檀家ってどうなんでしょうね?
先日、父親の葬式がありまして代々檀家としてお世話になっているお寺のお坊さんに来ていただいたのですが、お坊さんの態度とか振る舞いがなんとも偉そうなカンジで親類一同イヤな思いをしました。
まずはお経をお願いするためにお寺に電話した時から上から目線で日にちや時間を指定されました。
お経をあげる前にお布施を前払いで要求したりお布施の金額を指定してきたりするのは普通なのでしょうか? 今まで参加したお通夜ではお経の後に親族を励ますような説法をしてくれたりしているとこが多かったように思うのですが、事務的にお経をあげて挨拶もそこそこにさっさと帰って行かれました。親戚の叔父さんの話では、お坊さんが代替わりしてから檀家からの悪評をあちこちで聞くらしいです。お坊さんは世襲で檀家の者はお坊さんを選べないんですかね?
私の兄弟も檀家をちがうとこにしたいとか言ってました。インターネットで調べても最近檀家を抜ける人が多いとか出てますが、しかし先祖代々お世話になっていますから簡単にはかないようにも思いますし… どうなんでしょうね?
宗派に不満とかは無いので同じ宗派の別な檀家に入れてもらったりするのは可能なのでしょうか? あるいは本山に連絡してお坊さんを変えてもらったりできないのでしょうか? これから行事毎にそこのお寺にお願いして来ていただくことが苦痛になりそうです。 最近インターネットでお坊さんを派遣したりするビジネスがあると聞いて馬鹿々々しくて笑っていたのですが、今回自分がこのような体験してみると派遣して来ていただいたほうが正しいような気がしてきました。
今の時流がひとつ理解できました。
どうするのがよいとおもわれますか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
残念ながら、そのような僧侶は少なくありません…。
先ずは親戚の中で相談してみては?
そのお寺の境内にお墓があるなら
墓じまいが必要です。
その住職との交渉も面倒でしょうし
離檀料(本来なら不要)も請求されるかもしれません。
境内墓地でないなら
他のお寺に移るのは難しくありません。
このhasunohaに登録している僧侶なら
大丈夫でしょうから
同じ県内のどなたかに相談してみるのも
アリだと思います。
もう少し時間を掛けて見極めては
こんにちは、初めまして。
先ずは、お父様がお亡くなりになったこと、お悔やみ申し上げます。
そのお寺さんとあなたの実際を知りませんので、多分に想像になりますが、なるべく色々な可能性から是々非々で考えていきたいと思います。
「お坊さんの態度とか振る舞いがなんとも偉そうなカンジで親類一同イヤな思い」というのは、お悲しみの中で大変残念なことだったと思います。「親戚の叔父さん」がそのお寺の地元に住んでおられるようですから、その住職の人となりはある程度ご存知なのでしょう。この点は、あなたのお感じの点にはそう思うだけの振る舞いがあったと想像します。
「上から目線で日にちや時間を指定」とあります。その態度は、先にお話したとおりですので宜しくないですが、「指定」に関してはそういうものだと思います。そのお寺でも、行事や他家への仏参がありますし、大体住職一人で対応せざるを得ないからです。
「お布施を前払いで要求したりお布施の金額を指定」。「前払い」という言い方をされていますが、お布施はお経の対価ではありません。喜捨です。あなたの宗派が分からないのではっきり言いにくいですが、事前に仏様へのお供えとして喪主の方から進んでするべきものです。恐らくあなたは、地元に住んでおらず、仏事にも不慣れであっために住職が先回りして言ったのかもしれません。「金額を指定」というのも、その意味で言われた可能性があります(もちろん喜捨なのでご自由に、が基本なのですが、現実的なやり取りとして)。その手順について、「親戚の叔父さん」や葬儀屋さんと事前に相談されましたか。
「同じ宗派の別な檀家に入れてもらったりするのは可能」かということです。これもあなたの宗派と地域性、そして境内墓地があるかなども関係してきます。もし墓地があるならば、後々難しいことになります。
また、近隣のお寺同士の関係があるので、すぐ隣のお寺に依頼するというも依頼された側は困る場合があります。「本山に連絡してお坊さんを変えて」、これは宗派ごとに方途が違いますので何とも言えません。
「インターネットでお坊さん」、これも今言いましたところの兼ね合いを考えると、仏事持続が可能か判断しづらいです。
不本意かもしれませんが、あなたはそのお坊さんとの付き合いが薄いことや不慣れで誤解していた可能性も含めて、もう少し付き合って見極めると良いと思います。
檀家はお客様ではない
お坊さんの態度などによって、人気・不人気があるのは、そのお坊さんの自業自得ですね。
ただ、檀家はお客様ではありません。
むしろ、檀家はお寺の運営主体で、お坊さんがお寺のゲストなのです。(お寺が宗教法人の場合)
檀家をやめるのではなく、檀家が住職を辞任させることも可能です。
それをふまえて、苦情はお寺の檀家総代(役員さん)の耳に入れておくことも良いと思います。
檀家を辞めてしまうと、お寺の墓地や施設を使う権利も手放すことになります。
お寺は檀家みんなのシェア施設ですから、使用する「会員の権利」を手放すのはもったいない気もしましす。
住職は檀信徒で育つ
慣れないことで大変でしたね。大切なご家族が示寂されたことお気の毒さまです。仏教の葬儀では僧侶の質は関係なく、儀式を厳かに行えば、仏弟子となり、お釈迦様の元で暮らすことになりますので安心して下さい。
さて、菩提寺の住職さんですが、色々と不愉快な思いをされたようですね。葬儀の喪主?お疲れ様でした。私が思うに菩提寺は葬儀を行うだけの葬儀の職員ではありません。衆生済度の一貫に葬儀や法事があるのです。今回は住職の悪いところが出ましたが、今後の付き合いは暇を見てお寺に行き、挨拶から初めて下さい。お寺の行事や写経などがあったら顔を出す、なるべく住職さんと交流する機会を持ちましょう。今の時期は難しいかもしれませんが、緊急事態解除があったら予防して交流して下さい。そして何時しか総代となり、ちょっとづつ住職さんの行いに助言しましょう。その前に長所短所の見極めが肝心です。住職とは地域の中で成長していくものです。
それでも余り納得いかないようならまた相談して下さい
質問者からのお礼
多数の早々のご回答ありがとうございます。
まずは、私が仏事に不慣れで認識が世俗的でことに反省させられました。
もう少し詳細を補足しますと、今回私は喪主ではなく直接自分で動いたのはお寺に電話してお経をお願いしたことのみです。
お布施の金額に関しましては葬儀屋さんから聞いてそのとおりに用意していたので当家では問題はなかったのですが、叔父さんから聞いた檀家の人の苦情の話のなかで「金額が少ないと後から電話があり請求される」というのがありましたので簡潔に文章にしたためきちんとお伝えできなかったようです。 お布施をお渡ししたのは私の姉で、お坊さんの帰り際にお渡ししようと用意していたのを先に要求されたので世俗的な感覚で違和感を覚えたという次第です。私はお坊さんの所得になると勘違いしてましたが、事前に仏様へお供えするものでしたら先に出すのが理に適っていますね。反省させられました。
いずれにせよ、もう少し様子を見て親類間で相談しようと思います。
ありがとうございました。