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即心即仏

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有り難し有り難し 22

ここでいう「心」は世間でいう心と違うようなのですが、どのようにとらえればいいですか?信心とか菩提心のことでしょうか?

ご教授いただければ幸いです。

2019年7月8日 6:29

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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

下々衆生さま

白隠禅師の坐禅和讃の中に、「衆生本来仏なり、水と氷の如くにて、
水を離れて氷なく、衆生の外に仏なし」という一節があります。
私たちは仏様と同じ一つのものです。ちょうど水と氷のように状態が違う
だけで同じ一つのものですと言われています。
仏様は水のように執着なく様々な形になれる柔らかさ、自由さを持って
いますが、私達は氷のように固まった不自由な状態にあるということです。
氷とは、これはこうゆうこと、こうしなければならない・・・
と物事を意味づけ、決めつけ、限定してしまっていることを表します。

私達は一人一人違います。姿かたちも得意なこと・苦手なことも考え方も
感じ方も望むこともみんなそれぞれです。
一人一人違った世界、生き方、在り方、命の流れがあります。
その人自身の世界、在り方、命の流れを「ほとけ」と呼んでいます。
「日日是好日」一日一日は善き日です、という言葉がありますように
命の流れは善き流れです。ただ私たちはどうしても自分の好き嫌い、損得、
良い悪いなど分別、選り好みをしてしまい、流れから離れ、遠ざかり
苦しみや問題を作り出してしまいます。ですので分別、選り好みを
しなければ元の善い流れが現れてくるということになります。

分別という人為、作為、手をつけることを離れた状態が「仏」ということに
なりますので、即心即仏の心とは、分別、人為・作為を離れた心、意識の
状態と言っていいと思います。

私達は仏様と同じように完成されたもの、円満なものとは中々思えません。
どうしても何か足りないものがあると思ってしまいます。
足りないという思いは自動的に何かを求め、探し始めます。
自分に無いと思っているわけですから、自分以外に目を向けます。
ですけど本当のことも、答えも、豊かさも在るのはすべて自分の中ですから、
外に向かって探すといつまでたっても見つからないことになります。
ですので私達は仏様と同じ一つのものということ、私達の中にも
大きな力、働き、内容が確り備わっているということを
信頼していく必要があるのだと思います。

2019年7月8日 11:57
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有り難し
おきもち

地方の小さい町の小さいお寺の住職をしていました。

そのままの心がそのまま人間本来の静けさ

ここでいう静けさとはちょっと心をしずめて黙ってみる程度のものではありません。
そこを体で理解するためにこそ坐禅というものがあり、修行というものがあるのです。
それがいらなければ教科書や辞書で読んだらわかるという程度。
レシピは読めてもプロの味は出せないものです。
現代は便利な時代です。
何でもデジタル、ネット、指先ポチでわかろうとせず、自分で足を運んで真剣に求めてみてはいかがでしょう。
言葉でいうのは簡単です。
いくらでも言葉というものは表現が可能。
では、それを読んだ人がみんな悟れるかと言ったらそれは人それぞれ。
ここに言葉で

「仏」「心」「仏心」

と書いてあります。
それを読んだときに起動する脳内ツールは思考OSなのです。
「心」とはなんだろう。
「仏」とはなんだろう。
それを求めても求めるツールが思考であるからわからないのです。
思考や言語活動では「わかることができない」領域があるのです。
濡れ手に粟ということがあるように、思考の水で濡れている頭のハンドではつかめないものがあるということ。
坐禅して禅定という様子を明らかにしたうえで初めて手ごたえのある実感があるのです。
そこは坐禅をして坐禅がきちんとした坐禅になればハッキリします。
ちなみに坐禅とは坐禅を「しよう」という能動的な意思・心の姿勢が休まったときに初めて禅定になります。

人間は脳内に思考というエフェクトが機能するとクリーンなトーンが体感できないのです。
ここでいうクリーンなトーンということが心、仏ということではありません。
そこは自分で実証する必要がどうしても出てくる。
ここは入り口、きっかけです。
ぜひ、ご自身で本当に坐禅を通じて仏法を明らかになさってみてください。
即心、即仏。
即心是仏、即身是仏。
今、人間の見解を離れ切っていた心はそれがそのまま自己の真実相、仏です。

2019年7月8日 15:31
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有り難し
おきもち

丹下覚元(たんげかくげん)
お悩み相談 ❝あなたの悩みという荷物をおろしてみませんか?❞ 「お寺で...

