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私は結婚できますか?

回答数回答 3
有り難し有り難し 36

今の彼と付き合って四年。
同棲して1年以上。

将来の話がない。

結婚できるのか、子供も産めるか、

とにかく
不安で心苦しいです。


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お坊さんからの回答 3件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

今の状態は、やはりお辛いですね。

 女性ですから、男性からのハッキリしたプロポーズをお待ちなのだと思います。ただお付き合いが長いですから、彼氏はキッカケが無いと言葉にしないかも知れませんね。

 いちこ様もプライドがおありでしょうが、やはりご自身の本心を彼氏にハッキリ伝えるべきかと思います。いちこ様の方からプロポーズしてしまうのもアリだと思います。

 もしかしたら、望まない答えが返ってきて、今の状態が終わってしまうかも知れません。それでも構わない覚悟ができれば、いちこ様からアプローチしてみてはいかがでしょうか。

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有り難し
おきもち

 浄土真宗(大谷派)/広島県広島市/17世住職。  1967年京都市生まれ。山形大学理学部卒業後、証券会社で勤務。30歳で脱サラし、親戚筋の超覚寺に入寺、45歳で住職継職。  遺族の分かち合いやお悩み相談などグリーフサポート活動を続け、お寺の掲示板による法語伝道にも尽力している。カープ坊主の会会員。
こちらに法事が入っていなければ、ご希望の日時に相談させていただきます。 想いを吐き出しても、あなたの環境は変わりませんが、あなたの気持ちは変わっていきます。 どうぞ安心してお話しください。

ことばにすること

将来のことはだれにもわかりません。
ゆえにわたしたちは、天気予報などをみて、
とりあえずの安心を得るのであります。

出来るのは
「明日は晴れますように」
「雨であっても、静かに暮らせますように」

と、明日が善き日となるよう、信じて祈り
今を生きることだけであります。

さて、
彼には、あなたの思いをお伝えされたのでしょうか。
汲み取ってほしい、その思いがあっても、
言葉に出すことによって、開けるものも
あろうかと存じます。

実は小生の友人(♂)にも煮え切らん者がいて、
お付き合いしている方がいるのに、愛しているのに
自分のこれまでの生活と激変してしまうのではないかと
結婚をためらっているものがおります。
もう30も半ばを超えております(==;)

彼女さんから、おなじようなご相談を受けました。
そのときにも、まず、自分は結婚をこう思う、
今後はこうしていきたい、
あなたがどう思うかは別だけど、と、お話
されてみてはいかが?と申しました。

で、その煮え切らん我が友人にも、同様に申しました。
言葉にしてきちんと伝えなさいと。

その後どうなったかがわからないのですが、
彼女は言葉にしてよかったとは申しておりましたので
幾分か楽にはなったのかな?と感じております。

ご自身だけで抱えず、このサイトだけではなく、
親しいご友人、ご家族などにもご相談され(ているかとは
思いますが)
あなた様の、これからの一歩一歩が、しあわせに
満ち溢れていきますように、
ただただ祈るものであります。
さちあれ、さちあれ。合掌

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有り難し
おきもち

結婚はしてもらうものではなく、二人でするもの。

私だったら今日中に問いただします。
「…私達このままどうなるの…。」
「え?」
「…結婚、考えてくれてるの?」
彼の数秒の沈黙が何時間にも感じた。
彼の口から出たことばは…!  続きはCMの後…!
('ω')こんにちは。そりゃ心配でしょうね。
なんとなくズルズルでは相手にも責任意識を持たせないことになりますので、あなたの口からきちんと!問いただした方が良いと思います。不安であることを話すだけでも彼の反応からざっくりと彼の真意、決意、責任感、あなたを思う気持ち、夫としてふさわしいかどうかも分かるはずです。
もしくはタイムリミットを決めてはいかがでしょうか。
何年の何月までに彼から話が出なかったら別れる。
ワタシなら今日中、今夜中ですよ。結婚する気も無い男と同棲しつづけてもねぇ…。
あなたは30代、ということですから、彼には責任が自動的に発生すると思います。
その自覚があるかどうかだけでも問いただした方がお互いの為にイイと思います。
あなたが恐れていることは彼と別れてしまったらもう出会いが無いのではないか…という不安もあると思いますが、この時代、ちゃんとした出会い系イベント、◎◎コンパが存在します。万が一彼がダメでも、次なる可能性はあなたが必死で行動すれば必ず見つかります。
お互いの家族とのこと、出産における年齢的な体の負担のこと、結婚はそれぞれが主体性を持たなければとても成就いたしません。彼が優柔不断ならば、あなたが決議するべきです。
光陰矢の如し。すみやかに結論なされることをお勧めいたします。

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有り難し
おきもち

お悩み相談08020659278
今月の法話 文殊の剣 ❝己がそのものを観ていながらそこに余計な色や思いをつけたさぬその己の様子を「こそ」見届けてみてください。❞(本文より) 「大丈夫、慧の剣を取る。」 大いなる菩薩や老師は智慧の剣を取って、人の迷いの見解を断ち切り真実の姿をみせてくださいます。 智慧の剣とは人間の自我、我見の無いこころからなる、無垢で清らかなる「事実の様子」「本来の様相」を見極める力ともいえましょう。 それこそが智慧の剣なのです。 文殊とは自己を鎮め得た者の姿。 人間の内なる思慮分別の猛獣を修め得て、その上に鎮座する姿。 事実を事実のとおりに見るということは、余分なものがないということです。 そこに現れる余分な見解というものを断ち切った姿。 そもそも、もともと一切の事象、事実というものには余分なものはありません。 とは言えども、それでも人は人の習癖・習慣的に物事に思いをつけたす。 いまや「写真で一言」という要らぬ添え物をするバラエティ文化もあるぐらいですから、ものを本当にそのままに受け取るということをしない。 文殊様の持つ剣、智慧の剣というものは、そういう人間の考えを断ち切る働きを象徴したものです。 その文殊の剣とはなにか? お見せしましょう。 いま、そこで、みているもの、きこえていること。 たとえ文字文言を観るにしても、そのものとして映し出されているという姿がありましょう。 文字として見えているだけで意味を持たせてもいない、読み取ってもいないままの、ただの文字の羅列のような景色としてみている時には、文字であっても意味が生じません。 本当にみるということはそこに安住しています。他方に向かわない。蛇足ごとが起こらない。 見届けるという言葉の方が適しているかもしれませんね。 ❝己がそのものを観ていながらそこに余計な色や思いをつけたさぬその己の様子を「こそ」見届けてみてください。❞それはものの方を見るというよりはそれを見ている己を見つめる姿ともいえましょう。 そういうご自身のハタラキ・功徳に気づく眼を持つことです。 あなたの手にはすでに文殊の剣がありますよ。用いることがないのはもったいないことですね。

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