hasunoha お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト

お坊さんに質問する
メニュー
メニューを閉じる

友達と恋人が欲しい

回答数回答 2
有り難し有り難し 18

寂しいです。なので友達と恋人が欲しいです。お釈迦様の教えに友達と恋人の作り方ってありませんか?


この問答を娑婆にも伝える
facebookTwitterLine

お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

「私は万人の友である」 釈尊

苦手な人とか、価値観の違う人とも仲良くなれる方法は「こちら」「わたし」「強烈な自我」がなくなること。とげとげした「アタシ」という「ガ(我)」があれば、ぶつかり合ってしまうこともあるでしょう。

そもそもなんで坊さんが坐禅をするのかと言いますと、一つにはこの自分自身の上から「ガ(我)」というオレオレ、自分自分、アタシアタシした我の意識をその立ち上がり以前、起動する以前の自己を見つけるためでもあります。

坐禅なんて意味ないと私も学生時代に思っていましたし、足痛いし、退屈じゃんとおもっておりましたが、トンデモナーイ。(-。-)y
心は穏やかになる、自分の持っている眠っていた力は引き出される、コンプレックスは解消される、発想は無限大、アイデア、イノベーション、トンチは沸く沸く。
指導者がポン〇ツだと何をやっていいかわからんですが、ちゃんとマスターされた人のもとで行えば手ごたえのある素晴らしい功徳が得られます。
その結果、本当に自分に正直に生きられるようになれますし、この男性はちょっと違うなぁということもわかるようになれますし、本当に自分にとってふさわしい相手を見つける力にもなるでしょう。
機会があったら数分でもいいので、坐禅をちゃんとやってみようと志してみてください。要点を会得すれば人生を変える大きな力となるでしょう。

{{count}}
有り難し
おきもち

お悩み相談08020659278
今月の法話 文殊の剣 ❝己がそのものを観ていながらそこに余計な色や思いをつけたさぬその己の様子を「こそ」見届けてみてください。❞(本文より) 「大丈夫、慧の剣を取る。」 大いなる菩薩や老師は智慧の剣を取って、人の迷いの見解を断ち切り真実の姿をみせてくださいます。 智慧の剣とは人間の自我、我見の無いこころからなる、無垢で清らかなる「事実の様子」「本来の様相」を見極める力ともいえましょう。 それこそが智慧の剣なのです。 文殊とは自己を鎮め得た者の姿。 人間の内なる思慮分別の猛獣を修め得て、その上に鎮座する姿。 事実を事実のとおりに見るということは、余分なものがないということです。 そこに現れる余分な見解というものを断ち切った姿。 そもそも、もともと一切の事象、事実というものには余分なものはありません。 とは言えども、それでも人は人の習癖・習慣的に物事に思いをつけたす。 いまや「写真で一言」という要らぬ添え物をするバラエティ文化もあるぐらいですから、ものを本当にそのままに受け取るということをしない。 文殊様の持つ剣、智慧の剣というものは、そういう人間の考えを断ち切る働きを象徴したものです。 その文殊の剣とはなにか? お見せしましょう。 いま、そこで、みているもの、きこえていること。 たとえ文字文言を観るにしても、そのものとして映し出されているという姿がありましょう。 文字として見えているだけで意味を持たせてもいない、読み取ってもいないままの、ただの文字の羅列のような景色としてみている時には、文字であっても意味が生じません。 本当にみるということはそこに安住しています。他方に向かわない。蛇足ごとが起こらない。 見届けるという言葉の方が適しているかもしれませんね。 ❝己がそのものを観ていながらそこに余計な色や思いをつけたさぬその己の様子を「こそ」見届けてみてください。❞それはものの方を見るというよりはそれを見ている己を見つめる姿ともいえましょう。 そういうご自身のハタラキ・功徳に気づく眼を持つことです。 あなたの手にはすでに文殊の剣がありますよ。用いることがないのはもったいないことですね。

あなたはどんな人を友達や恋人にしたいですか?