質問者からのお礼

法演様
回答ありがとうございます。

もとは同じ水なのに雨と見れば気持ちが沈みますが夏の海と見れば気持ちが弾みます。
この分別。
分けるから足らないと思い外に求める。それで苦しむ。
足るを知るということでしょうか。
仏様は満ち足りているから他に求めない。
この仏様と同じと。
難しいですが頑張ってみます。
ありがとうございました。

丹下覚元様
回答ありがとうございます。

先のお礼でこねくり回した思考をバッサリ切られた感じがありますが
これも入り口と、ちゃんとお寺に行こうと思います。
ネットや本で知った気になるのはいけませんよね。

座禅も説法も真似はできますがそれは真似で本物ではありません
師に教わってこそ正法ですよね。
思えば近場に総持寺がありますので行くだけ行ってみようと思います。
ありがとうございました。

お忙しい中ご回答ありがとうございました。

「仏教全般」問答一覧

「師匠無しは外道です。仏教は世界を救うためにあります」

坐禅会で副住さんと二人きりだった。 気候に依るか、今日は二人だけという縁に依るものであったのか、僕がムカつく顔をしていたのか…なるようにして、そうなったのでしょうが…。 会話量は僕が2、お坊様が8くらいでした。法話聞きに行ってるので。 風の吹き方一つで虫の居所も変わるでしょうし…なるようになったのか? 「山には色んな入口と登り方があり、諸宗教も同じですよ。」 僕「山なんて本来無いのでは?」 「貴方と話してるとウンザリするんですよ…こう言うのも面倒くさいんです(半笑い)」 「えっ」 突然だったので驚きました。これは何らかの方便なのでしょうか? 縁が整った故の個人的な考えですが、神様には個々人の内に誕生日があって、各々が見聞していく中で神々の造形や威光が深められていき、その信徒が己の生み考えた偶像にひれ伏すようになっていく。そういった一切は縁起に依り、各々が思うように仕立て上げていると気付くために坐禅等の諸行によって三昧、思い込みの縄を解き、無自性=縁起に気付き、よくよく見極めていく。 「自覚」縁起の教えが仏教。そこが諸宗教と一線を画する所では? と考えています。 そう思える縁が整っただけですが…。 上記のような屁理屈だって蹴倒れる程に悲しい。 因縁仮和合云々並び立てても殴られりゃ痛いし、彼の軽蔑は悲しい。 それで心相続していって変遷していく。 またその場の気分も風の吹き方一つで変わるので、次はお寺に行くかもしれないし、行かないかもしれない。嵐か地震が来るかもしれないし、実際は考えに依ってくれないし。 世界を救うって何を…? 僕「師がいなくて外道なら、在家信者は外道ですか?」 「師ならそこらじゅうのお寺にいるでしょう。 解釈に囚われているから、そういった考えになるんです」 僕「はい」 「ウチは檀家100件を超えておりますが、法事をして救いもして、救いもしない事が救いになる事もありますよ」 「師について学ばないとオウムと変わりませんよ。空だから〇してもいいっていう」 僕「え?(なんで突然オウム?そもそも誰かを〇すなんて)」 彼が気に入るだろう答案を提出できる縁に僕は恵まれなかった。 痛い位に今日の彼から伝わってきたのはもう僕に二度と会いたくないってこと。 僕が出来るのって出来る限り接する人に親切にしていこうと願う事位。 世界を救うって何?彼の真意は何でしょう?

有り難し有り難し 66
回答数回答 2

仏教では女は差別されるのですか?

初めて質問させていただきます。 ここ3年神仏に惹かれて近くのお寺にお参りなどさせていただいているのですが仏教では女だと差別される、等など聞いてしまい、ネットなどで見てみたらそんな話が色々書いてありました。 例えば女だと成仏出来ない、女は汚れているだの書かれていました(泣) 本当にそんな差別などお釈迦さまやお不動さま、そしてお坊さんがするのか知りたいです。 そんな事を仏さまは思ったりしていないと思うのですが… 女だと汚れているからと思っているお坊さんはこの時代いるのでしょうか? もし、本当にお釈迦さまやお不動さま、そしてお坊さんが思っていたらお 参りすることって出来ないですよね…? 悲しい事が書かれていたので凄く落ち込んでいます… 今まで一生懸命感謝の気持ち、これからもよろしくお願いしますと手をあわせていたのが意味もないんだと思ってしまいました。 実際、以前土俵に女性が上がったのが問題になったのがありましたよね? (土俵は神社系だと思いますが) なので、結局神仏どちらも女性軽視になるのですか? 神社で女性の神主さんは見たことがあります。 仏教はどうなのでしょうか? お釈迦さまやお不動さま、そしてお坊さん達は実際本当に女性軽視なのですか? 子供を産むのは女性なのに悲しいものを読んでしまいショックです。

有り難し有り難し 27
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