戒名代について
こんにちは。初めまして。
早速ですが質問させてください。
先日祖母が亡くなり、お葬式は普通のお葬式会社で行い、以前からずっとお世話になっている菩薩寺のお坊さんに戒名やお葬式を頼みました。祖父は早くに亡くなっていたため、戒名のランクが居子だったので祖母は大姉にすることにしました。すると、その菩薩寺のお坊さんからその位なら100万円は普通みんな払うと言われました。恥ずかしながら、我が家には全く貯金がなく100万円も一気に用意できません…と伝えたところ、分割でもいいから払えと言われたみたいです。父は借金してでも払うしかないか…と思っていたみたいですが、生命保険が降りることがわかり、ギリギリ借金をしなくてすみそうです。この話を熱心な同じ宗派の方に聞いてみたところ、分割にしてまで払えというのはおかしい!初めて聞いた!と言われました。それを知って、煩悩にまみれてるお坊さんに不信感が募っており離檀を考えています。離檀する際も、かなり高額な金銭を要求してきそうですが、子孫が困るとかわいそうなので必ず離檀してみせます。ここで質問なのですが、戒名代やお坊さん代は分割にしてまで払うものなのでしょうか?他のお坊さんの場合の相場を知りたいです。ちなみに宗派は曹同宗です。下世話な話ですがよろしくお願いします。
煩悩まみれのお坊さんに困っています。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
同行者として、申し訳ない気持ちです。
苦を抜く役目のものが
逆に人を苦しめるなんて
僧侶の風上にも置けないです。
平等を説く仏教では
本来なら法名・戒名にランクなどありませんから
今後は気になさらなくて大丈夫です。
お墓は
そのお寺の境内墓地にあるのでしょうか?
もしそうなら
墓石の移設に際して工事しなければならないので
その住職とのやり取りが面倒ですね。
他の墓地にお墓があるなら
そのまま疎遠になっていけば良いだけです。
他のお寺を探して事情を説明すれば
そこの檀家にしてくださるでしょう。
宗派や寺院、地域によって大きく異なります。
あきたきさん、こんにちは。書き込みありがとうございます。
お祖母さんが亡くなられたこと、お悔やみ申し上げます。
お祖母さんが亡くなり、菩薩寺(いわゆる菩提寺のことでしょうか?)に葬儀を頼まれたのですね。あきたきさんはお祖父さんを既に亡くされているので、お祖父さんの戒名に応じた戒名をつけてもらったと。
戒名料について、そのランクなら100万円はみんな払うと菩薩寺の僧侶に言われたのですか。お金を用意するのが難しく、払えないと相談したところ分割でも良いから払えと言われたと。
同じ宗派の知人に聞いたところ、分割で払えというのは聞いたことが無いと言われて、菩薩時に不信感を抱かれたのですね。離檀を考えているけれども、その時にも離檀料を要求されそうで心配がある。
戒名代やお坊さん代は分割にしてまで払う必要があるのかというご質問ですね。
あきたきさんのお話を、私はそのように聞かせていただきました。そうですね。まず、こういったものは宗派や寺院、地域によって大きく異なります。
また、お坊さん代、多分「お布施」とか「ご法礼」のことだと思いますが、これは僧侶の人件費ではないんです。そう見える部分は大きいですし、僧侶もそこからお給料を頂いて生活しているのは間違いないのですが、お布施・ご法礼はこれからも僧侶や寺院が仏教を伝える場として続いていくことを願って使われるものであって、単純なお坊さんの人件費ではありません。
戒名料100万円はすごいですね。私は聞いたことが無いです。うちの宗派は戒をもたないので法名と称しますが、そもそも法名料も取ってません。院号法名を要望されると、本山に収めるお金と、掛け軸を作るための費用がいるので、これだけお願いしますと事前にお話しますが、1/10程度の金額です。
お布施や院号法名の費用を、これだけ払いたいけど一括では払えないから分割で払いたいという要望は受けると思いますが、お寺から分割で払えということは無いです。
