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婚約破棄になりそうです

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有り難し有り難し 53

こんにちは。
私には学生時代から付き合っている彼がいます。付き合って7年近くになります。

去年の年末にプロポーズされ、婚約指輪を買ってもらい、お互いの両親にも挨拶を済ませました。

そんな時に、急に彼から「いまの気持ちのままじゃ結婚できない」と言われました。少し時間がほしいと。私と結婚して、幸せになれるか分からなくなったと言われました。

一週間後、彼に別れたいと言われました。
やはり私と一緒になって幸せになれるか分からない。一度気持ちをリセットしたいと言われました。

どうしても別れたくなかった私は、一ヶ月時間をもらうことにしました。
一ヶ月今まで通りに過ごして、それから決めてほしいと。

ちょうどその日は婚約指輪の受取り日で、彼と指輪を取りに行き、そのままいつも通り過ごしました。

ただ、どうしても距離を感じてしまい、いつも通り笑顔で過ごして一緒にいて楽しいと思ってもらいたいのに、ぼーっとしたり、涙が出たり、もうどうしていいのか分かりません。

私は彼が初めて付き合った人で、途中で何度か別れたこともありましたが、それでも仲良く付き合ってきました。

大好きな人と結婚できると、本当に幸せな毎日を過ごしていたのに、急にこんなことになってしまい、あの時こうしていればと後悔してばかりです。

一ヶ月時間をもらいましたが、本当にそれで良かったのか、この先どうしていいのか分かりません。


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お坊さんからの回答 3件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

あなたも真剣に本当にそれでよいかどうかを考えればよい

「きっと他に女が出来たんでしょう」 (;゚Д゚)AH- ←本部の悲鳴
あ、冗談です。( ˘ω˘;)ですが、まぁ、その可能性もなきにしもアラジン。
失恋と幻滅を繰り返して39年。失恋で発菩提心の丹下がお答えします。
よくお聴きくださいナ。あなたがもしそれで傷つくということは、彼が「あなたのモノ」になっていたという事。その癒着っぷりをまずどのみち、緩和する必要があるのです。
「あなたが居なければ私どうにかなってしまいそう」な女性は男としては重たいからです。そこの癒着を剥がしつつ、それぞれが元々SOLOである事を一度思い起こしましょう。
ベッタリで喜ぶ男子もいますが、束縛されたくない男性もこの世には沢山いるものなのです。
彼は元々誰のものでもなく天地に野放しになっていた一匹の男だった。あなたが7年間世話をしていたとはいえ🐕ペットも男性も自分の思い通りにはならないのがこの世の道理。アオーン🐕
ご安心ください。私はあなたにもっとふさわしい人を知っていますから万が一その人とダメであっても、私よりもイケメンを紹介しますので大丈夫です。
まずダメージを少なくするためにも冷静に考えましょう。
友人なんて10年越しの撃沈です。
あなたは初めてお付き合いした人で7年越し。
ですが私も含め世の中の男性女性の8割以上が初めて付き合った人とは撃沈しているとう真実もお忘れなく。あなただけじゃないのです。むしろ別れて、凹んで立ち直ってお互い異性というものを知り、いい距離感が取れてくるという事もあるのです。
どのみち性格不一致や浮気性があったなら、結婚前に気づいてよかっただけの事。してからじゃもっと大変。
愛はそれが真実のLOVEであるのかどうかがいつでも問われます。
ドラマのように結婚してハッピーエンドじゃないのです。
この前同窓会がありましたがみんな離婚してましたヨ、え?ボクの年齢?39歳です。
だとすれば子供を持つ前でもありましたし、結婚する前に一度、休符を打てたということはとてもラッキーな事。
彼氏だけではなく、あなたも慎重になろうよ?ということがリアルに問われているのです。
好きというアナタの思いだけではなく、相手の真実の人間性を現実として見つめなければいけニャイのです。まぁ、すこし待ってみましょう。結論はいずれハッキリします。

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有り難し
おきもち

お悩み相談08020659278
今月の法話 文殊の剣 ❝己がそのものを観ていながらそこに余計な色や思いをつけたさぬその己の様子を「こそ」見届けてみてください。❞(本文より) 「大丈夫、慧の剣を取る。」 大いなる菩薩や老師は智慧の剣を取って、人の迷いの見解を断ち切り真実の姿をみせてくださいます。 智慧の剣とは人間の自我、我見の無いこころからなる、無垢で清らかなる「事実の様子」「本来の様相」を見極める力ともいえましょう。 それこそが智慧の剣なのです。 文殊とは自己を鎮め得た者の姿。 人間の内なる思慮分別の猛獣を修め得て、その上に鎮座する姿。 事実を事実のとおりに見るということは、余分なものがないということです。 そこに現れる余分な見解というものを断ち切った姿。 そもそも、もともと一切の事象、事実というものには余分なものはありません。 とは言えども、それでも人は人の習癖・習慣的に物事に思いをつけたす。 いまや「写真で一言」という要らぬ添え物をするバラエティ文化もあるぐらいですから、ものを本当にそのままに受け取るということをしない。 文殊様の持つ剣、智慧の剣というものは、そういう人間の考えを断ち切る働きを象徴したものです。 その文殊の剣とはなにか? お見せしましょう。 いま、そこで、みているもの、きこえていること。 たとえ文字文言を観るにしても、そのものとして映し出されているという姿がありましょう。 文字として見えているだけで意味を持たせてもいない、読み取ってもいないままの、ただの文字の羅列のような景色としてみている時には、文字であっても意味が生じません。 本当にみるということはそこに安住しています。他方に向かわない。蛇足ごとが起こらない。 見届けるという言葉の方が適しているかもしれませんね。 ❝己がそのものを観ていながらそこに余計な色や思いをつけたさぬその己の様子を「こそ」見届けてみてください。❞それはものの方を見るというよりはそれを見ている己を見つめる姿ともいえましょう。 そういうご自身のハタラキ・功徳に気づく眼を持つことです。 あなたの手にはすでに文殊の剣がありますよ。用いることがないのはもったいないことですね。

それ、マリッジブルーです

男もマリッジブルーになる場合があります。でもそれは一過性の病気みたいなものです。それを彼の本音だと思ってはいけませんし、思わせてはいけません。そんなもので別れたら二人とも後悔します!

マリッジブルー 男性でググって彼に見せてあげて下さい。その方が自分で伝えるよりそういうものかと信じてもらいやすいはずです。お坊さんに教えてもらったとも伝えましょう。

勇気をだして頑張って!絶対に逃がしちゃダメですよ!お坊さんが応援してます!!

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おきもち

曹洞宗副住職。タイ系上座部仏教短期出家(捨戒済み)。仮面系お坊さんYouTuber「仏教・お寺ch 大慈」。 【現代日本仏教最大の課題のひとつはコミュニケーション不足】をミッションに10年以上、インターネット上で情報発信をしています。 YouTubeでは仏教の教えや読経だけでなく、お寺の真相やお坊さんの生活が分かる動画を配信しています。(リンクは↓のURL)

よくお話しましょう

大慈様が仰るとおりマリッジブルーかも知れません。
結婚はお二人のことでもありご家族のことでもあります。
ご両家にご挨拶も済まされているとのことですので一度ご家族も含めてお話をされてはいかがでしょうか?
話し合うことはとても大切です。
別れたい!別れたくない!の感情だけで話すのではありません。将来設計を話すのです。
彼も考えて悩んでおられることでしょう。
お二人の幸せを願っています

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温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