過去についてしまった嘘
専門学生時代に、心臓の持病による体調不良から、体力的・精神的に苦しい時期がありました。
心臓の発作が授業中に出る事を恐れ、体力を使う授業をなんとか避けたいと考えておりました。
そのため、持病がある事、心臓の発作が心配だから授業を休みたい事、を素直に教師に伝えましたが、何故だかこれだけの理由では甘えているだけと思われそう...と自分の中で思ってしまい、「子どもも出来にくい身体なんです...」と言ってしまいました。
実際に医師に言われた事も有りません。
何の事実関係も無い言葉です。
女性にとって子どもが出来ないのは辛い事かと思いますので、こう言って仕舞えば、教師も同情して無理に授業をさせられる事も無くなるだろう...と思ってしまったのです。軽率に、発言してしまったのです。
そして、現在結婚し妊活をしているのですが、中々授かれないのです。
どうしてだろう、と悩み、泣いている時にふと、今回の事が頭に浮かびました。
学生時代、あんな風に軽率な嘘をついたから、罰として本当に授かりにくくなってしまってるのでは...と。
自分を悲劇のヒロインの様に仕上げた事、本当に後悔しています。
言霊という言葉も有りますが、こうした嘘は撤回出来ないものなのでしょうか。
あの言葉のせいで授かりにくいんだ...きっとそうだ...と悩んでおります。
何か、アドバイス頂けたらとても助かります。
宜しくお願い致します。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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過去についた嘘と現在の状態は全く関係なし
人間がこの世に生まれてくることを「誕生」と言います。人間がこの世に生まれて来た時だけに使われる言葉ですが、今では動物や星などにも使われますね。
この言葉の誕という文字は、あざむく、いつわる、うそをつくという意味を持っています。つまり人間がこの世に生まれて来るということは、他人を欺き自分を偽り嘘をついて生きてゆくということなのです。子育てを経験した方に聞けばわかると思いますが、赤ん坊はわがままです。子どもは平気で嘘をつきます。すべて自分中心で生きていくものなのです。これは本能的な生きる術なのです。
保育園や幼稚園、学校などの社会と触れることによって、協力することや他人を思いやることの大切さがわかって来ます。自分のことだけを主張しても、何も出来ないことがわかって来るからです。
あなたは過去に嘘をついて他人を欺いたことがあります。意図的であったわけですが、これは当時の自分を守るために必要な嘘であったかも知れませんね。人間は成長する過程で、一度嘘をつくとその嘘がばれないようにまた嘘をついてしまい、どうにもならなくなることを経験します。それによって嘘をつくことは良くないことであることに気づきます。
あなたは過去の自分よりずいぶん成長しましたね。今は嘘は良くないという気持ちですね。過去についた嘘を取り消すことは出来ません。ただ、相手に嘘をついたことを告白することは出来ます。機会があれば謝っても構いませんが、相手は覚えていないかも知れません。自分のためについた嘘であり、相手が傷つく嘘ではなかったからです。
過去についた嘘と現在の状態は全く関係ありません。それを関係づけているのはあなたの意識なのです。きっぱり忘れることは出来ないでしょうが、過去の嘘を反省することで、以前より嘘をつかなくなったあなたがいるのです。過去にとらわれず、今の家族を大切にして希望をもって生きて下さい。
プラス、プラス、プラスで活きる!
ご質問拝読いたしました。
持病を抱えながらの通学、
心身ともに大変だったと
思います。
よく乗り越えましたね!
もう怖いものなしですよ。
いろいろな不安が
言葉として出てきてしまった、
だけですよ。
全く問題ありません!
言葉は言霊だから影響する
とするならば、
私はいま幸せです。
これから主人と
幸せな人生を過ごします。
明るく元気で聡明な子どもを
恵ました。
神さま仏さま御先祖さま
御加護ありがとうごさいたす。
いつも感謝しています。
ありがとうございます。
毎日10回唱えましょう。
言葉は言霊、
必ず叶いますよ。
大丈夫!
どうかお幸せに、
いままでも、
いまも、
これからも、
お幸せを祈願しています。
関係ないと思います。
こんにちは。以前ついた一回の嘘。それと今の状況は、「完全に100%無関係」とは言えないと存じますが、「なかなか授かれない」とは関係ないと思います。
もしも、「ああ言ったのだから、不摂生して栄養もおかしく、睡眠時間や生活リズムを乱して」と、「その嘘の正当化」を塗り重ねていたのだとすれば、話は違いますけれどね。 嘘というのは、「それを守ろうとする」と嘘を重ねざるを得なくなる可能性を持つところが恐ろしいのです。
なんとなれば、今からでもその嘘を告白してはいかがですか?「お陰様でその後元気に過ごしております。その節はお世話になりました」という文脈の中で、嘘を明かし、謝る。
「あーあの時」と、いつまでもクヨクヨしても仕方ありません。