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ずるいという感情

回答数回答 2
有り難し有り難し 23

私と夫は結婚して約1年、アラサーで共働きです。
最近、夫が義家族と高い食事に行くことが増えています。
大体、月に2~3回のペースで1人2万円程度のディナーをしています。
誕生祝等のイベントだけではなく、それ以外にも休日が合えば…という感じです。
 

私も同じように、実の家族と奮発したディナーにでも行ければいいのですが、
家族は医療従事者であるため、コロナ禍になってからほとんど会えていないですし街にディナーに行くのは、両親にとって論外だと思います。
 

義両親は既に定年しており、フットワーク軽くどこへでも行けます。
夫も義兄も結婚しているため、お金に余裕があり、ご飯に行くときには義両親が夫と義兄にご馳走しているようです。
 

一方で、私の両親はまだ働いているため、休日もなかなか都合がつかないことも多く、さらに、私の兄弟は学生でまだまだ手もお金もかかるため、義家族のようにはいきません。
 

何の気兼ねもなく親にご馳走してもらっていいご飯を食べている夫と、話に聞くだけの私…。なんだかみじめになって、ずるいと感じてしまいます。
 

多分この「ずるい」という感情は、夫のことを「羨ましい」と思う感情と、仲間外れにされているような疎外感が綯い交ぜになったものではないかと考えています。
 
とはいえ、家族が集まって水入らずでご飯をしているところに、他人の私がずけずけと入っていくのも気が引けますし、あくまで義家族ですから、ほどほどのお付き合いでいたい気持ちもあります。
また、夫に同じ金額のディナーを奢ってもらうのも、共働きという点もあり、引け目を感じてしまいます。
結局、私が奮発して夫や家族といいご飯を一緒に食べるくらいしか気持ちのやり場がなさそうです。
 

こんな感情をどう処理したらいいのでしょう。
夫に伝えようにも、伝え方がわからずもやもやしてしまっています。いっそ伝えないほうがいいのでしょうか。


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

歩み寄ってみましょう!

質問読ませていただきました。

義家族との距離間や、ご主人の行動や自身の感情に悩んでおられるのですね。
心中お察しいたします。

さて、義理のご両親はどのようにおっしゃっているのでしょうか?
みんなで一緒に食事に行こうと誘ってくれているのでしょうか?
それとも「ふうりんさん達は連れて行かず、息子だけ食事に行こう」と言っているのでしょうか?

前者でしたら、たまにはお言葉に甘えてみてもいいのではないでしょうか?月に何度もというのは、ふうりんさんの申し訳ない気持ちや、水入らずを邪魔したくないという気持ちもあるので心苦しいでしょう。しかし、たまに奢っていただく分には、義実家とのコミュニケーションにもなりますし、ご主人への「ずるい」という気持ちも抑えられてくると思いますよ。
それに義両親も、ふうりんさんを「娘」として接してくれようと思っているのかもしれませんよ。そんな思いにたまには歩み寄って応えてあげてもいいんじゃないでしょうか。

しかし、後者でしたら話は全く変わってきます。
それでしたら、親離れ子離れが全くできていません。義両親の行動や考え方を変えることは難しいので、ご主人にしっかりと言ってもらう必要があります。「妻をのけ者にして、自分だけ頻繁にごちそうになるわけにはいかない」と。
ご主人も自分さえ良い思いをすればいいというわけでなく、ふうりんさんの事情や思いを気遣ってあげなければ良い夫婦関係は築けません。それが、結婚すると言うことですし、夫婦生活というものです。
ですから、冷静に自分の思いや考えをしっかり伝えて、ご主人と妥協点を見出してお互いに歩み寄ってみて下さいね。

ふうりんさんの状況がどちらかはわかりませんが、何か少しでも参考にしてみて下さい。
不安でも追加の相談でも何でも良いので、必要ならばプロフィールを参照いただき、メールやZOOMの個別相談をご利用くださいね。

※追記です
相手への伝え方や表現の仕方で変化することもあります。
「会えない方に合わせなきゃいけないのか?」という捉え方をされてしまったのであれば、やはり言葉足らずの部分もあったのでしょうか。
正直なところ詳細な状況がよくわかりませんので、よければメールでも結構ですからご連絡下さいね!

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年齢の順番

義両親ももっと若い頃は色々と苦労があったはずです。
年齢の順番で、やっと老後を楽しめる時期に来ただけ。
あなたの両親にも、そしてあなた方ご夫婦にも、いずれそのような時が来る。
あなたの夫はそのような義両親の楽しみ方を見ているわけだから、あなた方ご夫婦も老後は同じように楽しめるライフプランを描いてくれるのではないでしょうか。
どうぞあなたもご両親も健康に気をつけて、長く生きれば楽しいこともあると希望を持ちましょう。

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がんよじょうし。浄土宗教師。「○誉」は浄土宗の戒名に特有の「誉号」です。四...
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質問者からのお礼

ありがとうございました。
自分の気持ちを話してみましたが、「ふうりんが両親と会えない状況なのはわかるが、会えない方に合わせないといけないのか」と言われました。
ただ、気持ちがほしかっただけなのに。
すごく残念でした。

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