将来の考え方について
こんばんは、以前友人関係で相談させていただいたものです。その子とは和解できました!
この春高校生になりました。わたしの通っている高校は進学に力を入れています。しかし、私は将来の夢ややりたいことが決まっていません。
前は動物と小さい頃から一緒で困った時には支えてくれるので恩返しがしたいと思い獣医など動物にかかわる仕事がしたいと思っていたのですが、経済的に厳しくなくなく諦めました。
別のことをさがしていました。
修学旅行の時法話を聞き、自分でも誰かを救えるのではないかと気づき仏教やお坊さんについて興味を持ちました。
先日駒澤大学のオープンキャンパスに行ってきました。仏教学部の資料館の見学や写経を体験させていただきました。写経ではすっと集中でき、周りの音が気にならなくなり、とてもいい気持ちよくなりました。また、仏教の世界に感動しました。
仏教やお坊さんについて教えてください。
1つ目は身内にお坊さんがいないのですが、私が志しても良いのでしょうか?
2つ目はお坊さんや尼さんをやっていて良かったと思ったことを教えてください!
3つ目は尼僧さんはどのような場所でおつとめできるのでしょうか?また女性を受け入れていただけるお寺はあるのでしょうか?
まだまだ未熟なので失礼な質問があったらすみません。よろしくお願いします!
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
駒澤大学出身者として嬉しく読ませていただきました
駒澤大学のオープンキャンパスに行ってきました。仏教学部の資料館の見学や写経を体験させていただきました。写経ではすっと集中でき、周りの音が気にならなくなり、とてもいい気持ちよくなりました。また、仏教の世界に感動しました。
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駒澤大学OBとして嬉しく思いました。教授をやっている友人もいますので、何かの折にこういう感想を聞いたよと教えてあげたいです。
1、僧侶になることは可能です。どなたか師匠となる方をみつけ、其の方について得度すれば僧侶になれます。但し、住職の子供が弟子となれば、後々後継者となる道が用意されている場合が多いです。しかし、一般の方が僧侶となった場合、必ずしも住職となる道が用意されているとは言えません。hasunohaへ僧侶となることについての質問が時々あります。「僧侶として仏道を歩む」という生き方はやりがいはある、という回答が多いと思います。私もそう思います。「職業としての僧侶という考え方の人には、あまり期待しない方がよい。」旨の回答をしていると思います。僧侶とならなくても、仏教を学び修行を体験する方法はあります。僧侶となる道も選択肢の一つとしながら、仏教を学ばれれば宜しいと思います。
2、葬儀や法事と言っても、ただ読経するだけではありません。故人やその家族との長年の交流があって、故人のために読経し、故人の思い出を語り合い、仏道の尊さを伝えるよう、努めております。残念ながら十分に伝えることが出来ない時も有りますが、うまく伝えら得た時はうれしいです。他の質問のへの回答でも少し触れています。ご参照下さい。
https://hasunoha.jp/questions/2039
仏道を歩むことは素晴らしいことですが、寺の護持は厳しい
https://hasunoha.jp/questions/17474
仏縁による。出会いを楽しむ
3、これは宗派によっても異なると思います。hasunohaの回答者にも、女性の僧侶の方が居られますので、尼僧としての道について別に質問された方が宜しいかと思います。残念ながら曹洞宗の尼僧さんは回答僧に居られません。曹洞宗の尼僧さんの修行道場として、愛知専門尼僧堂・正法寺 ( 464-0045愛知県名古屋市千種区城山町1-80 電話/FAX 052(751)2671)
があります。一般向けの宿泊の坐禅会の行ってます。
素晴らしいご仏縁
拝読させて頂きました。
あなたがそのようなご仏縁に恵まれたことは本当に素晴らしいと思います。
心からあなたを応援したいと思いますね。
駒沢大学のことはおそらく別のお坊さんがよくご存知かと思いますからお伺いなさってみてくださいね。
また他にも仏教系の大学は沢山あります。
仏教大学や大正大学や大谷大学や龍谷大学や花園大学や立正大学等沢山ありますね、或いは専門学校もあるかと思います。
また仏教哲学を学ぶ大学も沢山ありますね。
いろいろ調べてみてその中で自分に合う大学や学部に進んでくださいね。
またあなたが僧侶を目指すならばやはりそれぞれの宗派の修行道場に入門して修行することになるでしょう。
一般的にやはり修行することは辛いです。
それでも大変価値あるものですからね。
今すぐどうこうではなくゆっくりとじっくりと見据えて選択なさってくださいね。
お坊さんも面白い世界ですからね。
あなたがこれから素晴らしいご縁に恵まれて仏教を学んでいかれながら心豊かな充実した人生を悔いなく歩んでいかれますようにと心から仏様にお祈りさせて頂きますね!そしてあなたを心から応援してますね!
