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母との接し方

回答数回答 5
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私は欠点だらけの人間なのでよく母から非難されます。昨日はとうとう出て行け、死ねと言われました。

母と一緒にいると非難される事が多いので避けてますが、それでは母はさびしすぎます。

しかし私を頻繁に非難するほど私のいろいろが気に食わないのです。

そんな母とどう接触すればいいでしょうか。避けるべきか、非難を受け流して接触するべきか。


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お坊さんからの回答 5件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

ボールにも跳ね返らないものがあります。

おそらくお母様はあなたに分かってもらいたい事、受け止めてもらいたいことが沢山あるのだと思いますが、あなたもそれを上手に受け止めておられないのであろうと思います。
そりゃ、そんな言い方をされれば時にはカチンときますよね。
明日以降やっていただきたいことは「反発を一切しないこと」です。
あなたがボールだとします。お母様がボールを扱う人だと思ってください。
あなたはいつもは固いボール、跳ね返りの良いボールになっていると思います。
だから壁にぶつけられれば投げられた力でそのまま反動でお母さんにぶつかっていきます。
よって、次回からはスポンジのボールをイメージして下さい。
投げられても、ポヨン、と壁に投げつけられてもポヨン、壁もボールも傷つきません。
オマケによく吸収します。
お母さんは今までの人生の中で沢山ご苦労為されたのだと思います。
その苦労を子供であるあなたに受け止めてもらいたいこともあるのです。
コトバは家族だから遠慮がないのです。
家族だから「ワタクシする」気持ちが強いのです。
だから傷つき合うのです。「ああ、家族なんだな」と心を緩めてみてください。
会社のクレーム処理係は毎日相手から文句を言われます。
ですが、相手が感情的になっていても、それは表面的なものでしかないということをよく熟知しているので動じません。
お母さんの、表面的なカリカリ、ガミガミはスポンジの柔らかさをイメージして、その向うにあるお母さんの受け止めてもらいたい気持ちをしっかり吸収してあげてください。
お母さんが何か言われた時、黙って最後まで、聞いてあげる、それだけでいいのです。
「そうなんだ」「へえ」「なるほと」「たしかにね」などと受け止めるのです。
「だけど」「でも」「いや」など反発する言葉は絶対に厳禁です。

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虐待かもしれません。

これらの本をAmazonで検索してみて下さい。
「毒になる親」
「不幸にする親」
「私は私。母は母。」
「母を棄ててもいいですか? 」
これらの本の内容に当てはまっていませんか?
もし心当たりがあるなら是非読んで下さい。
複雑な問題ですのでここには書き切れません。

「長谷川博一」さんと言う人の本に書かれていますが
虐待する親は子供の時に虐待されていたことが多いです。
親に愛されていなかった人たちが
親になってどう子供を愛して良いか分からず
自分が受けた虐待をまた子供に繰り返してしまうと言う
虐待の連鎖が生じてしまいます。

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50代、妻と娘2人。 若い頃はタイやインドなどアジアを中心に10年程旅行...
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控えめで優しい方

せっこうさま
なごみ庵の浦上哲也と申します。

「昨日はとうとう出て行け、死ねと言われました」とありました。大晦日に非常に辛い言葉を投げ掛けられてしまいましたね。今日の元日は少しは穏やかに過ごされていますでしょうか? それとも辛い状況に変化はないのでしょうか、心配です。

質問を読んでいて感じたのは、「私は欠点だらけの人間」というせっこうさんの控えめな姿勢、そして「母を避けているが、それでは母はさびしい」というせっこうさんの優しさです。

家族は他にいらっしゃるのですか? であれば、間に入って頂いたり分散したりすると思いますが、二人暮らしであれば、より心配です。

せっこうさんが40歳代とのことなので、お母さまは60〜70歳代でしょうか。非常に頑固な年代に入っているのかもしれません。
お母さまの年代からすると、そうそう変化することはないでしょうから、せっこうさんが耐えるか避けるかしかないと思います。

新年に入っても今までの状況は続くと思いますが、辛い時はどうぞhasunohaにおいで下さいね。

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浦上 哲也
横浜市神奈川区で、新しく小さなお寺を営んでいます。 仏教の教え・浄土真宗...
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申し訳ありませんが、夢はありませんか?

 せっこうさん、母親がどうのこうの前に、夢はありませんか?人生の目的はありませんか?楽しめることはありませんか?
 私はせっこうさんが自分に生きがいがないのが原因だと思います。ちょうど年の変わり目ですから、自分のしたいことを1か月4回でもいいので自分のしたいことをしましょう。無いと思うなら、何でも参加しましょう。分かり易い例でいうと、昨年流行った「あまちゃん」のように海女を始めたことにより、引っ込み思案だった女の子が明るくなったように。東北楽天の星野監督が過去に中日、阪神とリーグ優勝できても日本一になれなかったのに昨年戦力で劣っていた楽天を日本一に出来たように。
 自分が目的を持つとそれは必ず周りに影響する。多分、母親は永久にあなたを中傷し続けるでしょう。それでいいのです。あなたが新たなコミュニティーを作ればあなたを認めてくれる人にも出会えるはずですので、根気をもって見つけて、行って欲しい。お礼を見る限り、ひょっとしたらこれも昔やったよと言われるかもしれない。欠点だらけはあなただけではない。無い人の方が稀で、私も失敗やいじめを受けてきたからこそ分かりますが、今同じことをするのは絶対に違う。まずは挑戦してみましょう。続けてみましょう。辞めるのはいつでも出来ます。

