今更ながら
私達夫婦は、後継者がいないため、
樹木葬で永代供養をしていただく予定です。
50年経ったら、自動的に合祀され、引き続き永代供養を
していただけるので、コチラは心配していません。
でも、
位牌をつくらないと、どうなってしまうのですか?
特に「形ある物」が残っていると、
余計な気を使わせてしまうと思います。
今更ながら、基本的な質問でスミマセン。
よろしくお願い致します。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
宗派や僧侶個人そしてあなた達個人の解釈によって大きく違いがあると思います。
例えば浄土宗の私個人の考えとしては、命が終わった後は極楽浄土に往生しているのですから、お墓やお位牌はあっても無くてもどちらでもいいと思っています。永代供養などしなくても阿弥陀仏は救ってくれるのですから。
ただ、お墓やお仏壇とお位牌があるほうが、遺された方がより心を込めて供養しやすいということもあると思います。
「形ある物」が残っていると余計な気を遣わせてしまうと心配されているようですが、気を遣うことが仏道に触れる縁になるなら悪いことではないと思いますよ。
質問者からのお礼
三宅 聖章様
ありがとうございます。
最終的には、自分自身の解釈なのかも知れないのですね。
私は、空海様が好きで、決して詳しいわけではないのですが、
仏教の良さを感じたり、
また、ある時は、なんにも縛られず自由でいたいと思ったり、
でも、
真実は誰にも分からないことだから、心の中で葛藤します。
私は、仏教の家で生まれ育ち、家に仏壇・位牌があって当たり前、
お墓があって当たり前でした。
先祖代々続いている旧家であることが誇らしげに思えたりしたけど、
私達の世代になって、終止符を打たなければならなくなった今、
それが、大変重く感じたりします。
だから余計に『自由』を求めたくなったりもします。
でも、何事も、頂いた『ご縁』だと思っています。
有難うございました。