法事時に子供にわかりやすい法話を聞きたい
お世話になります。
主人が亡くなってもう少しで1年。
まだまだ、気持ちに整理がつきません。月日が流れていくばかりです。
その度に、こちらで色々な内容を読んでは、気持ちを落ち着かせてる日々です。
今度、一周忌を迎えます。
その際に、お坊さんに、子供達にわかるように法要の話、仏教の話、亡くなった後の世界などの話をしてほしいと思っています。お願いしてもいいものなのでしょうか?
初盆の際に、中国からの話なのか、どなたかのお母さんが亡くなって地獄におちてしまったけれど、そのお母さんは息子の幸せだけをずっと願い続けていたら、救いの手がきて、極楽浄土へといかれた話を聞きました。
その話に、すごく胸をうたれ、子供達も真剣に聞いていました。
そうやって、仏教の話を分かりやすく、主人が今どんな修行をしているのか、どんな場所にいるのか、、など、色々と仏教を聞きたいです。
また、こちらでも答えていただければと思うのですが、法事は、何故、一周忌、三回忌、7回忌とぐぎられてるのでしょうか?
子供達が、なんで毎回ないの?と聞いてきました。
亡くなった後の事は、ほんとうに、行かないとわからない事ですし、本当に、あの世があるのかも分かりませんが、昔からの言い伝えだったり、何かしら本当の話だったりするんでしょうね。
そうやって、色々聞きながら、調べながら、主人の今の事を考えない日はありません。
子供達と主人の話をしながら、ここで色々教えてもらいたいと思っています
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
どうぞリクエストなさってください。
きっとこんな話です
kamayuさん、はじめまして。質問を拝読しました。
kamayuさんが聞かれた「地獄に落ちてしまったお母さんが息子の幸せを祈り続けたら極楽浄土へと導かれた」という話は、お釈迦様の弟子だった目蓮(もくれん)さんの話です。御住職に「目連さんの話を聴きたい」とリクエストしてみてください。
また、人が亡くなったのち13人の仏さまに導かれていく十三仏(じゅうさんぶつ)の話があります。一周忌は勢至菩薩(せいしぼさつ)と出会い学びを深めます。詳しくは御住職に聞いてみてください。
一周忌の次は三回忌です。ただし、三回忌以降は数え年になります。このため命日から数えて満2年で三回忌を迎えます。三回忌の次は満6年で七回忌です。なぜ毎年ではないのかは、はっきりした言い伝えはありませんが、少しずつ時間を空けることによって故人に執着してしまうことを避けるためではないかと考えます。
故人を偲び供養することは大切なことですが、執着してしまい日常生活に支障が出るようではいけません。故人はおそらくご遺族には心豊かに前向きに生きてほしいと願っていると思います。毎年、菩提寺でお盆や春と秋のお彼岸に供養しておられるかもしれません。尋ねて見てください。
仏教の知恵で心豊かに過ごすことができるよう祈念しております。
お坊さんにお願いしてよいです
すごく「いい質問」なので感動しています。あなたのたのみ寺のご住職(やその他のお坊さん)がよい僧侶なら、あなたのそのお願いを聞いてら感動して涙を流されるのではないかと思います。ドンドンお願いして、こんな話を聞かせてほしい、あんなことも尋ねてみたいとお話しになってください。
子どもさんたちにもとっつきやすい、親しめる教材もたくさん出ています。子どもさんがおいくつくらいなのか分かりませんが、私は年齢に関係なく紙芝居を多用しています。物語にはひとに伝える力があります。物語、神話、おとぎ話は仏教典籍でいうとジャータカというものがそれにあたります。ジャータカには仏教のエッセンスをやさしい物語にして語る名作がたくさんあります。
インターネット上でいいますと、本門仏立宗の登光さんという方が素朴な動画を何本もyoutubeにあげておられます。そのうちのかなりの部分がジャータカをもとネタとしたものです。
私の宗派、浄土真宗本願寺派では、桜庭尚吾さんや武田正文さんの法話はやさしくてわかりやすいものです。
こうしたインターネット上の教材もドンドン視聴されたらよいと思いますが、やはりフェース・トゥー・フェースで、じかにお坊さんと触れてお話したり、寺院活動に参加したりすることには及びません。どうぞ、一周忌の折にいろいろお尋ねになり、ご法話についても出来たらあらかじめ、「こんな話を伺いたい」と連絡してお願してみてください。また、お寺の法要や行事にも参加なさることをお勧めします。
質問者からのお礼
お礼お返事遅くなり失礼いたしております。
ありがとうございました。
無事法要の日に、聞く事ができました。
今回は、主人が急に亡くなってしまった事で子供達も、なんでなんだ…と心の傷は消えないまま、疑問に残るままだと思います、それに対して、人は年齢に関係なく死が訪れる、でも、パパがいたからこそ、みんなとの、人と人とを繋いでくれるといったお話でした。
亡くなっても、パパは近くにいるんだ、そばにいて守ってくれているんだというお話のようでした。
今後も、機会がある度に色々お話をきかせてもらいたいとお願いしようと思います