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お父さんに会いたいです

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有り難し有り難し 23

私が6歳の時に両親が離婚していてそれから父に会っていません。今どこにいるかも生きているかも分からないけどとても会いたいです。
わずか6年しか一緒にいなかった父ですが不思議と色々な思い出があります。一緒に遊びに行ったことも父がよく読んでくれた絵本もすごくよく覚えています沢山思い出はあるのに父の顔が思い出せません。父に繋がる情報も一切なくて思い出す度に苦しいです。会いたくても会えないもどかしさや苦しみはどうすればなくなるか教えて頂きたいです。
もし父と会えたら私は高校生になって部活も勉強も頑張ってるよって伝えたいです。
まとまりのない文章で申し訳ありません。回答頂けると幸いです。


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お坊さんからの回答 3件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

メニーレ・テモーイ・タークナイ

秘密の御真言をおしえてあげましょう。
ググってもそのままでは出てきませんが、お唱えするとご家族に祈りが届く魔法の言葉です。
ラピュタの滅びの魔法「バ〇ス」とは異なり、家族の愛を引き寄せる日本の古来から受け継がれてきた言葉でありこの世の真理でもあります。
唱えれば唱えるほどに大人たちは本心の奥底に眠る良心を刺激されて仏の心が引き出されてそれはもうあなたのことを放っておけなくなります。
人はこの世に生まれる際に四人の守り神に守護されて生まれてくるといいます。
その守り神さまとは俗世では「じいじ」「ばぁば」とも言われております。
あなたはこの世に生まれてきた時点で父方・母方の二人のおじいさんと二人のおばあさんに守護され、深いご縁があって誕生してきました。仮にお父さん、お母さんが離婚してしまっても👴👵じいじ、ばぁばは何の利害関係も無いのでその後の人生をずっと守ってくださっているのです。あなたのお父さんもお母さんもその二人のおじいさん、おばあさん(おとうさん&おかあさん)を縁としてこの世に誕生いたしました。そして、この世に生を受けたあなたのお父さんとお母さんがこの世界で出会ってあなたが生まれたのです。
よって、あなたをかげながら気にかけてくれているおじいさんとおばあさんを頼りにすることです。
たとえ、コロナの中であっても電話や何らかの連絡手段があるはずです。あなたのおじいちゃんとおばあちゃんはお父さんのことを何か知っているはずです。おかーちゃんはいわゆる、その、しかじか、かくかくで別々に生活するようになったわけですから、おかーちゃんに聞いてもいいのですが、離婚するほど仲が悪くなっちゃったわけですから、おかーちゃんが嫌なことを思い出して不機嫌になるかもしれませんので、おじーちゃんに会いたいとかおばーちゃんとお話ししたいということでお力になってもらうとよいでしょう。
ですが、お母さんにもあなたがお父さんと会うことを当然手伝う義務はあります。
大人たちは大人の身勝手な都合であなたの親を取り上げてしまうようなことをしてしまいますが、あなたにはお父さんにあってかかわりを続ける権利があります。
誰であってもわがこは可愛いもの。どんなに山あり谷ありでも目に入れても痛くないのです。https://www.youtube.com/watch?v=B2eNYoSX-18

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有り難し
おきもち

お悩み相談08020659278
今月の法話 文殊の剣 ❝己がそのものを観ていながらそこに余計な色や思いをつけたさぬその己の様子を「こそ」見届けてみてください。❞(本文より) 「大丈夫、慧の剣を取る。」 大いなる菩薩や老師は智慧の剣を取って、人の迷いの見解を断ち切り真実の姿をみせてくださいます。 智慧の剣とは人間の自我、我見の無いこころからなる、無垢で清らかなる「事実の様子」「本来の様相」を見極める力ともいえましょう。 それこそが智慧の剣なのです。 文殊とは自己を鎮め得た者の姿。 人間の内なる思慮分別の猛獣を修め得て、その上に鎮座する姿。 事実を事実のとおりに見るということは、余分なものがないということです。 そこに現れる余分な見解というものを断ち切った姿。 そもそも、もともと一切の事象、事実というものには余分なものはありません。 とは言えども、それでも人は人の習癖・習慣的に物事に思いをつけたす。 いまや「写真で一言」という要らぬ添え物をするバラエティ文化もあるぐらいですから、ものを本当にそのままに受け取るということをしない。 文殊様の持つ剣、智慧の剣というものは、そういう人間の考えを断ち切る働きを象徴したものです。 その文殊の剣とはなにか? お見せしましょう。 いま、そこで、みているもの、きこえていること。 たとえ文字文言を観るにしても、そのものとして映し出されているという姿がありましょう。 文字として見えているだけで意味を持たせてもいない、読み取ってもいないままの、ただの文字の羅列のような景色としてみている時には、文字であっても意味が生じません。 本当にみるということはそこに安住しています。他方に向かわない。蛇足ごとが起こらない。 見届けるという言葉の方が適しているかもしれませんね。 ❝己がそのものを観ていながらそこに余計な色や思いをつけたさぬその己の様子を「こそ」見届けてみてください。❞それはものの方を見るというよりはそれを見ている己を見つめる姿ともいえましょう。 そういうご自身のハタラキ・功徳に気づく眼を持つことです。 あなたの手にはすでに文殊の剣がありますよ。用いることがないのはもったいないことですね。

