この問答を娑婆にも伝える
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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無始
仏教には創世記はいらない。
仏教の存在意義は、私たちに四諦を示すことにあります。つまり、
①苦諦ー人生は苦であるという真理。
②集諦ー苦を招き集める原因は煩悩ぼんのうであるという真理。
③滅諦ー煩悩を滅尽することによって、苦のない涅槃の境地が実現するという真理。
④道諦ー涅槃境地に至るためには、八聖道を実践せねばならないという真理。
以上の4つの真理です。そこにこの世を作った神も仏も存在しませんし、この世の始まりを説く意義もありません。
ですから、仏教には創世記は不要なのです。
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有り難し
質問者からのお礼
光禪様
お答え、ありがとうございます。
まさに、仏教的な世界観ですね。
確かに、この世が永遠なら始まりがあるのはおかしいですね。
亀山純史様
お答え、ありがとうございます。
「四諦」ですか。
初めて聞きました。
煩悩って、滅却できるのですか?
ちょっと、疑問です。