僧侶となられましたら、是非、hasunohaにご参加を
ひだか様
川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。
出家の志、誠に尊く有り難いことでございます。
駒澤大学のオープンキャンパスに行ってこられたとのこと・・
実は、もう一度大学へ行けるならば、駒大で学びたいと思っているのであります。。
駒大には、禅学もさることながら、インド・チベット仏教についても深く学べる先生方、松本史朗先生、金沢篤先生、四津谷孝道先生、木村誠司先生がいらっしゃられ、特に、松本史朗先生、四津谷孝道先生から直接にご指導を受けたいとも思っているのであります。
入られました誠に羨ましい限りであります。
1つ目は身内にお坊さんがいないのですが、私が志しても良いのでしょうか? ・・
仏教は誰にも平等に開かれています。菩提心という志をお持ち頂けましたら誠に有り難いことでございます。
2つ目はお坊さんや尼さんをやっていて良かったと思ったことを教えてください! ・・
良かったことは、やはり深遠なる真実義に近づけることであります。そして、世俗の中ではとても無理となる仏縁の有り難さを実感できることであります。
3つ目は尼僧さんはどのような場所でおつとめできるのでしょうか?また女性を受け入れていただけるお寺はあるのでしょうか? ・・
宗派にもよるところとなりますが、尼寺さんもありますし、後継者のいないお寺に入寺することもできますでしょう。
また、僧侶という形式に拘らずとも仏道は歩めるところとなります。
もちろん、基本として、三帰依、発菩提心、受戒(菩薩戒、信者戒・五戒~)は必要となります。
仏教徒として自覚と責任を持って、世間で暮らす、働くということも否定されるところではありません。
世間の中で仏教を日常に活かすということで、世の役に立てれることもたくさんございますので、どうしても僧侶でなければ、ともあまり思われ過ぎずにて。。
もし、僧侶となられましたら、是非、hasunohaにもご参加頂けましたら有り難くに存じます。
川口英俊 合掌
自分を「枠」にはめてしまわない事。世界は広いです。
ひだか様こんにちは。拝見いたしました。
「将来の夢」というテーマですが、まず、将来の夢は別に持たなくても幸せにはなれるという事は知っておいて損はないかなと思いました。持っていても持たなくてもどちらでも良いですが、今の眼の前の事を大切にできない人は夢があってもなくても幸せからは遠のくと思います。出来ない事を出来るように頑張るよりも、すでに出来ていて自分でも気づいていないくらい当たり前に出来ている事に気づく方が大切です。
例えばひだかさんの貯金が100億あって家族もみんな仲良し幸せで心から信頼できるパートナーもいて何の不自由もなく一生働かなくても食べていける状態をイメージしていただいて、一生何もしなくてもいいのですが、この社会に対して暇つぶしでも良いので自分がやってあげようかなぁと思う事は何でしょうか。それが本心で思う「やりたいこと」である可能性は高いです。
さて質問の答え
① 私自身全く関係のない場所(仏壇、神棚すらない家)から僧侶になりました。誤解を恐れずに言えば僧侶はゴールではなく、僧侶になって何をどうしていくのかの方が大切です(すべての職業に言えることですが)
② 比較的感謝される事が多い道だとは思いますが、僧侶は「見返りを求める権利」を放棄する道ですから、他人からの見返りを期待するとしんどいと思います。そのかわり仏様はいつもそばについていてくださいます。
③ 宗旨によって様々です。浄土真宗ならば男女の差はほとんどありません。またお寺に入ることだけが僧侶の道とは限りません。一般の仕事をしながら僧侶をされている方もいます。
そもそも、お寺は日本だけに限りません。世界中にお寺はありますし世界で活躍している僧侶もたくさんおられます。
まずは高校、あるいは大学を含め様々な世界・業界を体験し視野を広める事が大切かと思います。その事はどんな職業についても役に立ちます。未来は明るいです。応援しております。
質問者からのお礼
ありがとうございます。
広い視野を持ってゆっくりと考えていきたいと思います。