うつで休職中、復職・退職で迷っています
2つ、ご相談させて頂きたく思います。
①職場の人間関係でうつになり現在休職中ですが、復職・退職で迷っています。退職する場合は3カ月の職業訓練を受けて、その後ずっと行きかった留学をしようと考えています。下記のような点から、復職か退職かどちらがいいのか悩んでいます。
●復職●
・良い点:
不本意なかたちで退職をしない、リハビリ(短時間)出勤で社会復帰できる、新しい部署で新しい知識や技術が得られるかもしれない、会社の海外オフィスの人達と人脈を作り留学の際に協力してくれるかもしれない
・悪い点:
原因となった人達と顔を合わせる・悪口を言いふらされるかもしれない(休職前も言いふらされたので)、社内で問題のある人と見られる、今まで中途半端な仕事しかさせて貰えなかったが異動しても変わらないかもしれない、病状が悪くなってしまうかもしれない
②今回原因となった人達の問題を人事に相談したところ、私の話が本当かどうか内部調査をするか聞かれましたが、社内の人達が本当のことを言うと思えない(言ってもプラスにはならないので)、また、私が人事に言ったと広まってしまうかもしれないと思うと、リスクが高くお願いできません。しかし、その問題の結論が出ないとずっとその人達のことを考えて前に進めない気もします。
内部調査をお願いすべきでしょうか。他に良い方法はありますでしょうか。
また、会社は今回の問題で業務への支障の有無だけを聞いて、私がつらい思いをしたこと(上司は誰が見ても明らかなひいきをする人でそれを仕事に出されたり、私の個人情報を人に話されて嫌な重いをし、またそれが上司なので何も相談できなくなってしまったなど)には対応してくれそうにありません。それが会社なのかもしれませんが、問題として捉え動いてもらう方法はないのでしょうか。
もし何もせずに許すしかない場合には、どうしたら憎い人達を許せるのでしょうか。
宜しくお願い致します。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
もっと上回りなさい
思い切って「目標」を変えればよいのです。
復帰とか、生活の収入の為とかではなく
「私と同じ苦しみを体験した人を救うための本を書いて世の人の苦しみを除くのだ」と。
あなたにしかできない大きな使命を感じてください。
これは本当にあなたしかいません。
ぜひお願いしたいと思います。
皆ストレス、ハラスメントで退職求職、つぶされてそこで泣き寝入りです。
みながそれで犠牲になって終わり。
特に女性は男性社会に潰されてしまうことがほとんどです。
そういう人たちの力になってあげてくさい。
憎い人、被害者意識は持つだけ損です。被害者意識、恨みは捨てて、人の風評に振り回されず、押しつぶされることなく、立ち向かっていってください。
これは私に天が与えた試練だと思って、会社で働くことの目標、意義を「私と同じストレス味わった人たちも救う力を広めるために」に、と頭の中で強く念じて変えてください。
目標が変われば嫌な人に出会った時も対処が変わります。
こんなことで倒れるわけにはいかない、と強さが生まれます。
多くの人を救う力は誰もが納得します。そのエネルギーによってあなた自身も救われ、憎かった人でさえも許せるようになるでしょう。
多くの人の役に立つ生き方を選択することであなたは必ず救われます。
後悔しない選択をする
うつを患った一人として解答させて頂きます。
うつの原因には2つあるとのこと。
頑張りすぎ
我慢しすぎ
先ずこの2つの原因があるかを探してみることです。
具体的な方法は白紙に鉛筆で書き出すこと。
このような作業をすると自分のうつの原因がハッキリしてきます。
自分が書き出した内容をよく確かめて選択してみたらいかがでしょうか。
休職中でも残してくれた会社に感謝しましょう。
本当に仕事を辞めたいなら、辞めるのもいいと思います。嫌いな人と仕事をしてもいいことはありません。鬱も治りません。
この文章を読む限りまだ、あなたはこの仕事を続けたいのかなぁと勝手にワシは思いました。あなたの会社に支店や営業所があるならそこに異動して嫌いな人と距離を置くのもいいと思います。どんな仕事がしたいのかは分かりませんが、今の仕事をコツコツすることの方が自分のしたい仕事に「急がば回れ」になります。(ワシの経験上ね。)
とにかく、1つ目は嫌いな人ととにかく距離を置く、少しでも遠くに行くことを考える。幸い人事課の人はあなたの味方に立って頂けそうなのでその意見を通すのはどうでしょうか?
2つ目は留学は止めた方がいいです。このようなものは学生のうちにすべきで働きだしたら自分のすべきことはどんなことも息抜き(ストレス解消)です。自分の生活に関わることなので慎重に考えるべきです。会社の辞令なら仕方ありませんが・・・。
一顆明珠(いっかみょうじゅ)という言葉があります。これはある僧侶が師匠の元だけでは修行が足らず、もっと見識を深めたくて旅に出ると、途中で石につまずき足を痛めると。自分の体は同じではない。常に痛みを受けたりして変化をしている。痛みはどこから来るのか?と考えた時に外に求めることが虚しくなり師匠の元へ帰ったという話です。ちょっと難しい話ですが、簡単に言えば内で上手くいかないことは外に出ても上手くいかない。自分はどうしたら良いのかを常に考えて行動しなくては外に出ても同じ結果しか招かないという意味です。明珠とは宝の事です。大切なのは自分の中にある宝を見つけることです。
色々な制度もできるだけ利用する
lumo様
川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。
職場の人間関係の問題で心の病となられて、復職か退職かで悩んでおられるご様子・・以前にも同じく職場の人間関係がうまくいかずに、鬱病となられて、休職の決断ができずに悩まれておられるご質問がございました。
問い「人間関係でうつになりましたが、休職の決断ができません」
http://blog.livedoor.jp/hasunoha_kawaguchi/archives/1002980844.html
このお方の場合は、パワハラの恐れが原因にあるかもしれないとして、総合労働相談センターや男女共同参画センター、労働基準監督署への相談のご提案や傷病手当金給付制度、休業手当金給付制度、失業手当金給付制度の利用についてもご紹介をさせて頂きました。
また、『・・実際に休職となれば、手続きを済ませて、しっかりと休職に入り、復帰の機会をつくれるように、心身共にゆっくりと休み癒して、可能であれば定期的に会社側との意見交換の場も持って、復帰後の環境についての話し合いもして、スムーズに復帰できるように調えて参りたいものでございます。もちろん、このようなケースにおける会社側の理解があるかどうかも大きく問われるところとなりますが・・』と述べさせて頂いておりますように、会社側の姿勢次第でも復帰へ向けての環境が大きく違ってくることになるのではないかと存じております。内部的事情次第では、部署替え、配属替えの人事異動、上司の交代等も申し出て、できる限り復帰できる環境を調えられるように話し合いを進められてはどうかとは存じます。
「もし何もせずに許すしかない場合には、どうしたら憎い人達を許せるのでしょうか。」・・
『・・仏教的には、憎しみによる悪い行いは、悪い結果を招くこととなるため、できるだけ憎しまずに済むように、この悔しい気持ちを少しでも減らしたい、無くしたいとなりましたら、上記のように色々な制度を利用して、正当に粛々と進めるのが良いのではないかと存じます。・・』
明らかなパワハラによる退職となれば、裁判して闘うという方法ももちろんあります・・が、まだまだ色々とハードルが高いようには存じます。もし一考なさられるのであれば、一度弁護士に相談なさられて下さいませ。
善処を祈念申し上げます。
川口英俊 合掌