犯罪を犯した事に向き合う方法
初めて相談させて頂きます。
私は以前犯罪を犯しました。
自分なりの理由があって、まさか犯罪になるとは当時思っていませんでした。
ただ、バレるまで自分から言い出せなかったので、悪い事だというのは理解していたんだと思います。
示談にしてもらえたことに凄く感謝してます。
なのに、自分が悪いって頭では理解できても、言い訳してしまって心から申し訳ないと思えずにいます。
その事を責められて当然なのに、辛いな、なかった事にしたいな、逃げたいなという気持ちが出てしまいます。
もちろん、人にとても迷惑をかけてますし、犯罪を二度とするつもりは全くありません。
悪かったと心から思えないなんて、人として最低だと思います。私だったらこんな人間嫌いです。
どうしたら悪い事をしたと真正面から思えて、受け止められるでしょうか。
どうすれば許される為とかじゃなくて、心の底から謝罪して、償わせて下さいと言えるのでしょうか。
こんなに自分に甘くて、悪いと思えないなんて凶悪犯罪者のような思考、変えることは出来ないのでしょうか。
お坊さんからの回答 2件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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❝さるべき業縁のもよおさば、いかなる振る舞いもすべし❞
先ず、「悪いこと」をしたら、地獄に堕ちる、と思って下さい・・・。とりあえず、今は「地獄」があるかないかは、問題にせず、少なくとも「ある」と思って下さい。
お釈迦様は❝バラモン(身分の高い人)の家に生まれても、しばしば悪いことをする者がいる。その者は現世では非難せられ、来世には悪い所に生まれる❞とおっしゃっています。「悪い所」とは何でしょう・・・?。そう、地獄です。つまり、悪いことをすれば、バレた時は世間から非難され、バレなくっても「地獄」に堕ちる・・・そういう事です。
〈どうしたら悪い事をしたと真正面から思えて、受け止められるでしょうか〉・・・。地獄に堕ちるような「恐ろしいこと・恥ずかしいこと」をしたと、慚愧(ざんき;心から反省)することです。とにかく、仏教では悪いこと(五戒;ネットで調べてみて下さい)をするな、五戒を犯すと「地獄」に堕ちる、と説いています。そんな恐ろしい目に合うのか・・・と思ったら、自然と〈謝罪して、償わせて下さい〉と思えるはずです。
とはいうものの、人間、腹が立ったり、イライラしたら「罪(悪いこと)」を犯します。
親鸞様は❝さるべき業縁のもよおさば、いかなる振る舞いもすべし❞と言って、自分では罪を犯さないようにしようと思っても、何らかの因縁(原因と状況)次第で、どんな「悪いこと」をしでかすかも分からない・・・人間って「そのような弱い心」を持っている・・・と、おっしゃっています。常に自分は「何をしでかすか分からない」危うい人間だと、自らを戒める生活をしよう・・・という事です。
〈人にとても迷惑をかけてますし、犯罪を二度とするつもりは全くありません〉・・・あなたは、本当にそう思っていますか・・・?。先ず、《心から》そう反省することです。「悪いことをされた」相手は、怨みに思い「地獄に堕ちろ」と憎んでいるはずです。同じことをされると、あなたも、そう思うはずです。
孔子様は❝己の欲っせざる所は人に施すこと勿れ❞・・・自分がして欲しくないことは、人にもするな、と戒めておられます。