、解決しないでしょ。
それはもうわかってくれたはず。
お母さんを赦してあげるんだ、とは言わないけど、ぶっちゃけ「キミは君で自分を生きるしかない」って、和尚は思います。和尚も今37だけど、そうしています。
かつて、いろんなやるせなさを感じたことがある。
相手に変化を求めたけど変えられなかった。
だから、自分は自分を生きるしかない。
でも、家族は家族。
お母さんが、これから、キミと今後、どうしていきたいのかを、聴いてあげてほしい。
そして、自分がどれだけ辛かったかを、暴力ばかりじゃなくて、できる限り丁寧な言葉でお母さんに伝えてほしい。そうすれば、きっとお母さんとの行き違いが少しでも解消して、心がとてもラクになれるはずです。
子供に負けないで
私の両親は中学校2年生の時に別居に入り離婚してずっと母と二人で生きてきました。(前も書きましたね)
私も高校生の時母を殴ろうとしました。
その時母は「ちょっと待て!」と言って台所に行き、包丁をかまえて「さあ、来い!」と言いました。
その時私は「かあちゃん怒らせると恐いんだな」と想い、いらい口げんかはしょっちゅうですが手は上げないようにしています。
私には二人の子供がいますがいずれ来る高校生の反抗期の為に、このときの母の対応を忘れないようにしています。
以上は私の体験ですが、どこの親もこうだとは思いません。
たかさんの息子さんはもう子供ではありません。携帯や持ち物を取り上げたりしてはいけません。
あなただってそんなことされたら怒るでしょう?
自分がされてイヤなことは人にはしない、たとえそれが自分の息子でもです。
なぜそれがダメなのかという事を自分の経験をふまえて話し合う事が大切だと思います。
どう話したらよいかをお茶でも飲みながら考えてみてください。
息子さんの「自立」へと向けて
たか様
川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。
まずは、そんなに頑張らなくても良いかとは存じております。
今の現状は、息子さんのどこかやるせない思いのはけ口、うまくいっていない不平・不満のはけ口、将来への不安のはけ口など・・お母様一人が背負えるレベルで無くなっている可能性もあります。
息子さんの豹変の原因の一つとしては、「母親の期待や希望通りに添えない自分への不甲斐なさ」から生じているかもしれません。自分自身への怒りや悲しみが、そのまま自分自身に向かわずに、まずは自分の大切なもの、守ってくれているものの破壊へと向かい、そして間接的に自分自身を壊したいという思いに繋がっている可能性が高くあります。
ここは、一つ少し距離を置いてみられることもお勧め申し上げます。このまま息子さんの目に余る行為がエスカレートして、更にお互いが感情だけをぶつけ合うことになれば、やがて本当に悲劇もありえることだけに、慎重に判断することが必要かと存じております。
ただ黙って我慢して見守るだけでも、どんな反応であっても、今の息子さんには反発しかしないようにも考えられます。
例えば、少しでも余裕があればにて、一人での旅行や、短期間でも一人暮らし、寮生活、あるいはアルバイトなどをさせてみることで、お母様のこれまでの「ありがたみ」を理解させれることもあるかとも存じますし、とにかく少しでも息子さんの「自立」へと向けて、自分のことは自分でできるだけさせれるようにしていくこと、社会とはどういうものかを少しくでも知るための機会を設けてみることも必要ではないかと存じております。
また、既にもはやどうしょうもない状況と判断されれば、密富様もおっしゃられているように、第三者機関への相談や協力も必要となります。学校・児童相談所や公民養育施設、または、家庭問題に取り組んでいるNPO各種団体、あるいは警察、弁護士と窓口も色々とあるかと存じますので、ご無理、ご遠慮なさられることなくご相談されてみて下さいませ。
どうか無事に乗り越えられて、元の平穏な仲の良い関係に戻られることを祈念申し上げます。
川口英俊 合掌
私は回答は出来てもその場にいて止めることは出来ません。
私はあなたにアドバイスしかできません。どんな人にも言っていますが、頼れるものは頼りましょう。児童相談所、公的なカウンセラーなど。出来れば、息子も同伴が望ましいです。ただ公的機関は淡白なところもあるので、何事にも根気と忍耐力が必要です、息子も心の中では反省しているかもしれません。時間が解決する場合があります。どうしようもないなら最後は逃げてもいいと思います。私は無責任に責任を負えとも言えませんので。
たか様。
今は、貴女は「頑張らなくても良いのです。」と申し上げます。
一人で抱え込まないで、該当相談機関にも聞いてもらったり、此処で吐き出してもらったり、
また、DVを観て育った子供は何かの折に其れを体現するものである事も、理解しましょう。
先ずは専門該当相談機関に相談ですね。
さぁ…参りましょ。
質問者からのお礼
たくさんのお言葉をありがとうございます。
離婚を決めてから、何度も「今が人生のどん底」と思ったことがあります。
底ならこれ以上悪くなることはないと思い直してやってきましたが、どん底をさらに掘って掘って
沈んでいく気がします。
それでも、皆様の暖かいお言葉を頂いて少しでも前向きになりたいと思います。
今の苦しみが過去になって心の底から笑える日が来ると良いと思います。
ありがとうございました。