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自宅介護で息が詰まる感覚がありしんどい

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現在、今年の1月に85歳になった母方の祖母の世話を自宅でしています。
母方の祖父は14年前に死別しており、祖母の子供は母の他に叔母がいます。

祖母は癌と脳梗塞を経験しており、ストマ持ちで認知症はありますが杖をつかないで歩ける程度には元気です。

基本的に自宅では父がいる日は父が食事を用意し、いない日はわたしが用意をしています。また、朝は母が面倒を見ています。

基本動作には問題のない祖母ですが、最近認知症がひどくなってきたせいでしょうか。

・物を捨てられたと騒いで泣く
(現在、祖母のもともと住んでいた実家の掃除をしており、基本的に祖母の望むものは全て家に持ってきています。ですが、あれがないこれがないと言い出します)

・出かけたい時に出かけられないと閉じ込められていると言い出す

・私や母のことをお手伝いさんだと感じて接することが多々ある

・しょっちゅう携帯や財布を隠しては無くす。また、現金をティッシュにくるんで袋に入れ、その結果ほかしてしまう

など、多岐に渡ります。

祖母の行動や言動自体は、認知症やアルツハイマー特有のものであると考えてなるべく流すようにしています。

しかしながらどうしても祖母の世話をしてストレスが溜まってしまう自分がおり。祖母の世話を私や父がしていると母が

「みんな協力的で助かる」「このままでいれるかぎりはこのままでいたい」

と言うのですが、それを言われるたびにいつまでこの生活が続くのかと考えてしまう自分に嫌気が差します。

母はおそらく、祖母が徘徊などを始めない限りは介護施設を探すことはないと思います。

そのため、私はこれからも自分の感情に付き合いながら祖母の手伝いをしていかなければならないのだろうなと漠然と考えています。

家族にはもちろん、相談できるタイプの友人もいません。こういった感情とは今後どのようにして付き合っていけば良いのでしょうか。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

無理に感情に折り合いをつけるよりも…

85歳のお祖母さんを家族で介護されているのですね。ストーマを使いながら、そして認知症も出てきたお祖母さんを家族だけで介護するのは、友近さんはもとより、ご家族の皆さまのご負担の大きなことかと思います。

また、閉じ込められていると言い出すとか、お手伝いさんのように接する、物を失くすなど、介護している友近さんにとっても、認知症だからと流すようにしていても、友近さんの仰る通り、やはり辛いものかと存じます。

お母さまの「このままでいれるかぎりはこのままでいたい」という希望もありながらも、それを聞く友近さんにも、友近さんの負担も大きな生活が、ゴールが見えないまま続いていくのはしんどいことかと思います。

私も、介護の経験は無く、専門職ではありませんので、正確な回答はできないのですが、今の時代、お祖母さんを介護施設に入所させる以外にも、在宅介護サービスの選択肢も増えてきました。一度、お住まいの市町村の地域包括支援センターや、保健福祉課などにご相談されてみるのはどうでしょうか。

直接、電話したり、足を運ぶことがためらわれるならば、今の時代はインターネット上で情報を公開しているところも多いので、調べてみても良いかもしれません。

友近さんが、ご自身の感情と付き合いながら、今の生活を続けていくこともできるのでしょうが、それでは、いつまでも辛い思いは変わらない気がいたします。友近さんのお父さんやお母さんの、お祖母さんについての介護方針の希望もあるでしょうから、それらを踏まえて充分に相談する必要はありますが、だからといって友近さんがご自身の希望を捨てる必要は無いと思います。情報を集めて、介護の選択肢を増やすことが近道かと考えます。

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真宗大谷派僧侶。共に悩める場所を求めてこちらに参りました。
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質問者からのお礼

お礼のコメントが遅くなり失礼いたしました。
回答をいただいて2月後、祖母が末期癌に侵されていることが発覚し、叔父叔母の家での介護が始まりました。そのため、祖母とは12月からは離れて暮らしていました。祖母は二日前に亡くなり、本日、葬儀です。

この回答をいただいてから一度母と相談し、いわゆるデイケアなども考えましたが、結果的にはそのまま自宅介護→12月からは叔父叔母の家で介護という形で、祖母を看取りました。この質問を書いた当時はつらい、しんどいという気持ちが大きかったですが、今となっては祖母と身近でいれる貴重な時間だったのだなとしみじみ感じております。
お話を聞いてくださり、ありがとうございました。

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