内定辞退の後悔
回答 3
有り難し 39いつもお世話になっております。学生時代にした内定辞退の後悔から抜け出せません。私の就活は比較的うまく行き、大手メーカー貿易事務と中堅銀行に、決まりました。大手メーカーは待遇も申し分なく、仕事内容もとても興味が持てました。しかし、何万人と従業員がいて優秀な人たちがたくさんいるなかで、やっていける自信がなく、自分が働いている姿が想像しやすい銀行を選びました。その当時はベストと思った選択でしたが、現在知り合いのまったくいない地方に配属になり、理不尽なことでおこられ、仕事は退屈で、尊敬できるひともいません。生きていてつまらないです。業務だけでなく飲み会や土日の接待、ずっと自分を殺して生きています。自分の思想に反する署名を書かされたり、その地方の価値観をおしつけてきたり、うんざりです。(一般企業に勤めたことのない親は断ればいいと言いますが、そんなことをしたら居場所がなくなると思います)そんなとき、あのとき、あの一流メーカーで、あの仕事をしていたらと想像し、我にかえって悲しい気持ちになります。
社会人経験がない大学生が一生懸命考えたところで、ベストな選択ができる可能性は低かったのだと思います。家族や親戚のほとんどはフリーターや農家や医療職だったので、就活時頼れる大人はいませんでした。友達も一般企業志望の子がいなかったので、相談もできず、孤独な戦いでした。先輩やOB訪問など、自分なりに頑張ったのに、なんで最後の最後の決断で間違えてしまったのだろうと思ってしまいます。転職活動や資格の勉強も頑張っていますが、ふと後悔し、たちどまってしまいます。
どうしたら、前に進めるのでしょうか。
お坊さんからの回答 3件
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過去に捕らわれるのではなく、今を明るく見つめる視点を！
質問読ませていただきました。
過去を悔やみ、過去に縛られて苦しんでおられるのですね。心中お察しいたします。
さて、今の状態が不満で、大手メーカーだったらもっと素敵な未来が開けたと考えておられるようです。
しかし、実際のところそうでしょうか？
ひょっとしたら、ねこさんのおっしゃるように優秀な人に囲まれて自信を失い、打ちのめされていたかもしれません。
また、聞いていたものとは違い、過酷な労働が待っていてそれにより精神的に追い込まれていたかもしれません。
もしくは、パワハラ上司のもとで働かされていたかもしれません。
もちろん、とても素敵な職場で会った可能性も否定できないでしょう。
つまるところ、「もしあの時違う選択をしていれば・・・」というのは、その結末は無限に考えられます。良い方向に転んでいたであろうというのは、ねこさんの都合の良い妄想に過ぎません。なぜならもっと悪い方向に転がる可能性だって十分にあるのですから。
ですから、その時の選択が正解か間違いかなんて、誰にも分かるはずはないのです。それを悔いても仕方ありません。なぜなら、私たちは今現実に直面して生きており、それに対処することで道を切り拓いていくしかないのですから。
また、同じ状況に置かれたとしても、それをどう捉えるかでその後の歩み方は全く異なってきます。
たとえば、ねこさんは今は転職活動や資格の勉強も頑張っておられるとのことです。今の職場を経験したおかげで、更なるステップアップを目指すきっかけになったと前向きに捉えられるなら、今までの経験に感謝しつつ活かして、さらに人間的にも能力的にも素晴らしい自分へと成長できるでしょう。
しかし、こんなつまらない職場のせいで、転職や資格の勉強をしなければならなくなった・・・と捉えるなら、今までの経験は無駄になるかもしれません。そしてやる気にも影響してくるでしょうし、何より後ろ向きな気持ちは、そのままねこさんの人間性の形成にも影響してきます。
このように、過去の「もし・・・」に捕らわれるのではなく、今の現状を明るく見つめる視点を意識してみて下さい。
それが、今回の件だけではなく、必ずやねこさん人生を豊かに明るいものとしてくれることでしょう。
何か少しでも参考にしてみて下さいね！
追記 どこに行っても大差ない
どこの会社も苦労はあります。
今の会社を楽しめる人にならないと、他の会社に行っても同じように悩んでいたと思います。
仕事は、自分の能力でこなせることが大切です。
能力を超えた仕事はするべきではありません。
あなたは、色々不満はあるでしょうけど、業務自体は支障なく安定的にこなせているのでしょうか？
だとしたら、今の会社はあなたに合っているのかもしれません。
仮に時間を巻き戻せたとしても、あのときのあなたは、同じ選択をしたはずです。
就活のときの選択の瞬間の前に、20年以上生きてきた知識の積み重ねがあっての判断です。
中学高校時代から、もっとたくさんの職業について知っていたら、違った職業を選んだはず。
しかし、今さら仕方ないのです。
未来に向かって、今日の選択に取り組むしかありません。
後悔は怒りの煩悩の仲間です。
嫌だ、むかつく、悲しいなど、目の前の現実を受け入れようとしない感情が怒りです。
過去を受け入れようとしない怒りの煩悩が、後悔です。
煩悩は、悩み苦しみの原因になります。
追記 3月9日
転職を決意されたのですね。
後悔(過去への怒り)は良くありませんが、未来に向かって具体的に思考することは素晴らしいです。
人間はどこに生まれてくるかでは無く、どのように生きるかが大切です。
仕事も同じように、どこに就職するかでは無く、どのように働くかが大切です。
あなたは自分が正しいと思うことを貫けばいいのです。もちろん時には大局を見据えた妥協も必要ですが。
それに、他にやりたい仕事があるならこっそり転職活動したらいいと思いますよ。
人生は一度きりですからね。
質問者からのお礼
たくさんの回答ありがとうございます。
涙がとまらず、落ち着いて読めないので後日ゆっくり読みます。
一時期は、意味もなく仕事中に涙がとまらなくなったり、鬱っぽい感じでしたが、いまは落ち着いて仕事はできています。ただ、仕事もプライベートも全く楽しくなく、生きていてつまらないです。せっかくの若い貴重な時間を無駄にしたくはないので、転職はやはりしようと思います。ありがとうございました。
