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自分の考えを押し付けてしまった。

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大学の仏教の授業で、仏教の先生に対して、仏教を信じていない!となぜか直感して、変なことを書いてしまいました。
それから、私や学科の教授の私への感情が声になって聞こえた気がしていたり、その宗教の先生からも声が聞こえてしまったり、気が放出されるのを感じたりしてしまいました。
私自身も、自分の頭の輪郭がアーチを描いて空気に溶け込む体験をしてしまったり、文章をいままでのように書くのがうまくいかなくなってしまったり、うまくコミュニケーションが取れなくなってしまったりして、自分が自分でないような感覚になってしまいました。
突発的に自分の考えを押し付けてしまったことを後悔しています。
私がしてしまったことはもう取り返しがつきませんか。


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

安心して下さい

こんにちは、初めまして。

「大学の仏教の授業」ですか。仏教系大学なのですね。
かつて、私も浄土真宗の大学(龍谷大学)で講師をしていましたので、かつてのことを思い出しながら、あなたの質問を読みました。

「仏教の先生に対して、仏教を信じていない!となぜか直感して、変なことを書いてしまいました」とのことですね。どんな内容かははっきりしませんが、恐らく「信じていない!」という「直感」を言葉にした内容なのでしょう。

私が受け持っていた「仏教」の概論の講義は、お寺後継者の多い学部ではなく、社会福祉あるいは理工学部関係だったりしたので仏教の知識ゼロという人が多かったです。

授業の最後に、出席カードの裏に感想を書いて提出してもらうのが常でしたが、随分色々なことが書いてありましたよ。仏教のイメージがいい方に変わった、或いは納得ができないという感想を含めて。無神論、無宗教の意見を堂々と言う人もいますし、はたまた講義の内容とは関係のない占い、オカルトと関連付けて受け取る人もいて、千差万別です。多少の内容では驚きません。

ただ、その書かれた内容は、仏教を専門に勉強して質問したり、感想を書いているわけではないと思われ、講師の側もほぼ想定内の内容がほとんどです。何か面白いこと書いているな、程度の受け止めです。

「突発的に自分の考えを押し付けてしまった」と「後悔」しておられますが、気にする必要は全然ないと思います。

安心して、元気を出して学校に行って下さい。
また、何かあったら質問して下さい。

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釋 悠水(しゃくゆうすい)
浄土真宗本願寺派報恩寺住職(兵庫県三木市) 本願寺派布教使 元本願寺布...
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当の先生に素直におわびして終わり

あなたがその先生にイライラしたのは、仏教を信じている/いないというよりも、むしろ、仏教という研究対象に敬意を払っていないように思えたのではないかと思います。
 仏教を信じるとか仏教徒とは何かということは個人の内面の問題かもしれませんが、教員として教えるからには、その内容に敬意を払わないような、じつは関心がないような、字面だけで教えているという感じでは、そんな授業を聞かされる側はイヤになります。
 私が非常勤(客員教授)している大学は、たまたまみんなすばらしい、仏教に関心の深い教員ばかりですが、仏教の学会に行くと、私もよく感じますが、仏教を信じているわけでも敬意を払っているわけでもない仏教学者はたくさんいます。家が寺だからとかたまたま就職できたからという理由で、仏教学をやるのです。
 ただ、これはすべての学問分野の中でおそらく仏教学だけの問題だと思います。シェークスピアの内容や文体が嫌いなのにそれで論文を書きたがる人はいないでしょう。ホタルイカ?なんて下等な下劣な生き物だなんて思いながら青色ダイオード?を突き止めたわけではないでしょう。医学生物学関連の研究者は、研究の犠牲に対してせめてもの気持ちで供養をしています。
 その分野の真理を知りたくて、それを教えてくれそうな研究対象に真摯に立ち向かうのです。
 しかし、仏教学に限って、仏教の真理とか悟りとか、知りたいわけではなく、ただポーズで論文書いたり授業したりする研究者が結構います。だって、怖いでしょ? 本気で仏教を研究して、欲も怒りもなくなったら、異性を追いかけたり好きなスポーツを楽しんだりできなくなりますよ?
 まあ、研究対象を軽んじながらでは、どうせ、その道の真理に達する心配?はないのですけど。
 そういう先生の授業でも、知識として仏教の基本的な内容を教わる役には立ちます。「この前は取り乱しちゃってすみません。私もこれから頑張って仏教とは何か学びます」とでもお詫びと今後の決意を書いてその先生に送ればそれでOKです。
 仏教とは何かを本気で知りたければ、スマナサーラ長老が平易な日本語でいろいろな本を書き、youtubeで説法を上げています。それですぐに分かります。足りなければ、藤本晃の本も参照してみてください。

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