ただ、先に述べた通り、宗派・寺院・地域によって大きく異なります。今の寺院との関係を変えても、地域の中であきたきさんたちに問題が起きないかや、お墓がそのお寺にあるかどうかも考える必要があります。
その上で、お寺を変えたいなら、変えたら良いと思います。離檀料も取るお寺と取らないお寺があります。トラブルになるなら、弁護士さんにご相談ください。
様々な場合があります
拝読させて頂きました。
大切なお祖母様がお亡くなりになられたことを心よりお悔やみ申し上げます。そしてお祖母様が必ず仏様に導かれて沢山のご先祖様方迎えられ心安らかになります様にと仏様にお願いし心を込めてご供養申し上げます。至心合掌 南無阿弥陀仏なむあみだぶつ
お祖母様は必ず仏様に導かれてご先祖様方に迎えられて一切の迷いや苦しみからも救われて心安らかに皆さんとご成仏なさることでしょう。そしてこれからもあなたや皆さんを優しく見守っていて下さいます。
ご質問のお布施についてはやはりご無理のない範囲にて心を込めてお納めするものです。基本的にお布施の金額の大小ではありません。とはいえお寺の運営やご住職のお考えや地域性によってもお布施の金額の差は激しいです。都市部はやはり比較的に高かったりします、或いは檀家さんが少ないお寺では維持していく為に高額なお布施を要求なさるところもあります。
そのお寺さんへのお布施については今までのご関係もあったことでしょうからご家族の皆さんでよくよくご相談なさってこれからの供養の在り方やお墓の維持をご検討なさって下さいね。
分割については例えば一昨年うちのお寺でもお葬儀のお布施を10万円のお布施をお納め頂くに当たり、お施主さんから今はお金がないからお納めできる時に少しずつお持ちしますと言われて3か月に1度位ずつ1万円を納めて頂いたケースがあります。基本的にはお寺としてはご無理のない範囲にて分割にて納めて頂きましたので特に問題はありませんでした。或いはお葬儀の時には全くお布施をお包み出来ないので落ち着いて少し余裕が出来たらばお納め致します。という場合もあるのです。
ですのでそれぞれ状況に応じてだと思います。又お布施はお金に限りません、お米を頂いたり果物やお菓子をお供え頂いたり、お寺の草むしりのお手伝いを頂いたりお寺の行事のお手伝いをして頂くのもお布施です。
大切なことは皆さんが仏様やご先祖様方を心を込めてご供養なさっていくことですし、そのお気持ちを捧げることです。
よくよくご相談なさってみて冷静にご判断なさって下さいね。
これからもお祖母様やご先祖様方はあなたやご家族の皆さんをいつも優しく見守っていて下さいますからね。
戒名をお金で買う?
居士や大姉の号は、うちのお寺であれば総代(役員)を務めた方とその配偶者につけます。
つまり、お金では買えない称号(お寺に貢献した人につける)です。
本来はお金では買えないものを無理矢理お金で買おうとするなら、それ相応の負担を求められる可能性はあります。
夫が居士だったからその妻には大姉というのは、よくあるパターンですが、お寺によって違うかもしれません。
そこまでお金を出して「大姉」にこだわる必要があったのかは疑問です。
何年間も役員を務めてくださった方々の労力を考えるなら。
どちらも本来は、お気持ち、志であり、お礼として渡すもの
あきたきさま
こういうお寺、僧侶がいるから日本の仏教全体のイメージ、印象が悪くなってしまう、あるいは、いつまでも悪いままになってしまっているのであります・・
もともと戒名料も離檀料も、支払う義務はもちろんありません。
どちらも本来は、お気持ち、志であり、お礼として渡すもので、戒名(僧籍の名前)を頂いたお礼、離檀料もこれまでご先祖様を供養して頂いたお礼としてのものとなり、お礼をお寺、僧侶が要求するなど、もともとはおかしな話となるのであります。
お礼するまでもないとなれば、当然に渡さなくて良いものであります。
葬儀のお布施も、もちろん、同じようにお礼としてとなりますから、決まった額なども本来は存在しないのであります。
