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死に凄く恐怖感と不安があります。

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家族ぐるみでお付き合いのあった子供(中学生)の友達のお母さまが急病で亡くなられ、告別式に子供と一緒に参列させていただきました。

お別れの時に私の子供が凄く泣いているのを見て、死にたくない、子供に悲しい思いをさせたくないと、死に凄く恐怖を感じ、ひと月ほど経ちましたが漠然とした不安に襲われるようになりました。

私はどうしたらいいでしょうか。宜しくお願いします。


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

自分が死ぬということを考えてみませんか

家族ぐるみでお付き合いされていたお子さんの友達のお母さんがお亡くなりなったとのこと。自分と年の近い方が亡くなると、自分の死を考えてしまうのは自然な成り行きです。
人は老い、病気になり、亡くなる存在です。いつ亡くなるかは分かりませんが、必ず来ます。今回の隣人の死によって不安になられたということは、自分の死と向き合うことを自分の深層が求めているからです。不安は私が起こしたいと思って起きるのでもなく、不安から逃れたくても自然に心の内から沸き起こって来るのです。不安は自分の今のあり方が本来でない予感と言われています。はなさんは生きることばかり考えて自分が死ぬことを忘れて過ごされているのではないでしょうか。もしそうだとしても現代社会では死ぬことを忘れさせて、より良く生きることばかりがもてはやされていますから、無理もありません。自分もいつかは死ぬ存在だと受け止めて、自分が今死ぬとしたら何をするべきなのか。何をしたいのかなど自分の死についてじっくり考える時なのではないでしょうか。
死に物凄く恐怖を感じられています。でも、死を考えると死んでしまうという訳ではありません。それに、じっくり自分の死と向き合うと言っても一生懸命になる必要はありません。死に対する恐怖は、例えば真っ暗闇で物音に恐怖を感じ、明かりをつけてみたら、風で物が落ちた音だと分かれば恐怖は和らぐように、死の何が怖いのがはっきりして来ると、死に対する感情は変わって来るのではないでしょうか。
死とはというような深い問いは直ぐに答えを出すのではなくて、ずーと問い続けていくものです。30代40代50代とずーと問い続ければ、年を重ねるほどに問いは深まってきます。まずは、死というワードを心の隅に置いてみましょう。置くだけでも自然に不安は解消されるのではないでしょうか。

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凄く大きな学びなのです。

はなさんにとっても、お子様にとって、しかも同級生のお母さんが亡くなるということは、とても大きなショックで悲しみも倍増します。これは時々、見かける光景でもあり人は死を迎えるという大きな出来事を目の当たりにされた方は同じような思いをされていると思います。

さて、死ということは誰しも避けることはできません。老若男女問わず訪れます。避けることができません。それゆえに、もし、自分が、自分の家族がそうなったらというオーバーラップして、置き換えて想像してしまうので、さらに辛さが増すということもあります。
しかし、そのような経験、体験をすることによって、様々なことも学ぶことも事実です。
お子さんには、優しく死を説いてあげることも、又、親としての務めかもしれません。でも、いきなりそんなことを言われてもとなりますが、とても重要なことなので、はなさんにとっても一つも勉強であり、そこから学ぶこともあるのです。

いつまでも単なる死として恐怖や不安に陥ることなく、不安を取り除いてください。このhasunohaにも多くの死に対する問答がありますので、過去分をお読み頂くことをお勧めします。
そして自分が納得するものがあれば、徐々に落ち着きてきます。

また、不安になったり、疑問が出てきましたらご質問ください。

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日蓮宗のお寺で、名古屋市南区にあります。 ”お寺は生きている人のためにも...
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質問者からのお礼

お忙しい中、貴重なご意見をありがとうございます。
過去の質問等も読ませていただきました。
私自身、これから色々学んでいきたいと思いました。
本当にありがとうございました。

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