親の恩

親と子の気持ちは、ご夫婦のご事情と別ものです。
 嫌いなどというちょっとネガティブな気持ちではなく、成長した自分を見せて喜んでもらいたいという気持ちは立派です。
 お母様のご事情もあると思いますが、自分は父に対してそういう気持ちでいるとお伝えしても良いと思います。
 もちろん、今、あなたがそのようにポジティブに考えられるのは、お父様と会えなくなってから後のお母様のお育てのおかげもあります。
 子としては、両親にはともに感謝しているとお伝えしてよいと思います。お母様と相談して、お母様が合いたくなければ、独り立ちできたら、二十歳になったら、状況を教えてもらうとか、連絡を取ってみるとか、いろいろやってみて良いと思います。

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有り難し
おきもち

初期仏教というか仏教本来の教えを学びつつ、その在家信者のあり方から見た日本仏教、浄土真宗ということで活動しております。 先祖供養とか功徳回向とか、みんなお釈迦様が最初からおっしゃっていたって、ご存知でしたか。私たちも謙虚に堂々と日本仏教しましょう。

お父様とはいつもあなたを見守っています

拝読させて頂きました。
そうですね、お父様に会いたいですよね。きっとお父様もそう思っていら者ると思います。
そしてあなたが健やかに成長なさっていかれることを心から願い祈っているのかと思います。
様々な理由で人は別れなければならなですが、あなたとお父様とのご縁は今でもつながっているでしょ。
どうかこれからも合間にお父様も心の中で思い、お父様にこれからも見守っていて下さいとお祈りなさって下さいね。そしてまたいつか必ずお会いできるようにとお祈りなさって下さいね。
あなたがお父様や皆様に優しく見守られながら心豊かにお健やかに成長なさっていかれ立派な大人になり、いつの日かお父様と再会なさり喜び合うことができるように心から祈っています。そしてあなたやお父様やご家族の皆さんが毎日を心穏やかに過ごしていかれます様切に祈っています。
またあなたの思いをお聞かせ下さいね。あなたを心よりお待ちしています。

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有り難し
おきもち

個別相談可能
脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。(佐野ラーメンが有名な処です。)これからも皆様のご質問に対して誠心誠意回答させて頂きたいと存じます。まだまだ修行中の身ですので至らぬ点あろうかとは存じますが共に精進して参りましょうね。お寺にもお気軽に遊びに来てください。
ご相談は朝から午後5時まで受け付けております。 人間関係や恋愛のお悩み、自殺願望、大切な方の死に直面した苦しみなど、どんな内容でも構いません。一人で抱え込まずに、ぜひお辛いお気持ちを吐き出してください。 仏様や神様、ご先祖様は、いつもあなたを見守り、聞いてくださっています。あなたが少しでも穏やかな気持ちになれるお手伝いをさせていただきます。

質問者からのお礼

皆様貴重なお時間を割いてまで私の質問に答えて下さりありがとうございます。
ずっと父の事を考えて苦しかったけれど皆様のおかげで少し前が向けそうです。
父と母は仲が悪くなって離婚したわけではありませんが、父の事を母に話すのは少し勇気が出なくて今まで話せませんでした。ですがこれを機に母と話してみようと思います。
たとえ父が私をもう大事に思っていなくても私はずっと父が大好きです。また家族で話をしながらご飯が食べれたらいいなと思います。

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