供養について
老齢の母は常々「死んだら散骨して」と言っています。
後々の事を考えて言っているのでしょうが、知り合いの霊能士の方から「散骨はあの世で魂がバラバラの状態になるからやめた方が良い」と言われました。
母にその事を話しましたが、あまり信じてないようです。
母のお願いを聞いてあげるべきでしょうか?
不安になることなく楽したい
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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あなたがしたいように
浄土宗では、命尽きると極楽浄土に連れて行って貰います。
極楽浄土には苦しみはありません。
なので、バラバラにはなりません。
散骨しようが関係ありません。
ただ、もし、あなたがお骨を保管した方が気持ちが安らぐなら、亡くなった後でそうすればいいことです。
お母さんも極楽浄土から怒ったりはしないでしょう。
分骨、散骨は法華経の教えにはない
妙法蓮華経見宝塔品の中で釈迦牟尼仏は次のようにお説きなっておられます。
「宝塔の中に全身あり」
地中より湧現した宝塔の中には多宝如来という仏様がいらっしゃり、この如来ははるか昔に亡くなった如来であると説かれています。ですから一つの宝塔(墓)を建て、ご遺骨のすべてを納めてください。
根拠となる教えは妙法蓮華経見宝塔品と申します。
宗教・宗旨。宗派によって、考え方はバラバラです。
お釈迦様は遺骨には執着しないよう申されましたが、
その遺骨は世界各地に仏舎利塔として供養されていますから、
まさに散骨状態です。
ニャー様はどこかに納骨したいのでしょうか?
御本人の遺言に従うのが本来でしょうが、
散骨するとお参りする拠り所がなくなるので、
残された者の心情としては複雑ですね。
そこら辺もよく相談されてみては。
質問者からのお礼
アドバイスありがとうございました。
見えない世界のことなので、不安に思っていましたが、私なりに考えてみたいと思います。