過去の質問も含めて読ませていただきました。

人生に絶望し、人間関係もうまくいかなく、生きる気力を失っておられるのですね。心中お察しいたします。

さて、お釈迦様の教えに、「友達と恋人の作り方」なんていうハウツー的なものはありません。
仏教とは、そもそも自分と向き合うものなのです。世の中はあるがままに存在するのみであるとの真理を学び、それを自己と照らし合わせながら自分と向き合うのです。もちろん言葉でいうのは簡単ですが、実践するのはとても難しいものです。

それはさておき、友達と恋人の作り方を知る前に、人との交わりを前向きに行う状態に持って行かなければ、そこまでたどり着きません。
では人と上手に付き合うにはどうすればいいか?それは小手先の言動だけではどうしようもありません。いくら上辺だけ繕っても、そのうちに見抜かれてしまいます。そして人は離れていくでしょう。
ですから、一生懸命に前向きに誠実に自分が生きることが大切なのです。一生懸命な人は、輝いて見えます。前向きな人は、一緒にいて気持ちが明るくなってきます。誠実な人は、一緒にいて安心できるでしょう。

たとえばmicuenさんは、後ろ向きで否定的で、何もせずに愚癡ばっかり言ってるような人と友達になりたいと思いますか?もしくは恋人としてお付き合いしたいと思いますか?
自分がどういう人と友達になりたいか、恋人になりたいか、そこを考えてみれば自ずと答えは出るんじゃないでしょうか。

何か少しでも参考にしてみて下さいね。

{{count}}
有り難し
おきもち

個別相談可能
京都府・大阪府・奈良県の県境に当たる、京都府京田辺市の天王院というお寺でお勤めさせていただいております。山手の方にある、自然に囲まれた日蓮系宗派のお寺です。 13才から僧侶となり、たくさんの方と関わってきました。 現在は42才となり、3人の子育てに奮闘中です!また、教育関係の仕事にも勤めたことがあります。 自分の経験したこと全てが私自身の糧となり、それが人を救う力になればいいなと、何があってもポジティブに考えるようにしてます。 その経験を活かし、 ・人間関係 ・将来の不安 ・仏事全般 など、様々な質問に答えていきたいと思っております。 何か悩み事がある、個人的に相談したい、質問について他の人に知られたくない、という方は遠慮なくメールにてご相談下さい。 今までにたくさんの方からメールにてご相談をいただいておりますので、気軽にご相談してみて下さいね! また、ハスノハの回答には字数制限があり、私の回答に対するお礼に返事が出来ない場合も多々あります。ですので、返事を望まれる場合もメールにてご連絡下さい。 メールアドレスは下記をご参照下さい。 一両日中に返事をするようにしておりますが、こちらからの返事が届かない場合は、 ・メールアドレスを間違えていないか ・受信拒否設定はどうなっているか を確認して、もう一度メールを送っていただければありがたく思います。 また、お寺に直接訪問されてのご相談も受け付けております。その場合は、まずメールか電話にてその旨をお知らせ下さい。 お寺の予定と照らし合わせて、日時を調整させていただき、お寺の詳しい場所などをお伝えいたします。 ただし、電話回線が1本しかないこと、他の法務の電話が多いことから、失礼ながら電話での悩み相談は承っておりません。 直接お寺に参詣されての相談か、メールにての相談に限らせていただきます。 また、直接お寺に参詣されての法事や、ZOOMを通じての法事なども受け付けておりますので、希望があれば何でもご相談ください。 メールアドレス joukai4378+soudan@gmail.com 電話番号 0774-65-0161
法事や行事がなければ、平日・休日共に 9:00~12:00 14:00~17:00 の時間帯で相談できます。 土曜日や祝日の前の日なら、お寺の予定が何もなければ 21:00~ でも相談できます。 他にも調整できる場合もあるので、お問い合わせください。 人に話をしたり言葉に出すことで、気持ちが晴れたり、考えがまとまったりすることもあります。 どうぞ遠慮なくご相談ください。

質問者からのお礼

お礼遅れて申し訳ありませんでした。また相談にのってください。

煩悩スッキリコラムまとめ