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あなたの小さな悩み相談お答えします  私があなたの悩みを解決するのでは...
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兵糧攻めに耐えるか、城門から討って出るか・・

せっこう様

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。

「死ね」とは・・少々度が過ぎますね・・

モラルハラスメント・・

子どもへの支配欲、執着心、依存心・・「可愛さ余って憎さ百倍」と申しますが、親子関係における悲劇においては、歪な愛憎によるところが大きく関係していると考えられます。

親の支配欲・執着心・依存心の歪さ次第においては、子どもの成長や独立心・自律心を妨げて、少しでも自分の意に介さないこと、自分の価値観と合わないことがあれば、激しく抵抗して、愛情どころか、敵意、怒り、憎しみを抱き、この度のような罵詈雑言、非難罵倒にも繋がっているのではないかと考えられます。

このような場合、子どもは、無条件に、親である自分のことを認めてくれていて、何でも自分の主張・言い付けにはイエスで当たり前、批判は当然に許さない、ましてや親である自分の支配域から出るなど言語道断、激しく抵抗すると共に、何としても阻止すべくに、あの手この手で精神的にも、酷い場合には肉体的にも潰しにかかるのではないかと存じております。

もしも、上記のようなことであれば、水上昇真様のご指摘にもあるように、「虐待」の疑いの範疇に入る可能性もございます。仮に鬱病にまでなってしまわれては、やはり、そのように疑わざるを得なくなるのではないかと考えております・・

対処と致しましては、このまま「耐え忍ぶ」か、親からの「独立戦争」を闘うか・・

耐え忍ぶにしても、せっこう様の心がいつまで耐え忍べるかどうかとなります。鬱病などの心の病にまでなってしまっては、更に厳しくなります・・かといって、同居して色々と顔を合わせる状態にて一緒にいる限りは、どうにも避けようがありません・・

もちろん、親の支配欲、執着心、依存心からの「独立戦争」を闘うにしても、せっこう様も色々と親に依存、執着していては、この闘いは、非常に厳しいものとなります。少しずつでも、親への依存度・執着度を減らして、そして、親に依存しなくても、出て行っても生きていけるという状態となれば、闘いやすくなるのではないかと存じております。

兵糧攻めに耐えるか、城門から討って出るか・・難しい選択ではございますが、もちろん、この二者に限らずに、色々な参考意見の一つとして頂けましたらと存じております。

川口英俊 合掌

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Eishun Kawaguchi
最新の仏教論考はこちらでご覧頂くことができますが、公開、非公開は随時に判断...
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質問者からのお礼

浦上哲也様、早々にお答えくださりありがとうございます。
少し状況が落ち着いたら、接し方を考えたいと思います。
どうもありがとうございました。

水上昇真様、ご回答ありがとうございます。
母は私と母は価値観が違うという事は理解していませんが、けして虐待をする母親の範疇には入らないと思います。実際私に非がある事はいっぱいあります。
ささいな事でも怒りますが、私のような娘を持てば誰でも耐え難いと思います。
母は虐待は受けていません。
ただ私がどちらかと言うとそれをばねにして這い上がるどころか、欝的になりやすいのが問題です。
正直に言えば、こんな事でここまでというのもありますが、私もなんなのでどっちもどっちで、こちらが自分をポジティブに思うのが難しくなる事が悩みです。母の期待にこたえられればいいですが、すべては無理ですね。
お勧めの本、メモして読んでみたいと思います。ありがとうございました。

水上昇真様、ご回答ありがとうございます。
母は私と母は価値観が違うという事は理解していませんが、けして虐待をする母親の範疇には入らないと思います。実際私に非がある事はいっぱいあります。
ささいな事でも怒りますが、私のような娘を持てば誰でも耐え難いと思います。
母は虐待は受けていません。
ただ私がどちらかと言うとそれをばねにして這い上がるどころか、欝的になりやすいのが問題です。
正直に言えば、こんな事でここまでというのもありますが、私もなんなのでどっちもどっちで、こちらが自分をポジティブに思うのが難しくなる事が悩みです。母の期待にこたえられればいいですが、すべては無理ですね。
お勧めの本、メモして読んでみたいと思います。ありがとうございました。

丹下覚元様、ご回答ありがとうございます。
母に口答えをすると一層ヒステリックになるので一切していません。
ただ黙るだけです。最後まで聞くと言うことをしていないかもしれませんが。
昨日は私がネットで得た情報をえらそうに言うと言うので、もう本当にしゃべれません。今まで何度も過去の私の言葉を非難されたので、気をつけようと思うのですが、生来はおしゃべりなんでしょう、しゃべってしまいます。聞き上手になるべきだとは思うのですが、なかなか難しいです。
確かに表面だけで、本当に私が死んだら怒るでしょう。なんとか耐えて、落ち込まないようにして対応したいと思います。
ありがとうございました。

大鐵様、ご回答ありがとうございます。そうですね。確かに自分が夢中になっているものがあれば、まわりのことなど気にはしないでしょう。ご縁がある事に挑戦しようと思います。ありがとうございました。

川口英俊様、ご回答ありがとうございます。

「死ね」という言葉を実に簡単に使う人を知っておりますので、悪態の一つとして捉えてるのではないかと思います。本気ではないのは決まっていますが、馬耳東風で聞き流すのしか方法はありませんね。落ちこんだら、その分動けなくなってしまいます。おっしゃるとおり、欝になっては元も子もありません。

自立できるよう励みたいと思います。どうもありがとうございました。(それはそれで母が気がかりですが、案外その方が気分が晴れるかもしれませんね、母も)

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