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仏教を学んでみたい

回答数回答 6
有り難し有り難し 150

お世話になっております。

いつも精神的に幼い私の怒りに任せた質問に懇切丁寧に答えてくださってありがとうございます。

皆様のおかげで仏教に興味が湧いてきたので、一から勉強してみたいと思っているのですが、どんな本を買えばいいかわかりません。

この本が面白い、わかりやすい!というおすすめがあれば、是非教えてください。


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お坊さんからの回答 5件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

Caution!!  ちょっと気をつけてね。

”仏教を学びたい”
大変結構な事だと思います。

”この本が面白い、わかりやすい!というおすすめがあれば”
これは難しい質問ですね(笑)
ピンからキリまで山ほどあるので。。。
でも、まあそれをもとに論文を書くというわけでもないでしょうから、まずは『笑い飯 哲夫のブッダも笑う仏教のはなし』あたりから読むと面白おかしく学べると思います。

ところで、仏教を学ぶにあたり絶対に気をつけて欲しい事があります。
それは、いかがわしい新興宗教団体が、正体を隠していかにも我々の仲間のように装って物品を販売していたり、セミナーに参加させては入信させたりすることがあります。世間に多大な迷惑をかけている団体の代表が身分を隠して執筆した書籍等々が普通の本屋さんで普通に並んでいます。あなたの弱みやせっかくの学ぶ意欲につけ込まれては残念極まりないですからね。
努々お気をつけ下さいませ。

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【公認心理師】 【レンタルお坊さん】活動中。 とりあえず何でも相談して...
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色々ありますが

回答僧によって好みが分かれるでしょうが

 仏教を学びたいというお気持ち、とてもうれしいことです。頑張ってください。

 どんな本を読んだら良いかという質問は極めてシンプルですが、難しいですね。回答僧それぞれに宗派も違い、学びの過程も異なりますし、修行の過程も異なります。それぞれの回答僧が読んできた本も異なります。すべての回答僧がオススメの本は無いと思います。

◎仏教の起源はインドですから、お釈迦様やお釈迦様の説いた教えについて書かれた本。
   中村元先生が書かれた岩波文庫の本を何冊か紹介します。
   『ブッダの生涯』『ブッダのことば―スッタニパータ 』『ブッダの真理のことば・感興のことば』

◎私は曹洞宗ですので、曹洞宗のお坊さんが書いた本では
  酒井大岳『たったひとことで人生は変わる 「愛語」のすすめ』マガジンハウス
  青山俊董『泥があるから、花は咲く』幻冬舎

他宗の方(臨済宗)ですが、故松原泰道老師の本もよく読みました。すでに絶版となった本も多いと思いますが、祥伝社から新書でたくさんの本が出ています。
『般若心経入門』『観音経入門』『釈尊の言葉 法句経入門』などの著書はお勧めです。

年齢的に若い回答僧から、若い感性からのオススメもあると思います。

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 目の前の方の悩みや気持ちをしっかりと受け留め、心を開いてもらうように努め...
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仏教と一言言っても共通の教えから各宗派の教えまで幅広くあるので何がいいのか迷うのですが、宗派の教えについては例えばあなたの菩提寺のお坊さんにお任せするとして、共通の教えについて書かれた本を紹介しようと思います。

「ブッダ いのちの言葉」
宮下真著、永岡書店、486円+税
ダンマパダ(法句経)の中からいくつかピックアップして解説していて、とても分かりやすい内容になっています。

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おきもち

私は浄土宗の坊さんです。 少しでも何か参考になればと思って回答しています...
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読みやすいものから

拝読させて頂きました。あなたが仏教に興味を持ってくださったこと本当に嬉しく思います。あなたにとってとても大きな一歩かもしれませんね。
ようこそ、仏様の教えに!という思いです。
このハスノハサイトにはお坊さん達の最近出版なさった書籍がアップされていますね。私も読ませて頂きましたご本もありますけれどとても読みやすいと思います。
仏教は哲学でもありますから最初からいきなり難しいハードル高いものよりも手に取り読みやすいものから読んでみるといいと思いますよ。それも一つのご縁ですからね。
一つ一つ読んでみて納得いくこともあるでしょうからじっくりと読み漁ってみてはいかがでしょう。
またそれぞれの宗派の本山にもお参りしてみてお坊さんの法話を聞くこともいいかと思います。

ぜひともお気軽に読み、お参りなさって下さいね。

仏教や私達僧侶はあなたを心よりお待ちしています。合掌

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おきもち

Kousyo Kuuyo Azuma
脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。(佐野ラ...
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質問者からのお礼

皆様本当にありがとうございます。
個人的に気になったのは「ブッダも笑う仏教のはなし」です。芸人さんが書いているからか砕けた感じでとても面白そうです。
「知識ゼロからの仏教入門」もお葬式のルールや仏像についてまで詳しく書いてあるのですね。
日常から精神へ (現代真宗名講話全集)は少し難しそうですが、少し詳しくなった頃に読んでみたいです。
宗派によっても色々違うと聞いたので、違いを探してみるのも面白そうだと思います。

「仏教全般」問答一覧

良い人・優しい人が損する理由

YouTubeのオススメに「良い人・優しい人が損する理由はこれです」みたいな動画があったので、とりあえず観てみました。その動画には「ブッダの教え」というサブタイトルが付けられていました。 優しさと思いやりが、いいように利用され苦しむ主人公の話でした。 その後、主人公が見つけた答えは、 ①「自己尊重と他者への尊重のバランス(自分自身と他人の間に健全な境界線を引く)」 ②「自分の気持ちや考えを尊重してもらえない関係は健康的ではないと理解しそのような関係とは距離を置く」 ③「支援や協力が真に価値を持つ場合にのみそれらを提供するようにする」 というものでした。 私にはとても良い話に感じましたが「我を無くす」から遠のいてるようにも見えて、この話をどこまで鵜呑みにしていいのか迷っています。 「ブッダの教え」とありますが、この動画に出てくる登場人物名や逸話をネットで検索してもそれらしいソースが見つかりませんでした。 (生きにくさを抱えた現代人向けの創作?) ここでお坊様方にお聞きしたいのは①②③は仏教的に見て、実行しても大丈夫な内容でしょうか。 またお坊様方の考えなどもお聞かせ頂けたらと思います。 よろしくお願いします。 補足です。 私は優しさ・善良さとは程遠い人間ですが、周りではよく聞く話だったので、このテーマに関心がありました。

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温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