ただ、いくらにすれば良いのかで、おおよそのことはやはり聞かれることはありますし、失礼のないようにと考えられる場合もあり、だいたいのことを事前に伝えることはあります。
それでも葬儀お布施と戒名料と併せてで20-30万円ぐらいが一般的と言えるのではないだろうかと思います。拙寺院でも25万円とお伝えしていますが、色々事情もおありでしょうから、頂ける額で構いませんのでと申します。
トラブルを避ける意味でも弁護士、司法書士、行政書士を介して、正式な文面でのやり取りとするのも一つでしょう。
戒名料も離檀料も、もともと支払い義務の無いものであるため、士業を介せば、もはや強くも言い得るものでもないでしょう。ただ、事前における契約や規則・規定等での料金設定があれば、やはり支払わなければならない場合もあるでしょうが、そこは士業と相談して解決を目指すべきでしょう。
川口英俊 合掌
納得しなければ離檀しても良いと思います。
あきたきさん、こんにちは。金剛座寺住職の染川智勇と申します。天台宗になります。
戒名料に法外な金額を要求、しかも分割払いでも払ってくださいといわれたのですね。戒名に対するお布施は、宗派というより、そのお寺お寺によって違います。有名なお寺や大きなお寺、街中のお寺だと、大姉号だと100万円のお布施の相場というのも良く聞きます。もともとお戒名というのは2文字で、後は冠、つまり飾りです。だから短いから悪い長いから良い悪いというものではありません。
ただし、特にお寺に功績のあった方には称号としての言葉を2文字戒名に功績を意味する文字をつけて特別に讃えます。そして、そのような功績がない方でも、最後のお寺に貢献するお布施として頂くというのが寺側の理屈です。またお寺の運営維持のために檀家がお布施の額を決めているお寺もあります。
信教の自由ですから、指導者たる住職と信仰的な信頼関係が結べなければ、離団してもかまいません。離檀費は払う必要はありません。ただしお寺所有の霊園にお墓があり、檀信徒のみの利用の規約があれば、離檀の場合はお墓があれば整地に戻して返還する墓地撤去費はかかります。
その理解の上で、あなたの理念にかなうお寺さんを探して良いでしょう。先ほど言いましたように、お寺さんの多くは居士・大姉号レベルは、高いお布施が必要なお寺が多いです。そのお寺に見合ったお戒名に付け直すという方法もあります。
さらには、お戒名に高額をつけないお寺住職さんもたくさんあります。お布施なしでつけられるお寺もあります。私のお寺だと戒名込みのお葬式の基本は20万円をお願いしますが、その遺族のご都合で決めてくださいと伝えます。10万円もあれば、3万円、1万円のお布施でご葬儀をし戒名を授けたこともあります。お戒名はお布施に関係なく、基本は九文字の院号居士を授けます。
あなたが尊敬するお寺、住職さんを探すのが本当の信仰です。ハスノハでボランティアをするような素晴らしいお坊さんもたくさんいます。是非自分の師になるお寺さん、住職さんを見つけてください。
応援します。合掌
質問者からのお礼
ご回答いただいた皆様へ
ご回答いただきありがとうございます。
わたし自身、色々と立て込んでおりお礼が遅くなり申し訳ありません。
祖母のお葬式の際に父が言っていたのですが、その問題の坊主のお父さん(先代)からの付き合いで、祖母は本当に感謝していました。と言っていました。毎月、お布施?も納めていたみたいです。それにも関わらず、祖母を無事送り届けてあげたいと言う気持ちよりも、お金を優先する問題坊主にとてもとても不信感が募りました。いろいろと説法?を説いていたのですが全く心に響かず、何言ってんだこいつ。って思ってしまっていたのも本音です…。仏教に対して、悪いイメージがついていましたが、ご回答していただいた皆様のように、気持ちに寄り添ってくれたり、無理難題を押し付けてこないお坊さんがいることを知り、安心しました。私の次の代が困ってしまわないように、お金がかかろうが離檀をし、しっかりと気持ちを寄り添ってくれるお坊さんを見極めていきたいと思います。
ありがとうございました。