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煩悩を断ぜずして涅槃を得る
仏教は無明を破るために修行します
無明をなくすには悟る必要があります。
悟るためには、悟った人(ブッダ)が説いた仏教の修行をするのが一番です。
出家しなくても、在家のままで良いです。
五戒を守り(破ったら懺悔し)、
精神集中の瞑想(禅定)と、
真理を悟るために現象を観察する瞑想(智慧)をする。
これを戒・定・慧の三学(かい・じょう・えのさんがく)と呼びます。
仏教の修行は、結局は三学に行き着きます。
浄土宗では南無阿弥陀仏と念仏を称(とな)えて極楽浄土に往生したいと願いますが、これも、最終的には極楽浄土に往ってから三学を実践するのが目的です。
智慧光の仏と申し上げる
無明(むみょう)の闇(あん)を破(は)するゆゑ
智慧光仏(ちえこうぶつ)となづけたり
一切諸仏(いっさいしょぶつ)・三乗衆(さんじょうしゅ)
ともに嘆誉(たんよ)したまへり (「註釈版聖典」五五八頁)
(阿弥陀仏の光は無明の闇をすべて破るから、智慧光仏と申しあげます。すべての仏も菩薩も縁覚(えんがく)も声聞(しょうもん)も、みなともにほめたたえていらっしゃいます。
私たちは無明の闇という、
目の前のことさえ、
見えていないのです。
その闇に光を与えるのが、
阿弥陀さまです。
そんな私だからこそ、
阿弥陀さまの智慧という、
光が必要なのです。
私たちは、
日々阿弥陀さまのお慈悲を
信じて生きていく以外に
ないのではないでしょうか?
ですから、
私たちには、
信じ切る!
絶対に救われるんだと、
信じること、
それ以外には、
ございません。
報恩感謝!
仏恩報謝の日を
送らせていただく、
ありがとうございます。
と言う気持ちが、
あれば十分かと。
南無阿弥陀仏
南無阿弥陀仏
南無阿弥陀仏