清めの塩
先日同居の彼がお通夜に参列して帰宅してきた時に塩持ってこいと言いました
最初訳も分からずポカンとしてたら、清めの塩やったこと無いのか?と呆れられてしまいました
(いくら私が寺の孫でも宗派違えばやるやらないがあるのに…)
大人になるまで清めの塩も見たことなく、その他の作法も知らないのは私がおかしいんでしょうか?(故人を蔑むみたいで、清め塩とかやるのは正直嫌なんですが…)
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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浄土真宗では清め塩は不要ですから、
見たことがないのも無理ありません。
それまで他の宗派のお葬式に縁が無ければ
清め塩の作法を知らないのも仕方ありません。
全くおかしくはありませんよ。
そういう事情も彼氏に説明してみては?
ちなみに引き出物についてくるお塩は食べられません
こんにちは。それにしても高圧的な態度の彼氏ですね。びっくりしました。
清めの塩という考えは、仏教にはありませんので、仏教であればどこの宗派においても不要かと思います。私もしたことがないので作法を知りません。
ただ、神道の考えなどにより、仏教徒であっても帰宅時に玄関にて塩をかける習俗があると思います。
お葬式の引き出物に塩が付いていますが、仏教の思想と関係がないということで、これを花の種などにしようというお宅もあるようです。ちなみに葬儀の引き出物についている塩は食用ではないので食べられません。ゆで卵を食べるのにちょうど良さそうな分量なのにもったいないです。
本当は浄不浄という考えは仏教ではない
別に死者はけがれていません。
日本人の何となく心理的浄化効果のお儀式としてライト感覚で塩を用いることが葬儀社でもありますが、つまり宗教性や真意がいかに浸透していないかっていうことですよね。
観念的なけがれというものはアタマの上で考えたけがれなので、本当は汚れてはいません。
ですが、それでもどうしても不安になる人がいるのでしょうから、そういう人に向けてのものということでしょう。
知らずにそういうものだと思っている人も多いですから、これが正しいんだよ、というとケンカになったりする場合もありますので、上手にスルーなさってください。笑
本当は塩とはちゃんとした本物の塩で生気を養うためのものです。
食卓塩や食べられない塩では本当のお清めにはならんでしょうね。
質問者からのお礼
有難いお言葉ありがとうございます
門徒物知らずって影で言われそうな育ち方だったからかや清め塩や六曜に拘る事など見慣れぬものばかりで不安だったので少し安心しました