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腹が立って忘れられなくて悩んでいます。

回答数回答 1
有り難し有り難し 19

1年前に
いろいろあって落ち込んでいて、
弱っていて
よくわからない人を好きなってしまいました。
今思い出すとなんで
あんな人を信頼していたのか
わからないです。
その人すべてが
思い出すだけで
今とても気持ち悪くてたまりません。

その人は
なんかアクティブなので
まわりや誰かからその名前を聞くたびに
気持ち悪くて
具合が悪くなります。

忘れたいのに、
すごくすごく
嫌なことをされたので
悔しくて忘れられません。

なんていうか。
詳しくは書けないのですが
落ち込んでいた時に、

とても上から目線なことを言われたんです。当時は落ち込んでいて冷静に考えられなかったのですが、
後に考えれば考えるほど
むかついて腹が立って仕方ないです。

これは一例ですが、

たかだか
20代で人生のすべてをわかったかのように上から目線なアドバイスがほんとうにわたしの心を傷つけました。

あなたのその言葉で傷ついたと言っても、

なるほど!そんなことで傷つくんだね!
そう言われて傷つくということはね、それは昔のカルマが〜

と謝らず
かなり見当違いなことを言ってきて、
わたしを見下していて
腹が立ってもう
縁を切りました。

でもむかついて仕方ないです。
どうやったらそいつのことを気にしなくなるでしょうか、


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

あなたが強くなること、つまらん人間を相手にしないこと

 腹が立つ。むかつく。そういう気持ちになるのも無理ないですね。でも、このままの状態ではいけない、と思い、こちらのサイトに質問されたのだと思います。私なりに考える答えとしては、タイトルに書きました「あなたが強くなること」であり、「つまらん人間を相手にしないこと」だと思います。

1、強くなるということ

 「強さ」とは何か定義するのは難しいですが、私は下記のように考えました。

①、相手の嫌がらせに耐える強さ
②、相手を説得する強さ
 このことについては、他の回答に詳しく説明しましたので、こちらを御参照下さい。 http://hasunoha.jp/questions/3588

 「上から目線なアドバイスがほんとうにわたしの心を傷つけました。」
本当に不愉快な思い出だと思います。愛語で無い言葉を、あなたの中で愛語に換えて行く作業をしてみて下さい。これからの人生で、高潔な人や善良な人とばかり接していければいいですが、嫌な奴とも出会うでしょうし、仕事づきあい近所づきあいせざるを得ない場合もあります。今回のような嫌な奴との出会いも、これからの人生のための勉強の機会だったと受け止めてはいかがでしょうか?

2、つまらん人間を相手にしないこと

 あなたは根が素直だから、きっと相手の一言一言に顔が赤くなったり青くなったり身震いしたりと反応されたのではないでしょうか?そういう反応を見て、相手はますます面白がり、更に追い打ちをかけるような言葉を放ってきたことと思います。
 お釈迦様は自分に向って悪口雑言をまくし立てる男に対して、静かに黙って聞き、一言も反論しなかったそうです。そして、最後に「今、あなたは私のことをひどくののしった。でも、私はそのののしりを少しも受け取らなかった。だから、あなたが言ったことはすべて、あなたが受け取ることになるんだよ。」と言われたそうです。
(詳しくは、http://hasunoha.jp/questions/369 の川口英俊師の回答を御参照下さい。)

このお釈迦様の言葉を参考にしてみて下さい。

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有り難し
おきもち

 目の前の方の悩みや気持ちをしっかりと受け留め、心を開いてもらうように努め...
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質問者からのお礼

ありがとうございます

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