徳を積むとは？？
回答 2
有り難し 45お坊さん方こんにちは。
初歩的な質問かも知れませんが、「徳を積む」とはどうゆうことですか？
いい事をするということ？
もしそうだとすればコンビニなどで募金をしたりすることですか？
また、徳を積むとどうなるのですか？？
なんの取り柄の無い私でもできますか？
質問ばかりですいません。回答よろしくお願いします🙏
お坊さんからの回答 2件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
あなた自身、変わっていきたいという想い（願い）があるのでは。
今までの質問も読ませてもらいました。
「徳を積むと、どうなるのか？」
あなた自身、変わっていきたい、状況を変えたいという想い（願い）があるのではないですかね？
上手くいかない、大切なものを手離さなければならなかった、自分にはどうすることもできなかったことが悔しいのですよね。
どうしたらいいのだろう、何をしたら変わるのだろう、未来に望みを、そんなすがる気持ちなのではないかなと思います。
善行を積む.良い行いを重ねると、口では簡単に言えますが、なかなか難しいものです。それは、人間だからです。人間の善悪の基準も、行いの達成も、人間の物差しや満足度でいくらでも変化します。曖昧で勝手なものにも、なってしまいます。だから難しい。
これは、生涯かけて、仏様の教えを聞き続け、頷いて生きる生き方の問いであります。仏様のお救いに報恩感謝の手を合わせる日暮らし.生き方が、周りへの関わりにも影響してきますし、今を変えていくことに繋がっていく。
「徳を積む」とは、コレで、コレをやりなさいというものでもないということです。
あなたの問題として、今をどう切り抜けるか、そこが悩みなんじゃないのかなと思いますよ。
まずは、規則正しい生活リズムから、心身を整えていきましょう。心を健康に。
やっぱり自分で変わらなきゃ、変化も生まれないのでね。
仏教に触れ、学んでみるのもいいですね。
見方、生き方のヒントにであえるかも。
行為・原因から見ると
善行為をして、その結果（善業、善根、功徳、徳など）を得るという言い方になるでしょう。
結果から見ると、善行為をして、徳（功徳、善根、善業など）を得たという言い方になるでしょう。同じことなんですけど。
一回だけの善行為とその結果は、こういう感じです。善因善果、悪因悪果の法則がありますので。
何度も善行為をして、何度もその結果を得ると、徳（功徳など）が積もります。
というわけで、「徳を積む」というと、何となく何度も善行為をしている、むしろ、生きる中で善行為が当たり前になっている、そのため、どんどん徳が積まれているような、そんな感じがします。
善行為は、具体的には何でもいいのですが、心が善でやることが大事です。
仕事をするなら、自分が得して相手が損するのではなく自分のためにも相手のためにもなる仕事をすると、善行為です。
子育ても、子供を善悪をわきまえた立派な人間に育てることは善行為です。
夫婦、家族関係も、伴侶を信頼し信頼を裏切らず、親を敬いお世話して、お互いに楽しく支え合えたら、そのまま善行為です。
一つ一つの特別な善行為よりも、やはり生き方がそのまま善で生きると、自分も周りも楽しいし、徳がどんどん積まれます。
質問者からのお礼
お坊さん方ありがとうございます。
回答とても助かりました。
