福祉業界に未来はありますか
福祉現場で10年ほど働いています。
この職を選んだ理由は単純に自分が昔からおばあちゃん子で、母親より祖母と過ごした時間の方が長く、年配の方と接するのが好きだったからです。
高齢者の残された時間、家にいる時のように一人一人が自分らしく過ごせる環境を作るための支援をしたい。
大抵の施設(老人ホーム)ではこういった経営理念を掲げています。
私自身も当初はこの気持ちでいました。
しかし現実は深刻な人手不足。
時間に縛られ、まるで工場のライン作業のように進んでいきます。
しかしロボットのように働いたとしても相手は人ですから、必ずイレギュラーなことは起こります。
結局時間内に終わらず、残業代も出ません。
そうやって業務を淡々とこなしていくうち、最初の理想はどこかへ消え、今となっては
“低賃金・重労働で先の短い老人達の世話。一体なんの意味があるんだろう。この業界に未来はあるんだろうか”
などと最低な考えすら浮かんできてしまいます。
金儲けばかり考えてる政治家連中と年金目当てで延命治療させる家族。
何がその人らしい生活、最期なのかもうわからなくなりました。
無理矢理生かされるくらいなら安楽死制度を早く導入してほしいと切に願います。
もう終わりです。この国の福祉政策は。
すみません。なかば愚痴になってしまいました…。
夢や理想だけではこの業界では生きていけないということは身をもって分かっているのですが
それでも何とか私がやらねば誰がやる精神で頑張ってきました。
それがここ最近自分はなぜこの仕事をしてるんだろう。なにも自分が大変な思いをしてまでやらなくてもいいのではないか…と我に返ったような感じです。
誰もやりたがらないことを安月給でやる意味。
しかし新卒で福祉しかやってこなかった私に今更他の職種が勤まる自信もないのでとりあえずは続けますが
私のような人材は辞めた方がいいのでしょうか。
延命治療をしてまで人は生きる意味はありますか。
こんなことばかり考えていて、国家資格まで取得したのに、プロ失格ですね。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
自分の志にブレずに
初めまして、今日は。
心からの想いを拝見させて頂きました。
私も、妻や祖母、父を看取り福祉の仕事を志ました。現実は確かに違っていて・・ライン作業の様な内容、人手不足から来る過酷な勤務体制・・・理に反する事をしてそれを理に適う事・・・と言い聞かせたりしながら耐え忍んでいました。ご利用者さまのご家族やご利用者さまには、私の志した想いが伝わる事が出来、逆に優しいお言葉を頂く事が多くそれが支えになっておりました。
職員は使い捨てでいい。いくらでも求人だせば来るから・・・コストや利益ばかり考え、ご利用者さまを思っていない代表、自分たちばかりの事を考えたシフト・・うんざりしたり、絶望しながらも自分を騙し、耐え忍んで業務を懸命にしていたのでたちばな様の心の叫びがとても痛いほど理解出来ます。
管理者さまや代表の考えに立ち向かい、ご利用者さま一番に考え意見を常に言っていた介護タクシー部門の男性がいました。常に書類を一杯持って透析の方の通院乗降の合間に懸命に休む暇もなく記入をしていました。俺は、ご利用される方を一番に常に思っている。必要とされ選んでご利用されているんだから全力で対応するのが俺の使命だと思ってます。たかが運転をして目的地に届ける仕事に命かけるってばかにされてもご縁があり目の前にいるんだから・・代表に怒られるけど、利益云々は後からついてくる。それより目の前にあることを多少時間オーバーしても休憩を削っても見返りなくさせて頂いたいとお話しされていました。
人間関係や経営者さまなど福祉も一般企業さまでも同じく、苦手な方など様々な方が集まり働くのですから、意見が合わなかったり、何で・・?と解せない事が多々あります。志はどんな事で今の福祉をご選択されたのでしょうか?周りがこうだから・・などでなく、あなたはあなたです。周りに無理に合わさず、染まらず、時には受け流して、誰に何と言われても、暖かなケアを忘れずにあなたらしくご利用者さまと接してはどうでしょうか?上司や代表から評価もそうですが・・ご利用者様からの評価が一番大切だと思います。結果を焦らずに。真面目な想いや姿は必ず誰かが見て評価して頂けます。休日は心をリフレッシュして、思いっきり開放して志を忘れずに頑張らず程々にお過ごしください。
あなたらしく希望ある冒険旅行と言う人生を仕合せに歩めますように。
合掌
未来ある職場はない。自分で創るしかない❗
介護福祉士をしている私はあなたと同じ気持ちを持っています。出来れば何らかの形で情報交換したいと思いました。
私が思うにタイムカードからタイムカードの仕事が介護福祉士の務めでなく、勤務外でも高齢者が気になって仕方ありません。「この人徘徊してないかい。」「段差大丈夫かな?」など色々思います。綺麗事ばかりでない介護ですが、僧侶をお務めしながら、介護福祉士をしていると心の拠り所として僧侶の必要性が身に染みます。利用者さんの菩提寺の住職は何しているの?と思います。死んだときだけ出てきてお経を読んで帰る。葬儀社の職員と思ってしまう次第です。
あなたが介護は未来がないと思いますが、2025年問題、30年後問題、50年後問題がご存知なら、介護や看護はもっと必要になり、臨床宗教師と呼ばれる僧侶も必ず必要になります。
近い将来、再生医療が発達し、死ねない世の中になると死ぬか生きるかを選ぶ時代が必ず来ます。その時、何も疑問を持たず介護に携わると大変なことになります。今のうちに終末医療や介護、ケアマネについて資格は勿論、実践を備えた学習をしましょう。
本当にあなたのような前向きな方と情報交換したいと思います。また、悩みがあったら投稿して下さい。
質問者からのお礼
大変遅くなりました。申し訳ありません。自分なりに答えを探してもう少し足掻いてみます。
本当にありがとうございました。